更新日:2017年10月30日

0歳児の保育園での過ごし方は?メリットとデメリット、注意点

女性の社会進出により、最近では共働きの家庭が増えてきました。出産後すぐに仕事復帰をする予定のママは、0歳児から保育園に入れたいと考えるでしょう。いったい乳児はどのように保育園生活を送るのか、わからないことが多く不安になりますよね。ここでは0歳児から保育園に入れるメリットやデメリット、園での過ごし方などを説明します。

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0歳児が保育園に入れる時期と保育時間

入園できる時期は園によって異なる

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入園できる時期は、保育園によって異なります。同じ地域の、認可・認可外、私立・公立問わずそれぞれ入園できる月齢、年齢が定められています。0歳児の受け入れ自体を行っていない園も少なくなくありません。

また、0歳児といっても、入園受け入れ時期が月齢によって細かく定められており、生後57日後、首すわり後、生後6ヶ月~、8ヶ月~などとさまざまです。入園を検討しているママは、事前に確認しておきましょう。

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保育時間に制限はない

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0歳児であっても、基本的に保育時間に制限はありません。ただし、園の方針やその子の保育状況などに応じて、延長保育ができなかったり、時間の短縮を求められたりすることもあるようです。

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0歳児の保育園での過ごし方

一日のスケジュール

0歳児の一日の流れは、月齢によっても大きく異なりますが、次のような流れが一般的でしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【0歳児クラスのスケジュール例】
・8時/順次登園後自由遊び
・9時/朝のおやつ(または授乳)
・10時/室内遊びやお散歩(または睡眠・外気浴)
・11時/給食(または授乳)
・12時/お昼寝
・15時/おやつ(または授乳)
・16時/自由遊び後順次降園

遊び・お散歩

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午前中の活動時間は、お散歩や園庭遊びなど身体を動かすことが多くなります。まだひとりで歩くことが難しい0歳児でも、先生におんぶされたり、カートに乗ったりして外に出ることがあるでしょう。

室内遊びでは、園のおもちゃを使ったり、絵本や歌や手遊びをしたりと充実した遊びを楽しむことができます。0歳児クラスは、月齢によって成長も大きく異なるため、子どもにあわせて遊びの内容も異なってきます。家庭とはまた違った遊びで刺激を受けながら、成長することができるでしょう。

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お昼寝

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0歳児の赤ちゃんにとって、お昼寝は欠かせません。保育園では、お昼寝の時間や回数は月齢などによって個人差があるため、一人ひとりの成長によって異なってきます。午前中のお昼寝が必要な赤ちゃんは、主活動の前後にお昼寝をすることもあります。成長とともにお昼寝が1回で済むようになってきます。

離乳食・ミルク

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個人差はありますが、一般的に5~6ヶ月ごろから、離乳食が始まります。保育園では月齢や成長に応じて各段階の離乳食を用意し、家庭での進捗状況にあわせて離乳食を進めてくれるので、ママにとっても心強いですね。みんなで同じ時間に食べるので、周りの赤ちゃんの姿が刺激となって、しっかり食べられるようになる赤ちゃんも多いようです。

0歳児を保育園に入れるのはかわいそう?

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「3歳児神話」はもう古い?

「3歳児神話」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは「子どもが3歳になるまでは
家庭でママが育てないと子どもの成長に影響をおよぼす」というものです。50年代にイギリスの学者が唱え、かつては母親が家庭にいることが当然だった日本でも浸透したとされています。

これを1998年に厚生労働省が「3歳児神話に根拠はない」と否定し、世の中も共働き家庭が増加する流れになってきたことから、今では否定される声が多くきかれるようになりました。

しかし今でもその神話は随所で取りざたされており、とくに祖父母世代から「0歳から預けるのはかわいそう」といわれてしまうママもいるようです。

各家庭の方針に応じて判断しましょう

女性が子どもを産んでからも働き続けることは現代では珍しいことではありませんし、各家庭の事情もあります。0歳児で保育園に預けるメリット、デメリットを理解した上で家族と相談し、判断できると良いですね。

0歳児を保育園に入れるメリット

生活リズムが整う

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保育園に通い始めると、朝決まった時間に家を出て、保育園でも決まったスケジュールの中で生活します。0歳児の赤ちゃんは、授乳や昼寝の時間など、まだまだ定まっていない子が多いですが、保育園に通うことで自然と生活リズムが整ってきます。生活リズムが整うと授乳のタイミングや睡眠時間などが決まってくるので、一日のスケジュールが立てやすく、パパやママにとっても嬉しいですね。

