更新日:2017年04月28日

【画像あり】排卵検査薬の正しい使い方と陽性の見方!いつから?時間帯は?

排卵検査薬の使い方は検査をいつから始めるか、どの時間帯で行うか、陽性反応をどう見分けるかといった点がポイントとなります。正しい使い方や判定の見分け方を知らないと、正確な検査結果が得られません。陽性反応・陰性反応を画像付きで確認しながら、それぞれのポイントをしっかり押さえてスムーズな妊娠を目指しましょう。

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目次

    排卵検査薬とは?

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    妊娠のタイミングをはかるための検査薬

    排卵検査薬は、排卵を促進する「黄体形成ホルモン(LH)」を尿から検出する検査薬です。黄体形成ホルモンは、普段ほとんど分泌されていませんが、排卵間近になると大量に分泌される「LHサージ」が起きます。LHサージが起こると約40時間以内に排卵が起こるため、LHサージをとらえることは、妊娠するうえでとても大切になってくるのです。

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    排卵検査の方法

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    検査開始日から連続して行う

    排卵検査は1日だけ行えば良いのではなく、決められた検査期間中、毎日定期的に検査を実施します。検査開始日は月経周期によって決められています。開始日の導き方に関しては「排卵検査の開始はいつから」の項で詳しく解説します。

    毎日決まった時間帯に採尿

    排卵検査は尿の中のLH濃度を測るため、採尿して検査します。ガイドラインでは「何時」と決められているわけではありませんが、尿は濃度が濃すぎても薄すぎてもうまく計測できません。

    そのため、濃度が高まっている朝一番の尿は避け、毎日決められた時間帯に採尿・検査するようにします。使う尿はしばらく時間を置いたものではなく、排出されたばかりの新しいものを使うようにしてください。

    朝晩の1日2回行えばさらに把握しやすい

    LHサージは上昇が14時間、ピークが14時間続き、その後20時間かけて下降していきます。1日1回では上昇が始まったタイミングがつかみにくく、性交のチャンスを逃してしまうことも考えられます。朝と晩のそれぞれ決められた時間に採尿・検査することで、より正確にLHサージを確認することができるでしょう。

    排卵検査の開始はいつから?

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    生理開始予定日の17日前から始める

    生理は25~38日の周期でワンサイクルが巡ります。生理が毎月規則的に来ているときは、次の月経開始予定日からさかのぼって17日前から排卵検査を開始します。

    たとえば、28日が次の生理開始予定日なら検査開始日は11日ということです。排卵検査を始めようとしたときにすでにその日にちが過ぎてしまっていたら、次の生理開始予定日を待ってから検査するようにしましょう。

    不規則な方は過去2~3回の生理日から計算

    生理周期が定まらないときは、過去の生理周期から検査開始日を算出します。直近の生理周期のうち、一番短い生理周期を基準にして次の生理開始予定日を割り出し、次の生理予定日から17日前の日付を検査開始日とします。1月が23日周期、2月が17日周期、3月が30日周期となった場合は、2月の17日周期をもとに4月の生理開始予定日を計算することになります。

    開始日はメーカーサイトでチェックできる

    武田薬品工業株式会社やロート製薬株式会社など、排卵検査薬を製造しているメーカーでは、商品の詳細サイト上で検査開始に適した日を計算できるコンテンツを用意しています。直近の生理開始日と周期を入力するか、過去数回分の生理開始日を入力すれば次回の生理開始予定日が表示される仕組みです。

    検査開始日と陽性が出るタイミング、排卵までの期間は1日のずれで結果が大きく左右されるため、数え間違いなどがないようにこうしたシステムを利用できると安心ですね。

    基礎体温と生理日を把握しておくとわかりやすい

    排卵検査薬による検査開始日は、過去の生理開始日に基づいて割り出されます。これまでの生理周期がデータとして残っていないときは、3ヵ月分の生理周期を記録してから排卵検査に臨むようにしましょう。

