手作り楽器で遊ぼう!太鼓やタンバリン・ギターなど小学生や幼児でも作れる簡単アイデア9選

音の鳴るおもちゃは、赤ちゃんや子どもが喜ぶおもちゃのひとつです。ペットボトルや牛乳パックなど、身近なものを使って楽器を作り、子どもと一緒に演奏してみてはいかがでしょうか。ここでは、太鼓やタンバリン、ギターなど9種類の楽器の作り方を紹介します。小学生の夏休みの工作にもおすすめですよ。

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目次

  1. 手作り楽器は身近な廃材で簡単に作れる!
  2. 手作り楽器1.太鼓・ドラム
  3. 手作り楽器2.タンバリン
  4. 手作り楽器3.ギター
  5. 手作り楽器4.カスタネット
  6. 手作り楽器5.鈴
  7. 手作り楽器6.マラカス
  8. 手作り楽器7.笛
  9. 手作り楽器8.ギロ
  10. 手作り楽器9.レインスティック
  11. 手作り楽器の編集部おすすめの本
  12. 手作り楽器を使って親子でリズムを楽しもう!
  13. あわせて読みたい

手作り楽器は身近な廃材で簡単に作れる!

楽器のおもちゃは、ペットボトルや牛乳パック、食品トレーなど身近な廃材で作ることができます。家にあるものだけで簡単に作れるものが多いので、小さな子どもでも気軽に工作することができますね。シールを貼ったり絵を描いたりと、自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。

雨の日などで外にでかけられないときに、子どもと一緒に楽器を作ってみてはいかがでしょうか。アイデア次第でいろいろな物が作れるので、小学生の夏休みの工作にもおすすめですよ。

【夏休みの工作】1日でできる小学校低学年向けの簡単アイデア15選!10…

手作り楽器1.太鼓・ドラム

太鼓やドラムは、赤ちゃんから小学生まで幅広い年代で楽しめる楽器です。空き容器と叩く部分の膜があれば簡単につくることができます。スティックは割りばしの先にビニールテープを貼ると良いですよ。

ミルク缶を使った太鼓

ミルク缶に付属のふたをしてスティックで叩くだけで太鼓になります。ミルク缶の周囲に色画用紙やビニールテープ、インテリア用のリメイクシートを貼ると、オリジナルの太鼓のでき上がりです。

空き容器に風船を張った太鼓

空き容器にゴム風船を張ると、太鼓ができ上がります。膜の部分をゴム風船にするとピンと張りやすく、音を出しやすそうですね。

手作り楽器2.タンバリン

振ると音が鳴るタンバリンは、小さい子どもに人気のある楽器です。2~3歳から簡単に作れるものばかりなので、親子で作ってみると楽しそうですね。

チーズの空き箱を使ったタンバリン

丸型のチーズの空き箱にビーズや小豆など音の出るものを入れ、中身が飛び出ないようにテープで固定すればタンバリンの完成です。折り紙やマスキングテープ、ビニールテープなどでかわいくデコレーションしてみてくださいね。

紙皿を使ったタンバリン

紙皿と鈴を使って、シャンシャンと本格的な音の出るタンバリンを作ることができます。

■材料
・紙皿 2枚
・鈴 4個
・リボン

■作り方
1.紙皿2枚を中表にあわせ、穴あけパンチなどで4ヶ所に穴を開けます。
2.開けた穴にリボンを通します。
3.4つの穴にそれぞれ鈴を取り付けたらタンバリンの完成です。

■ポイント
紙皿は、少し深さのあるものを選ぶとたたきやすいでしょう。外側には好きな絵を描いたりシールを貼ったりして工夫してみてくださいね。

手作り楽器3.ギター

手作りのギターは、小学生の夏休みの宿題にも人気のある工作です。色の塗り方や模様の付け方によって、かっこいいギターができ上がりそうですね。

食品トレーやカップ焼きそばの入れ物を使ったギター

食品トレーやカップ焼きそばの容器に輪ゴムをピンと張ると、ギターを作ることができます。子どもの身体の大きさに合わせて作ると、子どもが喜びそうですね。

■材料
・食品トレーやカップ焼きそばの容器
・輪ゴム 5本程度
・ダンボール
・テープ

■作り方
1.食品トレーやカップ焼きそばの容器に輪ゴムを同じ間隔で張ります。
2.後ろからテープで輪ゴムが動かないように固定します。
3.ダンボールでギターのネック部分を作成します。
4.色を塗ったり絵を描いたりするなど、好きな装飾を加えてでき上がり。

