更新日:2017年11月01日

妊娠線とは?原因は?予防はいつからどうやってするの?

新たな命をお腹に宿し、幸せいっぱいの妊婦生活を送っていても、妊娠線ができてしまうことを不安に思う人も多いのではないでしょうか。しかし、妊娠線はできた人とできなかった人がいるのも事実です。その違いは一体何なのでしょうか。今回は、妊娠線ができる原因、できやすい人の特徴、妊娠線の予防法をご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
7768
0

妊娠線とは?いつから?

Image

妊娠線ができるメカニズム

人間の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造です。皮膚の表面にある表皮は弾力性があるため、お腹が大きくなるのにあわせてある程度までは伸びる柔軟性があります。しかし真皮と皮下組織の一部は伸びにくいことから断裂が生じ、そこに赤紫色の線状斑があらわれる場合があります。これを「妊娠線」といいます。

早い人では妊娠5ヶ月目くらいから

個人差はありますが、妊娠線はお腹が大きくなり始める妊娠5~7ヶ月頃からできやすいといわれています。少し見えにくい下腹部あたりから出始めるので、鏡などで見てみましょう。早い人では妊娠5ヶ月目くらいから妊娠線があらわれるので、早めの予防対策が必要となります。

妊娠線ができる場所

妊娠線は、お腹、お尻、乳房、二の腕、太もものように脂肪がつきやすい部分にあらわれやすいといわれています。個人差はありますが妊娠線1本は2~3mmの幅と5cmほどの長さになるものが多く、触れてみると少しへこんだように感じられるでしょう。

妊娠線ができる原因は?

Image

体型・体重の変化

妊娠5~7ヶ月頃の妊娠中期から赤ちゃんの成長は著しく、妊娠中に最も体型と体重が変化する時期。急激に大きくなるお腹にに表皮の下にある真皮と皮下組織の一部がついていくことができずに皮膚が断裂してしまうとそれが妊娠線となってしまいます。

また、皮下脂肪が厚い場合は皮下組織が伸びにくなるため、皮下脂肪が少ない人に比べて妊娠線ができやすくなります。

肌の再生力の低下

妊娠中は「コルチコステロイド」というステロイドホルモンの分泌が増えます。コルチコステロイドには肌の弾力を失わせる働きやコラーゲンの生成を抑制してしまう働きがあります。

肌はターンオーバーと呼ばれる新陳代謝で生まれ変わりますが、妊娠中はこのステロイドホルモンが多く分泌されることでターンオーバーが通常時よりも抑制されてしまいます。それにより肌の再生力は低下し、弾力を失った肌は柔軟性も下がるため断裂が起きやすい状態になるといわれています。

妊娠線予防の方法

Image

妊娠線予防を始める時期

妊娠線の予防は早い時期から行うことが望ましいですが、妊娠初期はホルモンの影響による体質変化のため肌が敏感になっています。そのため妊娠線の予防を始める前に、乾燥を防いで保湿をするのが先です。とくに肌が荒れやすい場合は肌の症状をたしかめながらおこないましょう。

妊娠5ヶ月頃に肌荒れが少しずつ落ち着いてくることが多いため、妊娠線の予防ケアはこの頃に始めるのがおすすめです。妊娠5ヶ月頃はお腹も大きくなってくる時期なので、体調をみながら意識して継続的に行いましょう。

全身の保湿の徹底

妊娠線予防には保湿が必須です。妊娠線はお腹だけでなく、太ももや二の腕、お尻、乳房などさまざまな部分にあらわれます。妊娠線予防専用のクリームやオイルを活用し、全身の保湿を徹底しましょう。

保湿ケアは毎日の継続が大切です。少量よりもたっぷり塗ったほうが効果的なので、できるだけ大容量のものを購入するか、買い置きをしておくことをおすすめします。

6044

ナチュラルマーククリーム150g

¥2,916〜(2017/11/01 時点)

購入はこちら

「ナチュラルマーククリーム」は、お腹の保湿がしたいママにおすすめのスキンケアクリーム。べたつかず伸びの良いクリームが、皮膚にしっとりとしたうるおいを与えます。においに敏感なつわりの時期に配慮した無香料なので、妊娠初期からたっぷりケアできますね。

肌への負担を減らした低刺激処方なので、産後は赤ちゃんのボディケアクリームとして使うことができますよ。ポンプタイプなので、時間をかけずにサッとケアできるのは嬉しいですね。朝晩1回ずつ塗るだけで済む手軽さも評判ですよ。

41uriarvrql. sx425

マタニティクリーム (ストレッチマーククリーム)

¥2,800〜(2017/10/31 時点)

