更新日:2017年10月17日

3歳児なら19時就寝7時起床!? 実は足りてない子どもの睡眠の実態

日本は世界的に見ても子どもの睡眠時間がダントツで少ないと言われています。一見問題ないかのように見えても、実は不足している子どもの睡眠時間。私たちが思っている以上に子どもの心身に影響を及ぼしています。お子さんの睡眠時間が足りているか、是非チェックしてみてください。

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子どもを何時に寝かせてる?

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皆さんのご家庭では、お子さんは何時に寝ていますか? もちろん、年齢によって多少前後はあるものの、小学生低学年ぐらいまでであれば、私の周りは21時頃を目安にしているママが多いようです。とはいえ、ママがお仕事している場合などは、どうしても夕食が遅くなり、寝る時間も遅くなってしまいますよね。

まだお昼寝をする生活であれば、多少の睡眠不足はお昼寝で補うことができますが、2~3歳を過ぎてお昼寝をしなくなってくると、夜の睡眠時間を十分取ることが大変重要になってきます。では、子どもはいったいどれぐらいの睡眠時間が必要なのでしょうか。

年齢別の必要睡眠時間

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年齢別の必要睡眠時間については様々な目安があり、多少の差はあるものの、一日の睡眠時間のおよその目安としては次のように考えられていました。

1~2か月……10時間~18時間
3~11か月……10~13時間 + 数回の昼寝
1~3歳……12~14時間
4~6歳……10~13時間
6~12歳……10~11時間
13~18歳……8.5~9.5時間

例えば、もうすぐ3歳になるうちの下の娘の場合は、1か月ほど前からお昼寝をしない日が増えてきました。本当なら、お昼寝をしない日は早く寝かせたいのですが、実際はお姉ちゃんがいるので、ベッドに入るのは変わらず21時。眠りにつくまでに15分ほどかかり、朝もお姉ちゃんの登校に合わせて7時には起きているので、睡眠時間は10時間に満たないことになります。

上の目安では3歳児は最低12時間必要となっているので、2時間も足りません。12時間寝かせるためには、19時就寝7時起床が理想的ということになりますが、19時に寝かせるのはなかなか難しいですよね。

次にもう一つの目安をご紹介します。最近、アメリカの専門家がそれまでの基準を見直し、新たな目安を次のように発表しました。

0~3カ月……14~17時間(以前のデータでは12~18時間)
4~11カ月……12~15時間(以前のデータでは14~15時間)
1~2歳……11~14時間(以前のデータでは12~14時間)
3~5歳……10~13時間(以前のデータでは11~13時間)
6~13歳……9~11時間(以前のデータでは10~11時間)
14~17歳……8~10時間(以前のデータでは8.5~9.5時間)

こちらの目安をもとにすると、3歳児の最低ラインは10時間なので、これならベッドに入る時間を30分早めればなんとか基準をクリアできそうです。

このように、必要睡眠時間については様々な見解があり、また個人差もあるので、あくまで目安にしかなりませんが、睡眠が成長に関わると言われている以上、自分の子どもの睡眠時間が足りているのかどうかは親として気になるところだと思います。

睡眠はなぜ大切?

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そもそも睡眠は、体力を回復させるのはもちろん、成長ホルモンの分泌や自律神経のバランスを整えるために大変重要です。また、睡眠時には学習や記憶に関わる脳の機能が発達し、最近の研究では脳内の老廃物の処理(脳の浄化)までが睡眠中に起こっていることがわかっています。

睡眠不足の影響

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従って、子どもの睡眠が慢性的に不足すると、次のような影響があると言われています。

・体の成長、知能や運動能力の発達が遅れる
・情緒不安定になりやすい
・集中力がなくなる
・記憶力が低下する
・免疫力が低下し、風邪を引きやすい
・ワクチンを接種しても免疫がつきにくい

・事故やケガをしやすい
・攻撃的になる
・肥満になりやすい(睡眠時間が10時間未満の子は12時間以上の子に比べて、3倍肥満になりやすい)
・糖尿病になりやすい
・リスクを軽視し、目先の誘惑に惑わされやすくなる(アメリカで10代の若者を調査した結果、就寝時間が10分短くなるごとに、アルコールや薬物経験がある割合が4~6%上昇)

どうでしょう。想像以上に多くの影響があると思いませんか?