■ポイント
食品トレーを中表に2枚重ね、片方を円形にくりぬいてから輪ゴムの弦を張ると、より本格的なギターになります。ギターのネック部分と本体にストラップを付けても良いですね。

ティッシュの空き箱を使ったギター

ティッシュの空き箱の、ティッシュを引き出す部分をギターの穴に見立てると、簡単にギターのおもちゃを作ることができます。

■材料
・ティッシュの空き箱
・ラップの芯
・輪ゴム 3本程度
・テープ

■作り方
1.ティッシュの空き箱の穴の部分に付いているビニールを外します。
2.ティッシュの空き箱の側面に穴を開け、ラップの芯を取り付け、テープでしっかりと固定します。
3.輪ゴムを空き箱に取り付け、テープで固定して完成です。

■ポイント
ラップの芯にビニールテープを巻いたり、ティッシュの空き箱に絵や色紙で自分好みの模様を付けたりすると、オリジナルのギターになって楽しいですね。

手作り楽器4.カスタネット

カスタネットは、小さな子どもでも簡単に作ることができる楽器です。紙皿や牛乳パックを半分に折り、ペットボトルのキャップやビール瓶などの王冠を貼りつけるだけででき上がります。音が鳴る部分の材質を変えて、いろいろな音のカスタネットを作っても楽しいですね。

紙皿とペットボトルのふたのカスタネット

■材料
・紙皿
・ペットボトルのキャップ 2個

■作り方
1.紙皿を半分に折ります。
2.紙皿の内側に、ペットボトルのキャップをテープで貼り付けてでき上がり。

■ポイント
紙皿の中心にゴムや紐を通すと、子どもがカスタネットを叩きやすくなります。紙皿の外側や内側に、絵を描いたり色紙を貼ったりしても良いでしょう。動物の顔をモチーフにすると楽しいですよ。

手作り楽器5.鈴

慣らして遊べる鈴は、小さい子どもに人気の高い楽器です。歌や音楽のリズムに合わせて音を出して遊んでみてくださいね。鈴の部分にはペットボトルのキャップなどの廃材を使っても良いですし、100均や手芸店で鈴を購入してアレンジしても良さそうですね。

ペットボトルキャップで鈴

ペットボトルのキャップの真ん中に穴を開け、紐でつなげるだけで鈴ができ上がります。割り箸を短くカットしたものやトイレットペーパーの芯を取り付けて持ち手にしても良いですね。

手作り楽器6.マラカス

手に持って振るだけでシャカシャカ音が鳴るマラカスは、赤ちゃんのころから楽しめる楽器のひとつです。家庭にある材料で気軽に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

ペットボトルや乳酸菌飲料の容器でマラカス

きれいに洗ったペットボトルやヤクルトなどの乳酸菌飲料の容器の中に、音が出るものを入れてマラカスを作ることができます。中に入れるものはビーズやお米、豆、小石など音が出るものであれば何でも構いません。赤ちゃんや子どもが中のものを口に入れてしまわないように、しっかりとふたを閉めてテープなどでとめるようにしてください。

ペットボトルで作る場合には、150mL程度の小さいサイズのものを使うと、子どもが握りやすいですよ。

ガチャガチャの入れ物でマラカス

ガチャガチャの入れ物を使ってもマラカスを作ることができます。ビーズやお米など音の出るものを中に入れて、継ぎ目をビニールテープなどで固定するだけです。シールを貼ったり絵を描いたりしても楽しいですね。

手作り楽器7.笛

ストローや紙を使って簡単に笛を作ることができます。笛のでき上がりの長さを変えることで音の高さを変えられるので、子どもが喜びそうですね。

ストロー笛

ストロー笛は、ストロー1本の簡単な工作ででき上がります。先を切ったほうから息を吹き込むと、ピーっと音がなります。

■材料
ストロー

■作り方
1.ストローを5cm程度の長さに切ります。
2.ストローの片方の端を平らにつぶします。
3.つぶした先を左右対称に斜めに切り取ったら完成です。

■ポイント
ストローの長さを変えると音の高さが変わるため、長さ違いのストローを並べると、笛で音階を奏でることもできます。音の調整は難しいですが、でき上がるとさまざまな音を出して遊ぶことができますよ。

紙笛

紙笛は、四角い紙を筒状に丸めて穴を開けるだけで簡単に作れる笛です。筒の途中に穴を開けたり、丸めた紙の太さや長さを変えたりするだけで、違った笛の音を出すこともできますよ。