購入はこちら

多くのメディアで話題になっている妊娠線クリームです。100人以上の女性の声をもとに、大切な皮膚をすこやかに保つクリームが誕生しました。

妊娠中などデリケートな時期はもちろん、赤ちゃんにも使えるところもポイントです。葉酸がたっぷり配合されているところもありがたいですね。さらっとした使用感とふわっと香るアロマで、リラックスタイムにももってこいですよ。

126 1

ノコア アフターボディトリートメントクリーム

¥6,980〜(2017/10/18 時点)

購入はこちら

ノコアの「アフターボディトリートメントクリーム」は、ビタミンC誘導体を含み、皮膚のうるおいを保つボディクリームです。オーガニック成分を凝縮し、肌へのやさしさを追求しているので、顔にも使うことができますよ。

やさしいネロリの香りなので、妊娠中でにおいに敏感なママもリラックス効果が期待できそうですね。夏の紫外線ケアや乾燥が気になる季節のボディケアマッサージにもおすすめです。

■この商品に関する口コミ
・2週間ほど使用した感じとしては肌がすごく滑らかになり気に入っています。
・塗り心地はしっかり肌にくっつくようないい感じです。香りもきつくなく、続けられそうです。
・まだ使い始めですがしっとりして保湿されている感じがします。期待を込めてひとまず使い切りたいと思います。

引用元:http://review.rakuten.co.jp/item/1/299539_10000043/1.1/?l2-id=item_review
Image

絶対残りたくない妊娠線の為のおすすめのオイル! | mamanoko(ままのこ)

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/16772
Image

妊娠線予防クリームの選び方と口コミで人気のおすすめクリーム5選 | mamanoko(ままのこ)

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/24349

急激な体重増加を防ぐ

急激な体重の増加は妊娠線のリスクを高めることにもつながります。ゆっくりとしたペースで体重が増加するよう、正しい体重管理が大切です。妊娠中の体重は、体重標準値に沿った緩やかなカーブを描くような体重増加が理想的でしょう。

また、妊娠線を予防するには、食事内容の見直しも忘れてはいけません。急激な体重増加は妊娠線発生のリスクを高めるため、高カロリーな食事や外食を控えて低脂肪で低カロリー、そしてバランスの良い食生活を心がけましょう。

特に妊娠中は肌が乾燥しやすいため、肌を潤すコラーゲンも必要となります。コラーゲンはタンパク質やビタミンC、ビタミンAが元となるため、これらを意識して摂取すると良いでしょう。

51l3p1sfg0l. sx381 bo1,204,203,200

妊娠中のおいしい食事と栄養

¥1,350〜(2017/11/01 時点)

本書では、妊娠中の体の変化をおさえつつ、時期に合わせて摂りたい栄養の基礎知識とおすすめの食事レシピを273紹介しています。
妊娠中から、産後のダイエットにおすすめのレシピまで幅広く掲載しています。

妊娠中に起こる身体の症状にあわせ、取り入れたい栄養素やメニューが豊富に紹介されています。何とレシピ数は273種類。これだけあれば飽きずにさまざまな料理を試すことができそうですね。妊娠中だけでなく産後のダイエットにも使えるレシピなので長く愛用できます。

■この商品に関する口コミ
・メニュー数が豊富で、実際に作った料理はどれもおいしかったです。
・必要な栄養素や症状に応じた料理が紹介されていて、とても参考になりました。

引用元:review.rakuten.co.jp

妊娠経過にあう下着をつける

妊娠線予防にはマタニティ用のガードルや腹帯も大活躍します。妊婦さん用のサポート下着には、大きくなるお腹を支えてくれる役目があるためお腹の皮膚が急激に伸びるのを防いでくれます。さらに、サポート下着をつける前にはあらかじめクリームなどで保湿をしておくと肌の乾燥も防ぐことができます。

■ガードルタイプ
サポート力が高く、お腹をしっかり支えてくれるのがガードルタイプ。仕事をしていたり外出が多かったりする人におすすめです。

■腹帯タイプ
柔らかな素材でできており、やさしいつけ心地と保湿力の高さが特長です。

妊娠線ができやすい人の特徴

Image

経産婦

経産婦は、初産のときに比べて80%の確率で妊娠線ができやすいといわれています。それは過去に妊娠を経験していることで初産の人よりも子宮が伸びやすい傾向にあるからです。そのため急激にお腹が大きくなりやすいことから妊娠線ができやすくなってしまうんですね。

また、ひとりめのときには念入りにケアする時間があるのに比べ、ふたりめ以降の経産婦は子育てに追われているため妊娠線のケアにかける時間の余裕もないことが多いですよね。さらにひとりめの妊娠で妊娠線ができなかったことで「体質的に妊娠線ができない」と思い込んでしまいふたりめ以降の妊娠では妊娠線のケアを怠ってしまうことも考えられます。