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育児のプロに頼ることができる

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うまれてまもない0歳児の赤ちゃんの子育ては、何かと不安になりますね。授乳やミルクについて、病気や発達に関する悩みなど、誰かに相談したくなることもあるでしょう。そんなとき、育児のプロである保育士さんに相談することができるのはありがたいですね。0歳児から保育園に預けていると、成長を一緒に見てくれているので、相談もしやすく、気になったことはお互いに伝えあうことができるので、安心ですね。

家でできない体験をさせられる

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0歳児の赤ちゃんは、お友達と遊ぶことはまだまだ難しい時期です。しかし、保育園では、同じ年齢の子だけでなく、年齢が上の子もいれば、下の子もいて、0歳児の赤ちゃんなりにさまざまなことを吸収します。

赤ちゃんによっては、言葉を覚えるのが早かったり、活発に活動することができたりと、成長に良い影響を与えてくれることもあります。家庭ではなかなかできない経験のひとつといえるでしょう。

保育園生活への慣れが早い

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1歳や2歳の子どもと比べ、まだそれほど自我が強くない0歳児は、保育園生活に慣れるのが早いというケースが多いようです。ママへの執着や自己主張がそれほど強くないため、はじめは泣くこともあるかもしれませんが、幼児に比べてスムーズに保育園生活に溶け込むことができるでしょう。

免疫力がつく

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保育園などの集団生活では、ちょっとした風邪から感染力の強いインフルエンザなどの病気が年間を通して流行します。0歳児から保育園に入ることで、小さいうちからさまざまな病原菌に触れ、風邪などをもらってくることも少なくありません。しかし、徐々に風邪をひきにくくなったり、病気にかかっても回復するのが早くなったりと、免疫力がついてくるでしょう。

比較的保育園に入りやすい

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保育園は、昨今の待機児童問題など、まだまだ数が足りておらず、入りたいのに入れないという状況が続いています。保育園に入るためにはパパやママの勤務状況など、さまざまな判断基準があり、その条件を満たしてもすぐに入れるというわけではありません。

そんななか、育休中のママ方が、明確に職場復帰をしたいという意思があるという意味で、比較的入園しやすくなる地域もあるようです。自治体によっても条件は異なりますので、入園基準については確認しておくと良いでしょう。

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キャリアを継続しやすい

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女性は妊娠や出産でどうしても仕事から距離をとる時間ができてしまいますよね。これはパパの協力があっても避けられないことです。しかし復帰が早ければ、それほど仕事のブランクを感じることなく、キャリアを継続しやすくなるケースが多いでしょう。

ママが自分の時間を持つことができる

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0歳児の赤ちゃんがいると、授乳をしたり、おむつを替えたり、ママの自分の時間を確保するのが難しくなりますね。保育園に預けることで、仕事に向かう前や、職場についてからのちょっとした時間など、ママが一息つける時間を持つことができます。子育て中のママにとっては、コーヒーなどの好きな飲み物をのんびり飲むだけでも、ちょっとしたリフレッシュになりますね。

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0歳児を保育園に入れるデメリット

ママの負担が大きい

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働きながら0歳児の子どもを育てるのは容易なことではありません。とくに0歳児は睡眠のリズムが整っていない子どもがまだ多く、時期によっては夜泣きや夜間授乳で寝不足を強いられることもしばしば。家族と協力して、少しでもママの負担が減ると良いですね。

完全母乳を続けるのが難しい

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保育園によっては母乳の預かりを行なっているところもありますが、一方で、母乳の持ち込みができず、園生活ではミルクで対応する園も少なくありません。保育園入園を機に、混合育児に切り替えざるを得なくなってしまうママもいるでしょう。その際に子どもがミルクに慣れておらず、慣れるまでなかなか飲んでくれなくて、大変な思いをした…ということもあるようです。

0歳代での保育園入園を考えているプレママは、事前に希望の園で母乳の持ち込みをしているかどうか確認しておくと良いでしょう。もしも難しそうであれば、産後から混合育児を進めておくとスムーズかもしれませんね。