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子どもの睡眠不足を疑うべきサイン

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では、実際に子どもの睡眠が足りているのかは、何を基準に判断すべきでしょうか?睡眠不足の子どもには以下のような兆候が見られるそうなので、お子さんが当てはまるかどうか確認してみましょう。

・朝なかなか起きることができない
・(小さい子の場合)いつもは機嫌よく遊んでいる時間帯に機嫌が悪い、またはママから離れられない
・(小さい子の場合)やたら奇声を挙げる
・集中力がない
・昼間に眠たくなって寝てしまうことがある
・休みの日に朝起きるのが遅い
・落ち着きがない
・反抗的な態度
・学校の勉強についていけない

特に小さな子は、眠たくなるとやたらとハイテンションになりますよね。大人は睡眠不足だとボーっとしたり、無気力になったりしますが、子どもは体力が消耗している分、逆に落ち着きがなくなったり、興奮しやすくなったりする傾向があるそうです。そのため、ある研究によると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断された子どもの中には、実際は単なる睡眠不足だったケースが見られることがわかっています。

私は下の子の睡眠不足を心配したのですが、どちらかと言うと、小学校から帰ってきて、ふいに眠ってしまうことがあったり、朝の寝起きが悪かったりするのは、上の子の方だと気づきました。今まで上の子の生活リズムに合わせているがために、下の子の睡眠が足りていないと思っていたのですが、実は上の子の睡眠時間も足りていないのかもしれません。

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日本における子どもの睡眠の現状

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日本の子どもは22時以降に寝ている子の割合が非常に高く、夜型傾向にあると言われています。
日本小児保健協会が1980年~2000年に行った睡眠習慣に関する調査によると「1歳6か月児・2歳児・3歳児・4歳児・5-6歳児のすべてにおいて22時以降に就寝する割合が増加」しているようです。このことから、子どもの生活リズムが年々夜型傾向にあることが明らかになりました。

また、2010年のデータでは、世界16か国で0~3歳児の睡眠時間を比較したところ、日本の乳幼児の睡眠時間が11.37時間で一番短かったそうです。

子どもの就寝時間が遅くなる一つの原因として、日本の添い寝文化が考えられます。海外だと子どもは子ども部屋の自分のベッドで1人で寝るのが一般的なので、親の生活リズムに関係なく、子どもを寝室に送るだけで済むのですが、日本はママが添い寝してあげることが多いので、どうしても親の生活リズムと子どもの就寝時間を合わせなくてはならないですよね。

その他にも残業が多い事など、様々な背景により、日本全体で睡眠が短い傾向があるので、尚更危機感を感じにくいかもしれませんが、子どもの成長を考えると、もっと睡眠を重視した生活に切り替える必要があるのかもしれません。

海外のある研究では、自分が睡眠不足だと感じていない子であっても、いつもより睡眠時間を1時間長くとった結果、実施したテストの結果が向上したそうです。ということは、現状の睡眠時間で問題ないかのように見えても、1時間長く眠らせてあげることで、実はもっと能力が発揮できたり、向上したりする可能性があるということだと思います。

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十分な睡眠時間を与えるために

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お子さんが眠そうにしている時、単に「眠たいサイン」と考えるとそれほど重要に感じませんが、これからは是非「睡眠が足りていないサイン」としてとらえてみてください。そう考え方を変えるだけで、睡眠時間を確保してあげなくては、という気持ちがうんと高まるはずです。

冒頭に挙げた睡眠時間はあくまで目安に過ぎません。また、それぞれの目安にも幅があるので、是非お子さんのサインを見ながら、お子さんが本当に必要としている睡眠時間を見極めてあげてほしいと思います。特にお昼寝をしなくなったお子さんについては気をつけてみてください。

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引用元:review.rakuten.co.jp

まとめ

睡眠不足が成長に及ぼす影響を知れば知るほど、子どもが本当に必要としている睡眠を与えてあげることの大切さを改めて感じました。

なかなか生活リズムを変えられなかった我が家ですが、早速、いつもより30分ほど早く子どもたちを寝室に連れていくようにしました。寝つくのに苦労するかと思いきや、15分もたたないうちに寝てしまい、これまでの就寝時間が遅すぎたことを反省しています。

元々睡眠時間が短い傾向にある日本では、何かと軽視されがちな睡眠ですが、子どもの健やかな成長のためには、もう少し積極的に睡眠時間を確保する努力が必要なのかもしれません。

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konomi

2人の女の子のママです。子どものこころを受け止める子育て、…

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