双子などの多胎妊娠

双子や3人以上の子を妊娠している多胎妊娠の場合も、妊娠線ができやすいといわれています。双子や三つ子を妊娠しているママのお腹は、パンパンで張り裂けそうなほどの大きさになるため。お腹の皮膚は単体妊娠の場合よりも強い力で引き伸ばされるため、妊娠線ができやすいのです。

妊娠線ができる可能性を最小限にするためにも、お腹が大きくなる前から妊娠線の予防を念入りに行うことが大切です。

乾燥肌やアトピー体質

乾燥肌やアトピー体質の人も妊娠線ができやすいようです。皮膚の乾燥によって妊娠線ができやすくなるのはもちろんですが、アトピーの治療で使用するステロイド薬の副作用がその要因。ステロイド薬には肌の弾力が弱くなるという副作用があり、それが皮膚が伸びにくくなることにつながります。皮膚が伸びにくいと妊娠線ができる可能性が高まるということになりますね。

また、乾燥肌の場合は肌の柔軟性が弱く、つねに肌がひび割れている状態となっています。ひび割れている肌は柔軟性がないため肌の伸びも悪く、脂性肌の人に比べると妊娠線ができやすい傾向にあります。

小柄で痩せている人

小柄で痩せている人はもともと皮膚の面積が狭いため、お腹が大きくなるほど皮膚が強く引っ張られ、妊娠線ができやすくなります。小柄の人でも赤ちゃんの大きさが標準であることは珍しくないため、その分皮膚の柔軟性が求められます。

それに対して大柄な人は皮膚の面積が広いため、お腹のふくらみが少なく妊娠線ができにくいということがあります。小柄で皮下脂肪が厚い人や多胎妊娠の人は妊娠線ができる可能性がより高いので早めの対策が必要でしょう。

12kg以上の体重増加

妊娠中は、運動が制限されたり食べ物の好みが変わったりすることで、体重の管理が難しくなる妊婦さんも多くいます。つわりが解消されて好きなものが食べられる喜びに、ついつい食べ過ぎてしまうのはよくあることです。今までと味覚が変わり、フライドポテトなどの脂っこい食べ物や甘いお菓子を好んで食べるという妊婦さんもいます。

不健康な食生活で急激に体重増加をしてしまうとお腹が大きくなった時に妊娠線ができやすくなります。12kg以上の急激な体重増加があると妊娠線ができる可能性が高くなり、逆に正しい体重管理で体重増加が8kg以下の場合には妊娠線ができにくいようです。

妊娠線に関する体験談

Image

筆者は2児の母です。ふたりめの妊娠のときにばっちりとお腹に妊娠線ができました。ひとりめのときは保湿クリームを毎日お腹に塗っていたこともあってか、妊娠線らしきものはどこにも見あたらなかったのですが、ふたりめのときはいつの間にかできていた感じです。

ふたりめ妊娠のときは「ひとりめのときに妊娠線ができなかったから私は大丈夫」という過信があったのは確かです。上の子のお世話でいっぱいいっぱいの妊婦生活で、保湿クリームを塗ることを忘れていたこともありお腹の下あたりに妊娠線が数本できてしまいました。

妊娠線ができたことに対し、私にはショックという気持ちはまったくありませんでした。逆に、少し嬉しかったのを覚えています。母になった証というか何というか…。今ではほとんどわからないくらいうっすらとした妊娠線が残っています。

妊娠線は早めのケアが大切

Image

早めにケアをすることで、妊娠線ができるリスクを最小限にすることができます。妊娠線専用のクリームやオイルで、毎日の保湿ケアを忘れないようにしましょう。

もし妊娠線ができてしまっても、それは赤ちゃんが無事に大きく育った証。まずはそれ以上ひどくならないようなケアを続けることが大切です。妊娠線を前向きにとらえ、赤ちゃんが健康に育ってくれることを願いたいですね。

あわせて読みたい

Image

産後も妊娠線が消えない⁉産後にすべき妊娠線ケアとは? | mamanoko(ままのこ)

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/24326
Image

【体験談】助産師の筆者が実践!妊娠7ヶ月からの体重管理

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/12572
Image

妊娠線のおすすめケア方法は?クリームの塗り方・コツなど対策は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28593
Image

妊娠後期のかゆい妊娠線!かゆみの対策は?産後はどうなる?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28651
Image

妊娠線予防にニベアが効果的?ニベアの効果と塗り方について

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/27431
Image

妊娠線は胸にもできる!原因と症状は?早めの予防がおすすめです!

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28687

関連する人気の記事

妊娠・出産のカテゴリ

妊娠・出産 デイリーランキング

おすすめの記事