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生活がバタバタしてしまうことがある

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毎朝の保育園の準備や、ママの身支度、送迎、帰ってきてから夕飯の支度に大量の洗濯…とママが息をつく暇もないくらいバタバタしてしまうことがあるでしょう。慣れるまでは心が折れてしまいそうになることもあるかもしれませんが、つらいときはパパや周囲の人に相談し、できる限り協力を仰ぎましょう。

子どもの成長を見逃してしまうこともある

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0歳児の赤ちゃんの成長は本当に著しく、昨日はできなかったことが今日は突然できるようになった、などと毎日成長を感じることができます。そのため、0歳児から保育園に入れることで、日々の成長を見逃してしまう可能性があります。ハイハイやお座りなど、知らないあいだに保育園でできていたということも珍しくありません。そのようなことがあっても気を落とさず、「ママがいなくても保育園でのびのび生活しているんだ」とポジティブにとらえられると良いですね。

感染症をもらいやすい

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生後半年くらいまでは、ママからもらった免疫で風邪などにかかりにくいといわれています。しかし6ヶ月を過ぎると、免疫が徐々に減り、病気にかかりやすくなります。特に保育園などの集団生活では、風邪やインフルエンザなど、さまざまな病気が流行するため、どうしても病気になりやすくなるようです。とくにはじめの1年は仕事を休みがちになってしまう可能性が高いので、いつ休んでも良いように対策しておくと良いでしょう。

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ママが罪悪感を持ってしまうことがある

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0歳児の赤ちゃんにとって、ママはかけがえのない存在です。0歳児から保育園に入れることで、ママの抱っこが大好きな時期に離れ離れになってしまうことになります。慣れるまでは、預けるときに大泣きする赤ちゃんもいるので、かわいそうに思ってしまい、躊躇してしまうママもいるようです。

しかし保育園に預けることは決して悪いことではありません。会えない時間は長くなってしまうかもしれませんが、その分自宅に帰ったら、たくさんの愛情を注いであげてくださいね。

周囲からかわいそうと言われる

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うまれて1年に満たない0歳児から預けるとなると、どうしても周囲から、「かわいそう」と言われてしまうこともあるようです。特に、世代が上の人や地域によっては、理解してもらいにくいかもしれません。

しかし最近では出産してから職場復帰する女性が増えたことで、保育園に預けて働くママの姿も珍しくなくなりました。周囲からの視線が気になるママは、「同じようなママが他にもたくさんいるんだ」と考えると少し気が楽になるかもしれませんよ。

0歳児を保育園に預けるときの注意点

哺乳瓶の練習をする

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母乳育児の子どもでも、保育園では哺乳瓶を余儀なくされてしまいます。保育園の入園が決まったら、しっかりと練習しておくと良いでしょう。

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予防接種を受ける

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0歳代はとくに予防接種の回数が多くなっています。忙しいからといって先送りすることのないよう、指示された時期にきちんと受けるようにしましょう。

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可能であれば勤務時間を調整する

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「3歳に満たない子どもを育てているこという条件さえ満たせば、一日原則6時間の短時間勤務をすることができます。法律で定められた制度であるため、条件を満たせば誰でも利用できます。ただし、給料については会社ごとに対応が異なるので、利用する前に勤務先に確認しておくと良いでしょう。

急な呼び出しへの対応を考えておく

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保育園に通っていると、どうしても病気になりやすかったり、体調を崩したりと、急にお迎えに行かなくてはいけないこともしばしばです。理解のある職場や人手の多い職場であれば、仕事をお休みすることもできるかもしれませんが、なかなかそうもいかない職場も多いものです。

急な呼び出しがあったとき、どうするのか、事前に考えておきましょう。ママが迎えに行けない場合、パパにお願いできるのか、それともおじいちゃんおばあちゃんにお願いできるのか、しっかり確認しておくといざというとき安心です。

帰宅したらたくさんの愛情を注ぎましょう

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0歳児の赤ちゃんを保育園に預けて働くということは、決して容易なことではありません。極力周囲の協力を仰ぎ、ママだけに負担がかかってしまいすぎないようにしましょう。

最近では3歳までは時短勤務が認められていたり、企業によってもさまざまな子育て支援制度が定められていたりと昔よりも労働環境は良くなっている傾向にあります。こうした制度をうまく利用しながら、子どもに何かあったらすぐ対応できるよう、余裕を持って働くことができると良いですね。また、子どもと離れる時間が長い分、帰ったら精いっぱい愛情を注いであげてくださいね。

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