更新日:2017年03月11日

着床痛とは?着床痛の時期と期間、痛みの症状について

妊娠したかどうか気になる時期は、下腹部の痛みや体の変化について敏感になる人は多いのではないでしょうか。ここでは、受精卵が子宮内膜に着床するときに感じる着床痛について解説します。着床痛はいつ起こり、どのくらいの期間続くのでしょうか。他にも妊娠超初期に感じる症状には、どのようなものがあるのでしょうか。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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目次

    着床痛とは

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    着床の際に起こる痛み

    精子と卵子が受精して受精卵となると、細胞分裂を繰り返しながら子宮に向かいます。子宮内にたどり着いた受精卵は、子宮内膜にもぐり込んで根をおろします。これが着床です。着床痛とは、このときに起こる痛みの事をいいます。

    着床出血を伴うこともある

    着床するときにまれに出血を伴うことがあり、これを「着床出血」と言います。受精卵が子宮内膜に根をおろすときに、しっかりと根を張ろうとして、子宮壁を少し溶かしてしまうことがあるようです。その時に子宮内膜の内側にある血管も一緒に溶かしてしまうと、出血が起こります。出血が起こるので、生理がきたと勘違いしてしまう人もいるようです。

    医学的根拠はない

    着床出血は個人差があるものなので、着床するときに必ずしも出血が起こるというわけではありません。また、着床痛・着床出血ともに医学的根拠はありません。着床痛がない人もいるので、一人ひとりの感じ方は様々なのかもしれませんね。

    着床痛と排卵痛、生理痛の違い

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    排卵痛との違い

    排卵痛とは、卵巣から卵子が排出される排卵日の2~3日前後に起こる痛みです。下腹部の痛みや張り、腰痛や眠気、頭痛、胸の張りなどを感じる人がいます。着床痛や生理痛とは、発生する時期が異なります。

    生理痛との違い

    排卵痛と同じように、着床痛と生理痛との大きく異なる違いは、発生する時期です。着床痛については後で述べますが、生理痛はいわゆる「月経期」に起こります。妊娠するために分厚くなっていた子宮内膜は、妊娠しなければ不要になるため体の外に排出されます。これが生理です。子宮の収縮が起こることで感じる痛みが生理痛です。生理痛がひどく寝込んでしまう人もいますが、生理痛をあまり感じない人もいます。

    着床痛の時期と期間

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    時期

    卵子と精子が受精すると、3~5日かけて子宮に移動し、受精してから約1週間後に、子宮内膜に着床することになります。着床がうまくいかなかった場合には、化学流産となりその約1週間後に生理がくることになります。

    周期には個人差があり、体調によって排卵のタイミングもずれることがあるので、あくまで目安です。妊娠を望む場合は基礎体温をつけると判断の材料になります。

    期間

    着床痛の痛みが1日で終わる人や、着床出血が続いている間、ずっと痛みを感じる人など、痛みが続く期間には個人差があります。

    着床痛の症状

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    下腹部痛

    下腹部がズーンと引っ張られるような鈍痛や、チクチクした痛みなど生理痛や排卵痛に似たような痛みを感じる人が多いようです。感じ方は個人差があり、着床痛を感じない人もいます。

    腰痛

    着床時にある腰痛も感じ方に個人差があります。骨盤辺りに激しい痛みを感じる人もいれば、腰全体にジーンと長く続く痛みを感じる人もいるようです。腰痛の原因としては、卵巣から分泌されるホルモンの影響であるとされています。出産に向けて骨盤の関節を緩める働きをするホルモンが分泌されるからです。

    着床痛以外の妊娠超初期症状

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    着床出血

    受精卵が子宮内膜に着床するときに起こる出血を着床出血といいます。着床出血が起こるのは50人に1人の割合なので、必ずしも着床出血が起こるというわけではありません。着床出血の色や状態、量には個人差があります。

    おりものの変化

    着床する前後でおりものの量が増えたり、少量の出血が混ざる場合などに色がピンクっぽくなったり茶色っぽくなったりする人がいます。

    風邪のような症状

    妊娠の超初期症状として風邪のような症状が現れる場合もあります。これは妊娠すると基礎体温が上がり、高温期になり体が熱っぽく感じるようになるためです。熱っぽい状態の時には、体のだるさや、眠気、疲れが出やすい、鼻水が出るなど体調が悪くなることがります。

    胸の張り・痛み

    胸の張りや痛みを感じる人もいます。乳首が敏感になり、衣服に触れるだけで、痛みを感じることもあります。出産に向けて、体が少しずつ変化していることを感じる人もいるかもしれません。

    つわり

    吐き気がしたり、あるにおいがだめになったり、急にそればっかり食べたいものができたり、つわりに似たような症状が起こることもあります。

    イライラ・憂鬱

    ホルモンバランスの変化から、イライラしたり、憂鬱になったり、精神的に不安定になることもあります。

    着床痛に関する体験談

    筆者も二人の娘を出産した経験があります。妊娠を望んでいたので、妊娠したかどうか分からない時期は、ドキドキ、わくわくしていました。気になり過ぎて、妊娠初期の症状もよく調べていたものです。

    妊娠しているかどうかドキドキしている時期のことです。普段と少し違う感覚や体調の変化を感じました。それが着床痛なのかは分かりません。子宮の辺りが、キューと締め付けられるような鈍痛と、体が疲れやすく、眠気がありました。「もしかしたら…」とドキドキの期待感と、不安感で過ごしていました。医学的には根拠がないということですが、人間の体というのは不思議なものなので、「母親になる勘」というか「予感」というものはあるのではないかと私は信じています。

    まとめ

    妊娠が判明する間の時期は、誰もがドキドキ落ち着かないものです。体に感じる痛みや、いつもと違うような感覚は個人差があり、医学的根拠がないものです。体の中で起こっている小さな小さな奇跡を穏やかな気持ちで見守り、今しかない時期を大切に過ごしたいですね。

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