更新日:2017年10月03日

単純ヘルペスが赤ちゃんにうつるとどうなる?対処法は?

単純ヘルペスを発症しているママは要注意!小さな赤ちゃんにヘルペスがうつると最悪の場合死に至る可能性があるのです。単純ヘルペスを発症してしまった時の注意点と対処法をご紹介します。

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単純ヘルペスとは

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単純ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスの感染によっておこる水ぶくれや湿疹のことを言います。単純ヘルペスは一度感染してしまうと、完治することがなく、一度症状が落ち着いても体調不良などをきっかけに水ぶくれや湿疹が出てくる厄介な病気です。全身に症状が出る可能性がありますが、唇や口の周りに症状の出る「口唇ヘルペス」や性器に症状が出る「性器ヘルペス」の感染数が多いと言われています。

口唇ヘルペスとは

日本人の10人に1人が感染していると言われている口唇ヘルペスは、別名熱の華や熱の吹き出しと呼ばれおり、風邪で体調を崩したり、ストレスが溜まったりすると唇や口の周りに赤い湿疹や水ぶくれができます。この湿疹や水ぶくれはかゆみや痛みを伴い、2週間ほどで症状が落ち着きます。最初の発症時が一番症状がひどいと言われており、発熱や倦怠感を伴う場合があります。

性器ヘルペスとは

性器ヘルペスは、陰部やお尻に単純ヘルペスウイルスが感染し、水ぶくれや湿疹が出きます。女性が感染するとかゆみや痛みを伴った水ぶくれや湿疹が出るほか、おりものの変化、排尿痛などの症状が現れることが多いです。口唇ヘルペス同様最初の発症時が一番症状がひどく、歩くのも困難になるほどの激痛になることもあります。

単純ヘルペスはどこからうつる?

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単純ヘルペスウイルスは非常に感染力が強く、接触することで簡単に感染してしまいます。特に口唇ヘルペスは日常生活を送っているだけでも周りに人に感染してしまうことがあるため家族内での感染が多いようです。

水ぶくれや湿疹に触れた手から

水ぶくれや湿疹に触れた手で相手に触れてしまっただけでうつしてしまう可能性があります。水ぶくれや湿疹に触れた場合は手を石鹸で良く洗いましょう。

ウイルスのついたグラスから

発症している人が使ったコップやお箸などを使うと、コップやお箸に付着したウイルスによって感染してしまう可能性があります。単純ヘルペスを発症している場合は使用する食器を完全に分けるようにしましょう。

ウイルスのついたタオルから

患部に触れたタオルを周りの人が使用するだけでうつしてしまう可能性があります。食器同様、タオルも完全に分けるようにしましょう。

くしゃみや咳から

単純ヘルペスウイルスは唾液からも感染するため、くしゃみや咳による飛沫感染の可能性もあります。発症時はマスクをするとより安心です。

性行為から

特に性器ヘルペスの場合は性行為から感染する場合がほとんどですが、患部に触れた手からお尻や陰部に感染することもあるため、陰部以外に単純ヘルペスを発症している場合も性交渉を控えたほうが良いでしょう。

単純ヘルペスは母子感染の可能性も

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実は、単純ヘルペスは母子感染する可能性もあるのです。妊娠中に単純ヘルペスを発症した場合はすぐにかかりつけの産婦人科に相談しましょう。

胎内感染

母子感染の中では極めてまれな胎内感染ですが、胎内感染すると胎児は先天性ヘルペスウイルス感染症を発症し小頭症、水頭症などの中枢神経系異常を引き起こす可能性が非常に高くなるのだそうです。

産道感染

分娩時に赤ちゃんが産道で単純ヘルペスウイルスに感染すると、新生児ヘルペスを発症します。この新生児ヘルペスは非常に怖い病気で生後1週目ごろから病状が現れ、最悪の場合死に至ります。

新生児ヘルペスとは

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新生児ヘルペスは、全身型、中枢神経型、表在型(皮膚型)に3病型に分類され、表在型は全身に湿疹や水ぶくれができますが比較的軽い症状で済む場合が多いのですが、全身型は多臓器不全により死に至る可能性が高いと言われています。中枢神経型もヘルペス脳炎と言われる中枢神経症状が現れ、脳や肝臓などに後遺症が残るそうです。

新生児ヘルペスはキスでもうつる?

新生児ヘルペスは母子感染だけでなく、前述のような患部への接触やくしゃみ、咳などから感染する可能性もあります。可愛い我が子を思うばかりに発症を忘れてむやみにキスをしたり、赤ちゃんと同じタオルを使用すると新生児ヘルペスを引き起こす可能性があるのです。

ママが単純ヘルペスを発症した時の対処法は?

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もし、妊娠中や出産後すぐにママが単純ヘルペスを発症してしまった場合は、赤ちゃんへの感染を防ぐためにすぐに対処する必要があります。

妊娠中のママの対処法

妊娠中に単純ヘルペスを発症した場合はすぐにかかりつけの産婦人科に相談をしましょう。特に妊娠後期に性器ヘルペスの疑いがある場合は産道感染を防ぐために帝王切開による出産が行われるため、必ず相談しましょう。

新生児のママの対処法

ママと赤ちゃんが使うタオルや衣類を完全に分けましょう。飛沫感染の可能性もあるため赤ちゃんと接するときはマスクをするとより安心です。併せて、ママの症状を早めに抑えるために皮膚科や婦人科で薬を処方してもらいましょう。

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まめちょろ

1歳のわんぱく息子と日々格闘しながら楽しい毎日を送っていま…

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