更新日:2017年06月14日

生理前の下腹部痛!PMS(月経前症候群)と妊娠初期症状の見分け方は?

生理前なのに生理痛のような症状に悩まされたことはありませんか?生理前に不快な症状を感じる女性は多いですが、日常生活に影響が出るほどの症状に悩まされるときには、「PMS(月経前症候群)」の可能性が考えられます。今回は、このPMSと見極めが難しい妊娠初期症状との違いをご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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目次

    PMS(月経前症候群)の症状と原因

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    症状、特徴は?

    「PMS」は正式には「Premenstrual Syndrome」、日本語では「月経前症候群」と呼ばれています。生理前に起こる体調不良の総称で、生理の始まりとともに症状が消えたり軽くなったりするのが特徴です。

    症状を感じない人もいますが、生理のある女性の内、およそ8割が何らかの生理前の不快な症状を感じていると言われています。症状が続く時期も個人差が大きく、排卵時期から生理開始まで続く人もいれば、生理開始の前日に少しだけ症状を感じるという人もいます。

    原因は?

    PMSの原因はまだはっきりと解明されてはいませんが、主に3つの原因が考えられています。簡単にご紹介しますね。

    〈ホルモンバランスの乱れ〉
    女性の体では、排卵後に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減り、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増えるもの。その2つのホルモンのバランスが一時的に乱れることで、生理前の不快な症状が表れるのではないかと考えられています。

    〈セロトニンとオキシトシン〉
    排卵後から生理開始1週間後までは、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌が増え、精神的に安定すると言われています。しかし一方で幸福感を増やすセロトニンの分泌量が生理前に減ってしまうため、オキシトシンの分泌量に比べてセロトニンの減少量が大きければ、PMSが起こると考えられています。

    〈低血糖〉
    生理前には血糖値を下げる作用のあるインスリンが効きづらくなり高血糖になります。すると、体が血糖を下げようと頑張りすぎて今度は血糖が下がりすぎてしまいます。このような流れで起きた低血糖によって、PMSが起こるのではないかといわれています。

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    生理前症候群(PMS)の症状、原因、対処法!いつから症状が出るの?

    PMSを緩和する方法は?

    PMSを悪化させてしまう一番の原因は、ストレスだと考えられています。そのため、映画を見たり、軽い運動をしたりと気分転換をする機会をもち、ストレスをあまりためないようにしましょう。

    また食生活を見直すことも、PMSの緩和に効果的だと言われています。バランスのいい食事を心がけ、ビタミンB6 やビタミンE、カルシウム、マグネシウム、大豆イソフラボンなどを摂取するのがおすすめです。脂肪や糖分、塩分の高い食事や、カフェイン、アルコール、たばこなどは控えるようにしましょう。

    もしもPMSによって日常生活に支障が出てしまっている場合は、医師に相談すると低用量ピルや精神安定剤、抗うつ薬などを処方してもらえることがあります。無理をせず、一度病院を受診してみて下さいね。

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    症状の緩和をサポートしてくれるアイテムもあります。こちらのルナテアはホットドリンクタイプのサプリメントで、お湯に溶かして飲むことができます。ぽかぽかと体の芯から温めてくれ、症状を重くするといわれる体の冷えを防ぎます。

    生姜をはじめとした植物から抽出した成分がイライラやストレスを抑えてくれ、気持ちを落ち着けてくれます。ただ、症状を直接治すものではありません、あくまで症状の緩和をサポートする商品なので、症状が重度の方は病院で受診してもらいましょう。

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    月経前症候群(PMS)の緩和におすすめのサプリメントです。1日1粒で女性のからだをサポートします。美容健康のためにイソフラボンを摂取している女性も多いのではないでしょうか。

    イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれており、腸内でエクオールという成分に変化し、このエクオールが女性ホルモンと似た働きをしてくれるのです。

    しかし、イソフラボンがエクオールに正常に変換されるのは、日本人の半分程度と言われています。つまり残りの半分の人は、イソフラボンを摂取しようと大豆を食べても効果が薄いということになります。そこで開発されたのがこのサプリメントです。エクオールを直接摂取することで腸内環境に関わらず、しっかりと女性の健康を守ります。

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    妊娠初期症状の腹痛の特徴と原因

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    特徴

    生理前に生理痛のような症状を感じたら、すべてがPMSというわけではなく、妊娠初期症状の可能性も考えられます。痛みの感じ方は人それぞれですが、このような症状が起こることが多いようです。

    ・子宮のあたりがチクチクと痛む、鈍痛がある
    ・下腹部が引っ張られるような痛みがある
    ・子宮のあたりがむずむずし、違和感がある
    ・恥骨あたりが痛む

    痛みの感じ方だけでPMSと見分けるのは難しいですが、普段と痛みの感じ方や感じる場所に違いがある場合は、妊娠初期症状としての腹痛を疑うようにしましょう。

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    妊娠したかも?と感じたら…チェックしたい16個の妊娠超初期症状

