更新日:2017年01月05日

流産の兆候を知ろう!流産の症状と、その症状がもたらす原因とは

「妊娠」という幸せでいっぱいのときに「流産」という言葉は聞きたくない言葉ですよね。流産にはいくつか種類があり兆候にも違いがあるようです。せっかく授かった命ですから出産までたどり着きたいと誰もが思うこと。今回はそんな「流産」についてそれぞれの兆候や予防についてまとめてみました。

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流産に兆候はある?

兆候には個人差がある

さまざまな病気の症状に個人差があるように「流産」の兆候にも個人差があります。流産の種類によっても兆候が異なる場合がありますので「この症状があったからもしかしたら流産してしまうかも…」と必要以上に心配しないようにしましょう。

妊娠を継続させるためにはストレスは大敵です。「流産の兆候には個人差がある」ということを頭に入れておきながら読み進めていただけたらと思います。

自覚症状がない場合も

いくつかある流産の種類の中には自覚症状が全くない種類のものもあります。あとで詳しくみていくことにしましょう。

流産の症状

下腹痛や腰痛

妊娠中の下腹部痛や腰痛はたくさんの妊婦さんが経験する症状のひとつです。お腹の痛みは子宮が大きくなろうとしているためで引っ張られるような痛みや生理痛のような痛みが短時間にみられる場合は特に心配のいらないものなのですが、重い生理痛の痛みが周期的に継続してやってくるのであれば流産の可能性もでてきます。

腰痛も妊婦さんには多くみられる症状ですが日常生活に支障をきたさない程度のものです。我慢できないほどの腰痛がある場合は流産の危険性も視野にいれなければなりません。流産していた場合、子宮にある内容物や残留物を排出しようとしているために激しい腰痛が起こるからです。

出血がある

妊娠初期では体がまだ不安定なので正常な妊娠でも出血を経験する妊婦さんはたくさんいます。しかしその出血の量が大量であったりダラダラと長く続くような場合は流産の可能性も考えなくてはいけません。妊娠4カ月を過ぎると正常な妊娠であれば出血することはなくなりますので、この時期からの出血は要注意です。

つわりがなくなる

妊娠12週頃まで続く場合が多い「つわり」がなくなるのも流産の兆候である場合があります。特につわりのピークである妊娠8~10週頃に急につわりがなくなった場合は他に流産の兆候がないか自分の体をよく観察してみましょう。

症状からわかる原因とは

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流産の種類によって流産の兆候も異なる場合があるようです。

下腹部痛や腰痛は進行流産の可能性

下腹部痛や腰痛が続いて、なおかつ出血を伴う場合は「進行流産」の可能性があります。流産が進行している状態で子宮口が開いてしまっているので流産を止めることは難しくなります。進行流産では子宮の収縮も始まりますので陣痛を少し軽くしたような痛みを感じる妊婦さんもいます。

不正出血は切迫流産の可能性

出血があった場合は「切迫流産」の可能性もあります。切迫流産とは妊娠22週未満で流産しかかっている状態のことをいいます。生理のときのような出血があった場合は医師の診察を念のために受けておきましょう。

切迫流産は流産したわけではないので医師の指示を守り安静に過ごしておけば正常な妊娠に戻る可能性が十分にあります。妊娠が安定するまでしばらくの間、赤ちゃんを守る生活をするようにしましょう。

自覚症状がない場合は稽留流産の可能性

出血や下腹部痛など流産の自覚症状がない場合は「稽留流産」の可能性があります。稽留流産とは赤ちゃんの心拍が止まっているにもかかわらず、そのまま子宮の中にとどまっている状態です。自覚症状がないので妊婦検診で医師によって発見される場合が多いようです。

子宮外妊娠である場合も

急に激しい腹痛を感じた場合は「子宮外妊娠」の可能性があります。子宮外妊娠は子宮以外で着床が起こります。特に卵管で受精卵が大きく育ってしまった場合は卵巣破裂が起こりお腹の中で大出血しますので突然の激しい腹痛が引き起こされます。

化学流産を引き起こすことも

「化学流産」も下腹部痛や出血など自覚症状のないものです。受精はしたけれど子宮内に着床することができずに流産になってしまうケースで、稽留流産よりも早い時期に起こるので医学的には流産とはいいません。妊娠検査薬で陽性反応がでたのに次の生理がきてしまうことで気づくケースが多いようです。

流産の予防対策

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葉酸を摂る

妊娠初期に起こる流産のほとんどは「胎児の染色体異常と先天性異常」が理由となっています。葉酸が「先天性異常」を防止することはとても有名な話で世界中が認めている常識です。葉酸を摂ることで先天性異常を防止することができますから流産の予防につながります。

カフェインを控える

妊娠中にカフェインを摂取した場合は胎児の成長を阻害してしまう恐れがあります。低体重症や低身長症の原因になったり、最悪の場合は流産を引き起こしてしまいます。流産を予防するためにコーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物に気をつけましょう。

煙草を控える

妊娠中の煙草が流産の発症のリスクを高めてしまうことは皆さんもご存じだと思います。自分自身が吸うことはもちろん、副流煙も流産の危険性を高める結果となりますので煙草の煙を避けるようにしましょう。

もし流産してしまっても…自分を責めないで

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流産の原因のほとんどは染色体異常などの胎児側の理由です。流産の予防対策をしっかりしていても、また流産の兆候にいち早く気づくことができたとしても胎児側に理由のある流産は避けることができないかもしれません。もし流産になってしまいっても決して自分を責めないでください。

自分のお腹にやってきてくれた小さな命が失われる悲しみは想像することができないくらい大きなものでしょう。「自分を責めないで」と言われても簡単ではないかもしれません。そんなときは焦らずにゆっくりと心と体が自然に回復するのをパートナーと一緒に待ってみましょう。

流産後は生理が2~3回ほどくれば次の妊娠も可能といわれています。ゆっくりと流産の心と体の傷を癒してパートナーと次の妊娠に向けて一緒に前向きになれたらいいですね。

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流産の症状、原因、予防法は?切迫流産、稽留流産の特徴について | mamanoko(ままのこ)

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