更新日:2017年09月05日

子どもの発熱!すぐに病院に行く?気になる受診の目安とは

子どもが発熱したときに微熱なのか高熱なのか、また子どもの体調によって受診するか決めますよね。でも熱はあるけど機嫌も良いし…と病院を受診するべきか悩んでしまうことも。どんな状態であれば病院に連れていけば良いのでしょう。今回は子どもの発熱で病院に行く目安をご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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子どもの発熱は平熱との差が重要

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もともと平熱が37℃を超える子どもが38℃の発熱があった場合と、平熱が36℃の子どもが38℃の熱を出したのではまったく状況が異なります。普段から平熱を把握しておくことで微熱なのか高熱なのかの判断基準になります。

特に難しい乳幼児の発熱の対応

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生後3~4ヶ月の乳児

本来赤ちゃんは母乳から免疫力を得ているため、高熱が出るということは何らかの感染症にかかっている可能性があります。特に生後3ヶ月未満の乳児の場合は、一般的には発熱を伴う病気にはかかりにくくなっており、この時期に発熱すると細菌性髄膜炎という病気の疑いも出てきます。命に関わる重要な病気の可能性もあるため、休日や夜間であっても受診する必要があります。

生後6ヶ月ころの乳児

生後6ヶ月ころの乳児の発熱の場合は、特に他の症状がないということであれば翌日の受診で問題ないでしょう。様子を見て何か異変があった場合は、夜間であっても受診が必要です。また、初めての発熱という場合はすぐに受診するのが安心でしょう。

生後6ヶ月以上の乳幼児

基本的に発熱だけで他の症状が見られない場合は、すぐに病院を受診する必要はありません。高熱が1~2日続いたとしても脳への影響はないといわれています。突然の高熱に動揺してしまうかもしれませんが、まずは様子を見て普段との違いを見極めるようにしましょう。そのなかで発熱以外の症状もあれば受診を必要とします。

子どもの発熱で病院に行く目安は?

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3日以上熱が続く

高熱が続くと子どもの脳に影響があるのではないか心配になります。しかしこれは抗生物質がない戦前の認識であり、その時代に悲惨なケースがあったことからこのようないわれになったようです。熱が出る原因が特殊な病気でない限り、高熱により脳に障害が出ることはないでしょう。

しかし、3日以上高熱が続いた場合は受診が遅れることで何らかの後遺症につながる恐れもあります。たとえば麻疹の場合は高熱が続き、肺炎や脳炎といった後遺症を引き起こす可能性も。高熱により脱水となり、入院が必要となることもあるため、3日以上高熱が続く場合を病院へ行く目安のひとつとすると良いでしょう。

熱以外の症状が酷い

発疹、鼻水、咳、くしゃみ、嘔吐、下痢などの熱以外の症状が酷いときも病院を受診する目安となります。それぞれの症状により考えられる病気も変わってくるため、病院を受診して正しい診断を受けましょう。

発熱と症状別で見えてくる病気

発疹は突発性発疹だけではない

突発性発疹では発熱が3~4日続き、熱が下がると同時に全身に発疹が現れます。発疹も2~3日で消えることがほとんどです。しかし、高熱と発疹だからと自己判断で突発性発疹と決めつけるのは禁物。似たような症状でも麻疹や水ぼうそう、川崎病といった病気などの場合もあります。

目の充血はプール熱の可能性も

6月ころから徐々に増え始めるプール熱は7~8月にピークを迎えます。プール熱は結膜炎、咽頭炎、発熱といった症状を引き起こします。これらの症状は3~5日ほど続き、重症化すると肺炎になる可能性もあるため注意が必要です。

咳が酷いのは気管支炎、肺炎かも!

コンコンやゴホンゴホンといった咳の種類によって、どのような病気なのかも異なります。咳がひどい場合は気管支炎や肺炎の可能性もあるため、いつもと咳の様子が違っていないかよく観察しましょう。発熱と咳以外に、胸の不快感や食欲不振、痰がからむといったものもあります。

嘔吐や下痢は胃腸炎の疑い

発熱にともない、嘔吐や下痢といった症状がある場合はウイルス性や細菌性の胃腸炎である可能性があります。感染力が高いため、子どもの嘔吐の処理にはマスクやゴム手袋をして十分注意して行うようにしましょう。

こんなときは急いで救急車を

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突然の子どもが痙攣(けいれん)をしてしまうと親自身も動揺してしまうかもしれませんが、白目をむき手足をガクガクさせるなどの痙攣の症状がある場合は早急な受診が必要となります。診断の際にとても重要なので痙攣が起こっていた時間や痙攣の部位、様子などメモしておくか、携帯の動画に残しておくと良いでしょう。自分で医療機関に連れて行くか救急車を呼ぶといった迅速な対応が必要です。

判断に困ったときに使えるサービス

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小児救急でんわ相談

休日や夜間の急な子どもの異変にどう対処して良いか迷ったり、病院を受診するべきかの判断について小児科医師・看護師へ電話による相談ができます。♯8000をダイヤルすると、各都道府県の相談窓口へ自動的に転送されます。

こどもの救急

日本小児科学会が監修した厚労省の子ども救急は、病院を受診するかの判断の目安をウェブ上で提供しているサービスです。対象年齢は生後1ヶ月~6歳までです。

こどもの救急(ONLINE-QQ)

こどもの救急(ONLINE-QQ)

子どものさまざまな症状を見極めよう

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子どもの発熱だけでは病院へ行くかの判断基準は難しいです。子どもは気温・室温が高めなだけですぐに体温が上がってしまうこともあります。そのため発熱だけを病院へ行く目安にするのではなく、その他にも何か別の症状が現れていないのか見極める必要があります。

普段からの見極めはいつもそばにいる母親が感じとることができます。もし夜間や休日で判断に迷う場合は、病院や上記のサービスに相談してみることもひとつの手です。すぐに来てくださいと言われるか、様子を見るように言われるかはわからないため、臨機応変に応じられるよう出かけられる準備をしておくと安心ですね。

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