    原因

    妊娠初期には、赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなるために痛みが出ることがあります。また、妊娠初期にはホルモンバランスが変化し、それによって腸の働きが弱くなってしまい、便秘や下痢を引き起こし、腹痛を感じることもあります。

    腹痛の対処法

    妊娠初期症状としての腹痛は生理現象のため、完全に解消することは難しいもの。ただ痛みを和らげるため、足湯をしたりお腹を温めたりして、身体の冷えを解消することをおすすめします。

    またお腹に力が入ると症状が悪化してしまうこともあるため、長時間の立ち仕事や重いものをもつこと、長時間の運転などは控えるようにしましょう。

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    妊娠超初期の下腹部痛とは?いつまで続く?原因・対処法まとめ

    着床痛の可能性もある?

    生理予定日1週間ほど前に下腹部痛を感じる場合は、着床痛の可能性も考えられます。合わせて着床出血がみられるときには、妊娠している可能性が高いと言われています。

    ただ着床痛はまだ医学的には解明されていないため、専門家によっては「着床痛なんて存在しない」「排卵痛などと勘違いしているのでは?」と考える人もいるようです。

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    着床時期はいつ?自覚症状はあるの?過ごし方・注意点とは

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    着床痛とは?着床痛の時期と期間、痛みの症状について

    子宮外妊娠の可能性もある?

    生理前に生理痛のような痛みを感じ、それが長期間続く場合は、子宮外妊娠をしているかもしれません。子宮外妊娠とは、子宮以外の卵管などに受精卵が着床してしまうことで、発見が遅れれば卵管破裂などを引き起こしてしまうことがあるので、注意が必要です。

    子宮外妊娠は早期発見が大切なので、妊娠検査薬で陽性が出たらすぐに病院を受診するようにしてくださいね。

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    子宮外妊娠の場合の妊娠検査薬の反応は?陽性反応が薄いと子宮外妊娠?

    PMSと妊娠初期症状の見分け方

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    高温期の継続

    女性の身体は、生理が始まると2週間ほど基礎体温の低い「低温期」が続き、排卵が起こってから黄体ホルモンが分泌されることにより、基礎体温の高い「高温期」に入ります。この高温期は2週間ほど続き、生理開始頃にまた黄体ホルモンの分泌量が減って低温期へと戻ります。

    ただ妊娠している場合は黄体ホルモンの分泌が続くため、基礎体温も高温期が継続します。そのため、生理前に生理痛のような痛みを感じ、高温期が3週間以上続く場合は、妊娠初期症状の可能性が高いです。

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    妊娠したら高温期はいつまで続くの?妊娠初期症状の微熱の原因は?

    おりものの色や量

    妊娠していると、おりものの量が増えたり、色が濃くなったり、においが少なくなったりすることがあります。そのため、普段と違うおりものがでたときには、妊娠初期症状の可能性があります。

    着床出血

    受精卵が子宮壁に着床するとき、子宮内膜から出血が起こることがあり、これを着床出血といいます。着床出血は誰にでも起こるものではないため、なかったからといって妊娠していないわけではありません。

    また着床出血はごく少量の人もいれば、1週間ほど続くという人もいます。まれに生理と変わらないほど出血することもあるため、生理前の腹痛を「生理痛?」と勘違いしてしまうこともあるので注意が必要です。

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    妊娠超初期症状の着床出血!生理との違いってどんなもの?

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    着床出血後の妊娠検査薬は陰性?陽性はいつから?生理との見わけ方と早期流産の可能性

    着床痛

    先程もご紹介したとおり、着床出血と合わせて着床痛を感じるときには、妊娠している可能性が高いです。

    PMSの体験談

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    私には娘が一人いるのですが、娘を妊娠する前は、生理痛の症状は重かったものの、PMSはほとんど感じたことがありませんでした。まれにちょっと気分が塞ぐことはあったものの、あとから振り返って「そういえば」と思う程度でした。

    ただ娘を出産してからは、生理の1週間ほど前からPMSに悩まされています。下腹部痛と腰痛、頭痛があるのですが、授乳中のため薬を服用することができず、おでこに冷却シートを貼り、腰に温熱シートを貼って耐えています。

    妊娠・出産を通して体質が変わったのか、育児によって疲れやストレスがたまっているのが原因なのかはわかりませんが、症状が悪化するようであれば、一度医師に相談してみようと考えています。

    まとめ

    生理前に生理痛のような症状を感じる原因は様々ですが、普段PMSを感じることの多い方は、自分の症状をしっかりと把握しておくようにしましょう。どのような症状が表れるのかを知っておくことで、妊娠初期症状や子宮外妊娠の兆候に気が付きやすくなりますよ。

    またより自分の身体の状態を知っておくためにも、あわせて基礎体温を測っておくことをおすすめします。

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