更新日:2017年01月05日

受精卵とは?受精卵の変化と着床までの期間、流れ、症状

いざ赤ちゃんを迎えたいと思ったとき、受精卵はどういう風に赤ちゃんに成長するのかと気になりませんか?学校で習ったような気もしますが、いまいちよくわかっていないこともたくさんありますよね。ここでは、妊娠の始まりである受精卵について、着床までにどのような細胞分裂や分割を経て成長していくのかを詳しくみていきましょう。

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受精卵とは

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受精卵とは、女性の卵子と男性の精子が出会って融合して生まれた細胞のことです。大きさは1mmほどです。

女性の体内で排卵された成熟した卵子と、性交渉などで男性の精子が、子宮の卵管内で卵子と出会います。最初に卵子に到達した精子が卵子の中に入り込むことで、二つの細胞が融合して1つの細胞である受精卵へと変化します。

受精卵が着床するまでの変化

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卵割が繰り返される

精子と卵子の融合で生まれた受精卵も、子宮内に着床しないと妊娠には至りません。そのため、受精卵は時間をかけて細胞分裂を繰り返し、着床できる状態へと変化します。

受精卵の細胞分裂を卵割といい、受精卵の大きさは一定のままで細胞数だけが増加して着床の準備を進めます。着床後も細胞分裂は続き、胎児ができていきます。

受精後1~2日目

1つだった受精卵が卵割で、2つの細胞にわかれます。この時点で受精卵は初期胚と呼ばれます。さらに細胞分裂を繰り返しながら、胚は卵管の中を子宮に向かってゆっくりと進んでいきます。

ちなみに、最初の分裂後に細胞が完全に離れてしまう場合があり、このまま細胞分裂が進むと一卵性双生児になります。

受精後3~4日目

細胞分裂が4回以上行われると桑実胚(そうじつはい)になります。小さい実が寄り集まったような桑の実の外観に似ていることから、こう呼ばれます。

今まで境界がはっきりしていた細胞同士が融合して見えるようになっています。

受精後5~6日目

これまで胚の中では細胞は均等な大きさに分割されていましたが、徐々に細胞にも役割が生まれてそれぞれ異なる形へと変化していきます。

そして、細胞の外側を覆う薄い膜のような「外細胞塊」と、その内部に細胞が重なり合った「内細胞塊」が形成された「胚盤胞」と呼ばれる状態になります。この内細胞塊の部分が赤ちゃんになります。

受精後6~7日目

胚盤胞は細胞分裂を続けながら、子宮内へ到着します。そして子宮内に浮いた状態で、着床のタイミングを見計らっています。

着床の成立

女性の体は排卵後から、子宮内を妊娠しやすい状態へと変化させています。プロゲステロンが作用し、子宮内に到着した胚盤胞が着床しやすいように、子宮内膜が分厚くなっているのです。

一方で、子宮内に到着した胚盤胞は子宮内を浮遊しているうちに、胚盤胞の外細胞塊を覆っている「透明帯」という膜が消えて(ハッチング)、子宮内膜とくっつけるように変化します。

2日ほど子宮内をプカプカと浮いていた胚盤胞は、子宮内膜に接着した後、子宮内膜の中へともぐりこんでいきます。こうして着床が成立します。

受精卵が着床するまでの期間は?

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着床が始まるのは排卵後から約6~7日後といわれていますが、着床が完了するのはそれからまだ数日かかります。ハッチングが開始した受精卵は子宮内膜に接し、栄養胚葉が子宮内膜に着床し、完了するのは排卵後から12~13日後です。

子宮内膜上皮・欠損部分が完全に修復され、子宮内膜へ埋没することにより着床が完了となります。生理周期で言うと、約27日目となります。

妊娠成立から徐々にhcgという妊娠ホルモンが上昇していきます。検査薬等ではこのホルモンを測定します。

着床後の胚の変化

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妊娠3~5週目

着床した胚は、母体からホルモンを分泌させるための信号を出します。そうして母体から栄養を供給され、胚は成長していきます。そして、胚と子宮内の細胞が合わさって、胎盤の元となる細胞が作られ始めます。

妊娠3週目には胚の中の細胞が胎児となる準備を始めます。これ以降の胚は2つに割っても、別々に成長することはありません。

妊娠4週目には心臓や肝臓などが作られ始めます。心臓が拍動し、血液が循環し始め、脳の発達も始まります。

妊娠5週目には目や手足の元となる部分ができてきます。

妊娠6~14週目

内外ともに人間らしくなり、胚から胎児へと変化する時期です。

妊娠6週目には耳が作られます。妊娠7~8週目には目鼻や四肢が整い、すっかり人間のような形になります。
この頃から、胚とは呼ばず、胎児と呼ぶようになります。

妊娠12週目には外面だけではなく、主要な臓器も完成し、内面も人間として形成されます。

受精から着床までの症状

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おりものの変化

着床が起きる生理予定日1週間ほど前くらいから、おりものの量が増える、色が変わる、においがなくなる、状態がさらさらになるなど、いつもと違うおりものが出た場合は妊娠初期症状の可能性があります。着床出血がある場合もあります。

風邪のような症状

生理前に感じる症状と同じですが、妊娠した場合は、より顕著に感じられます。日常の家事をするのがつらく、ずっと寝ていたい、少しでも横になりたいなど、いつも以上に身体のだるさや眠気を感じたら、妊娠初期症状かもしれません。

胸の張り、痛み

生理開始予定日を数日~1週間過ぎても続いている場合や、より強く張りを感じる場合は妊娠超初期症状かもしれません。また、乳首にチリチリとした痛みを感じる方もいます。

下痢・吐き気

妊娠すると、胃腸に変化をきたします。吐き気や便秘、下痢になる方など、症状はさまざまです。

イライラ・憂鬱

妊娠すると、体調変化や出産への不安、女性ホルモンの影響を受けて、情緒が不安定になりがちです。

赤ちゃんも始まりは受精卵。大切に過ごしていきたいですね。

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1つの細胞だった受精卵が分裂して胚となり、それが成長して胎児となり、赤ちゃんとして産まれ出てくるのは奇跡のようですね。ダイナミックな成功を遂げる受精卵、無事に生まれてくる赤ちゃんのためにも、大切な時期を大切に過ごしていきたいですね。

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Kanae.O

苦悩の妊活約3年を経て、現在双子のプレママです♡ 妊…

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