更新日:2017年01月05日

夜中に足が痛む!子どもの成長痛ってどんな症状?対処法は?

夜になると体が痛いと泣きだすけれど、朝になればケロっと治って元気になる。それなのにまた夜になると痛がる…。このような症状は、低年齢の子によく起きる「成長痛」という症状です。名前を見ると骨の成長?と思いきや、なんと実は心に原因があることも多いのだとか。そんな子どもの成長痛について探ってみました。

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目次

    夜になると「足が痛い」と言い出す

    我が家の次男(6歳)に起きた話です。
    ある夜、何の前触れもなく「足がめっちゃ痛い!」と泣き出しました。さっきまで元気に過ごしていたのに、突然痛い痛いと訴えだす姿に、筆者はとてもびっくり。
    あまりに痛がるので、頓服を飲ませ「明日も痛かったら病院に行こう」と言って寝かせたら、翌朝にはけろっと元気に起きてきました。

    皆さんも経験あるかもしれませんが、ネットで調べると怖い話ばかりが気になるんです。子どもの病気は「元気だったのに突然痛がり初めて入院…、最悪のケースも」なんていう体験談が多く、何か悪い病気だったらどうしようと不安な夜だったのに、朝になると噓のよう。
    「足は痛くないの?」と聞いても、痛かったことさえ忘れているようで…。

    こんなことが何度かありました。
    昼間は元気に動いているのに、夜になって突然悶絶し始める不思議な症状。これは「成長痛」という症状です。
    成長痛は全ての子に起きる症状ではありません。しかし原因不明の痛みなだけに、見守る大人は不安になるものです。皆さんのお子さんにも起きるかもしれない成長痛について紐解いていきたいと思います。

    成長痛ってどんな症状?

    成長痛は、3歳から12歳くらいの子どもに見られる原因不明の痛みの症状です。
    足の付け根、太もも、ふくらはぎ、かかとなど、足に痛みが出ることが多く、痛みの時間は30分から1時間程度続きます。
    夜になると症状が出ることが多いようです。中には夜中に突然泣き叫ぶほどの痛みを訴える場合もあります。
    周りはあたふたしますが、翌朝になれば回復し、なかったことのように元気いっぱいになります。
    でもまた夜になると痛みを訴え、朝には消える…、この繰り返しで、日によって痛みの箇所が変わることも特徴のひとつです。
    小さな子が痛みを泣くほど訴えてくると、親としては不安になってしまいますよね。病院に行っても何も悪いところがないと帰されることもあるようです。

    「成長痛」という言葉だけを見ると、骨の成長に筋肉が引っ張られて起きる痛みなのかと思いますよね。「骨が成長している痛みだよ」と言われたことがある人もいるかもしれません。
    実際、過去にはそう考えられていました。しかし、実はそれだけが原因ではないということがわかってきました。

    気になる成長痛の原因とは?

    昼間の疲れが出て痛む

    子どもは大人では考えられないほどに動きが活発です。しかし、体はまだ充分に形成されていません。昼間の運動でたまった疲れが夜になって足に出るというのが原因のひとつです。スポーツをしている子はたくさん練習をした日の夜に出ることもあります。
    体の負担が痛みとなって出ているので、骨が成長している痛みではないようです。大人でもありますよね。頑張っているときは気にならないのに、終わってどっと疲れが出る…こんな感覚に近いかもしれません。

    意外にも、ストレスが原因かも

    実は上記の疲れよりも気にしたいのが、こちらです。かまってほしい、何か気にしていることがある、環境の変化があった、など何か心に思い溜めていることが原因で成長痛になっているというのです。また、性格では甘えん坊な子や神経質な子に多く出ます。

    子どもには子どものストレスがあります。大人から見ればたわいもないことでも、子どもにとっては世界がひっくり返るような悩みもあります。学校に行きたくなくておなかが痛くなったりした経験ってありませんか?同じような形で、足の痛みとして出てくるのが成長痛の原因のひとつです。

    親が子育てに神経質になっている

    もうひとつ、親が子育てに頑張りすぎて子どもの負担になっていることからのストレスもあるようです。過度な期待、干渉、制限など、無意識の中でキャパオーバーしていることがあるかもしれません。この場合、親にも自覚がないこともあり、客観的に見てくれる人の意見が必要です。

    原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって症状を引きおこすことが多いとされています。

    痛がった時、ママができることはある?

    成長痛が心の問題から起きている場合、ママにできる一番の対処法は、安心感を持たせることです。痛い気持ちで不安になっている子を「痛かったね」ととにかく寄り添い受け止めてあげましょう。

    スキンシップを多めにとる

    痛い箇所をさすったりマッサージしたりすると収まることがあります。精神的なことから来る痛みは、スキンシップを多めにとって安心感を得ることで解決するものも多いです。
    もしかしたら最近抱っこが減っていませんか?痛みは温めることで緩和されることもあるので、一緒にお風呂に入っていつもより多く遊ぶのもいいかもしれませんね。

    話をたっぷり聞く

    もしかしたら、兄弟ができたり、クラス替えの直後だったりと、環境や心境に変化があるのが原因かもしれません。親に言えないお友達との関係やトラブルもあるかもしれません。無理やり聞き出さず、自然な流れで会話になるよう、じっくり話す時間を作ってみませんか。
    顔を見ると言えないこともあるでしょう。寝る間に布団で天井を見ながら、何気ない会話の中に本音が見えることもありますよ。

    我が家の場合…

    成長痛は上の子に出やすいと書かれていることが多いのですが、我が家は次男が成長痛を訴えました。真ん中っ子だからか性格だからか、甘えることがあまりなく、何でも一人でやってしまう一番手がかからない子です。それ故に安心して任せられる、イコール放っておかれやすいというのが原因だったのかもしれません。

    一番向き合う時間が少ない子だというのは筆者自身も自覚がありました。よくないな、後でしわ寄せが来るなといつも思っているのですが…。
    できるだけ二人の時間は甘えさせようとしています。例えば「みんなに内緒のおやつ」「今日は一人だから助手席に座っていいよ」など、ちょっとした特別、親子の秘密を持つということ。上手に向き合う方法は、今もまだまだ模索中です。

    何度か成長痛を訴えることがありましたが、今現在はしばらくありません。もしかしたらまた何か変化が起きたときに再発するかもしれませんが…。

    三人の息子を見ていて思うのが、とにかく、親が自分をちゃんと見ているかということが、子どもにはきっと重要なのです。ただ、見すぎても過干渉になってしまうし、見なさ過ぎても不安になります。子どもの性格にもよるでしょう。匙加減がとても難しいものですが、「まとめて三人」ではない一人ずつの時間を作ることが必要だと感じました。

    痛みが長期間続くなら病院に行こう

    成長痛の治療というものはありません。一晩で治るものであれば、病院にいかなくても様子見で大丈夫です。ただ、朝になっても痛がる、長期間にわたって同じ個所を痛がる場合は違う何か病気が潜んでいることがあるので、よく様子を見て病院に行きましょう。

    大人と違って子どもの病気やケガは突然起きることや原因不明のことも多く、親も子も不安になることが多いと思います。病院に行って何もなかった場合は、心が原因であると頭に入れておいた上で様子を見ることも必要になると思います。
    もしかしたら、親の知らないところで頑張っているかもしれません。忙しい毎日ですが、たまには子どもとスキンシップや会話で濃密に過ごす時間を持つのも大切ですね。普段はわからない面や成長に気づくかもしれません。

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    ライタープロフィール

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    うちゃこたん

    わんぱく盛りの三人の男の子とうさぎのママをしています。日々いっぱいいっぱいになりながらも、...