■材料
・四角い紙
・セロハンテープまたは輪ゴム

■作り方
1.紙を筒状に丸め、輪ゴムやセロハンテープでとめます。
2.筒の端から2cmの部分に1cmほどの切込みを入れ、さらに2cmほど下から切込みの端へ斜めに切り上げ、三角形の穴を開けます。
3.穴の部分の内側の重なった紙を数枚持ち上げ、トンネルを作れば完成です。

■ポイント
筒の途中に穴を開けると、リコーダーのように違う音を出すことができます。また、細くて短い筒にすることで、ホイッスルのように使うこともできますよ。

手作り楽器8.ギロ

ギロは、ひょうたんの中身をくりぬいて外側にいくつもの溝を刻み、棒でこすって演奏する楽器です。ギザギザの部分を棒でこすると、ギコギコとした音がします。

ペットボトルで作るギロ

ペットボトルに波型の厚紙をはるだけでギロができ上がります。絵を描いたりビニールテープを貼ったりと、自分好みのギロを作ってみてくださいね。

手作り楽器9.レインスティック

レインスティックは、アフリカや中南米で使われている楽器です。筒状のサボテンでできており、揺すると中の種が内側に刺したサボテンのトゲに当たって「ザザーッ」という雨のような音が楽しめます。

ラップの芯とつまようじのレインスティック

ラップの芯につまようじを刺して、中にビーズなどを入れることでレインスティックを作ることができます。

■材料
・ラップの芯
・つまようじ 50~100本程度
・ビニール袋または厚めのラップ
・輪ゴム
・ビーズ(音が鳴るもの)

■作り方

1.ラップの芯の紙のつなぎ目に沿って、同じ間隔で押しピンやキリで穴を開けます。
2.穴につまようじを刺し、つまようじの先が円の反対側にぶつかるまで押し込みます。

3.飛び出したつまようじは、頭の部分をカットします。
4.ラップの芯の片方の端に小さく切ったビニール袋か厚めのラップをかぶせ、輪ゴムで固定します。
5.ラップの芯の反対の端からビーズなど音が鳴るものを入れます。
6.小さく切ったビニール袋か厚めのラップを、ラップの芯の端にかぶせて輪ゴムでふたをしたら完成。

■ポイント
ラップの芯に穴を開けるときは、怪我をしやすいため注意が必要です。子どもが自分で工作するときには、大人がサポートしてあげてくださいね。

外側に飛び出したつまようじをカットすると、カットした部分がとがり危険です。ビニールテープなどを巻いて保護すると、子どもが握ったときに安全ですよ。

ペットボトルのレインスティック

ペットボトルで作るレインスティックは中が見えるため、音が出る様子が観察できて子どもには楽しいかもしれません。色とりどりのビーズを入れるときれいですよ。

■材料
・ペットボトル 2本(同じ大きさのもの)
・針金(2m程度)2本
・音が鳴るもの(ビーズなど)
・テープ

■作り方
1.ペットボトルの底をくりぬきます。
2.ラップの芯やペーパータオルの芯などに針金をバネのように巻き付けます。
3.巻き付けた針金をペットボトルにちょうど良い長さに伸ばします。
4.針金とビーズなどの音が鳴るものをペットボトルの中に入れます。
5.ペットボトルの底をつなぎ合わせ、テープで固定してでき上がり。

■ポイント
2本の針金の直径を異なる大きさにすると、揺すったときに針金に引っかかる中のビーズのスピードが複雑になり、独特の音が出るようになりますよ。

レインスティックの不思議な音色に子どもが大喜び

我が家では、長男と次男が造形教室でレインスティックを作ってきました。筒に釘を打って作ってきたようです。不思議な音色に三男も喜び、しばらくきょうだいで取り合いになるほどの人気でした。

手作り楽器の編集部おすすめの本

まーぼーおじさんと手づくり楽器をつくろう
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著者/編集:河合正雄
出版社:音楽センター

身近なものを使って作る楽器を15種類紹介しています。「簡単にできる」「少し頑張れば」「努力すれば」の3段階の作り方を選べ、わかりやすいDVD付きです。

手作り楽器を使って親子でリズムを楽しもう!

小さい赤ちゃんから小学生くらいまで、音の出るおもちゃは楽しく遊ぶことができます。家庭にある身近な廃材や100均で売っているアイテムなどを使って、簡単に楽器を作ってみませんか。外に出られない雨の日に、子どもと一緒に工作するのもおすすめです。いくつか違う楽器を作って、親子で演奏してみるのも楽しそうですね。

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