    排卵検査薬と併せて基礎体温も計測しておきたいものです。基礎体温は卵胞期は低温期、排卵を経て黄体期になると、高温期を示します。排卵直前に基礎体温は最も低くなるため、排卵検査薬の判定結果と併せることで、より正確な排卵日を予測することにつながります。

    検査薬の使い方

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    検査薬の準備をする

    排卵検査薬を用意し、袋は破けていないか、使用期限が切れていないかなどを確認しましょう。問題がなければ袋から検査薬を取り出します。

    採尿部部位本体にキャップがついているスティック型もしくはデジタル式の検査薬は、キャップを外して本体のお尻側にセットし、採尿部を表に出します。海外製によく見られるペーパータイプの検査薬の場合、本体を袋から取り出し、色が付いている方を持ち手にします。

    採尿後は、判定が出るまでスティックを置いておく場所にペーパータオルやティッシュなどを敷いておくとスムーズです。

    採尿する

    採尿は尿を「直接採尿部にかける方法」と、「尿を容器にとって浸す方法」のふたつがあります。スティック型とデジタル式の場合はどちらの方法でも採尿できますが、ペーパータイプの検査薬は尿に浸して採尿します。本体に描かれたMAX線のギリギリまで尿に浸し、尿吸収体に尿がいきわたるのを待ちましょう。

    採尿の際は採尿部が下をむくように持ち、判定窓やその他の部分に尿がかからないようにします。検査前に採尿部に触れると判定結果に影響があったり、手に検査薬の成分が付着してしまったりするので、触れないように注意することも大切です。

    また、海外の排卵検査薬を取り扱うサイトでは朝一番の尿を避けて使用するよう注意書きがされています。これは、朝起きてすぐの尿は濃度が高く、排卵検査薬では正確な反応を得られないことがあるためです。日本のガイドラインではこのような表記はありませんが、気になる方は購入の際に薬剤師さんに相談してみると良いでしょう。

    平らな場所に規定時間静置

    採尿を終えたら、判定結果が出るまで平らな場所にそっと置きます。振ったりひっくり返したりしても判定が出るまでの時間や結果は変わらないので、水平を保つようにしましょう。

    また、チェック時間を過ぎると、尿が揮発して濃度が高まり、陰性結果だったものが陽性の反応に変わることがあります。正確な判定を得るためにも、取扱説明書に書かれた規定時間を守るようにしましょう。

    判定結果の確認

    排卵検査薬の種類にもよりますが、排卵検査薬には検査が正確に行われているかを示す基準ライン(コントロールライン、リファレンス)と、判定結果を示す判定ライン(テストライン)が表示されるようになっています。判定ラインが基準ラインと同程度の濃さを示した場合は陽性となりますが、基準ラインより薄いか、もしくはまったく現れない場合は陰性の可能性が高くなります。

    基準ラインが現れない場合は検査が正確に行われていないことが考えられるので、新しい検査薬で改めてチェックするようにしましょう。

    検査結果は毎日メモで保存を

    排卵検査薬の検査結果は、判定ラインの本数や濃度で陽性か陰性かを判断します。そのため、昨日の結果と今日の結果を比較する必要が出てくるのです。特に、ラインの濃度でチェックする場合は記録がとても大切になります。写真を撮ったりメモをしたり、検査薬そのものをノートに貼り付けたりするなど、比較するための工夫をしておきましょう。

    インスタグラムや排卵検査薬の購入サイトでは、利用されている皆さんがどのようにメモを保存されているか、実際の様子が写真にアップされているので、参考にされてみてはいかがでしょうか。

    排卵検査薬の判定の見方を画像でチェック

    判定部のラインが現れたら陽性

    ラッキーテストを使って陽性反応が出た際の判定写真です。基準ラインの横に判定ラインがうっすらと表示されていますが、これは陰性です。12日目に、基準ラインとおなじ濃さを示す強陽性の反応が出ています。

    薄い反応と陽性の反応を並べてみると、その差をはっきりと比較することができますね。

    判定ラインが現れない場合は陰性

    こちらもアメリカ製のラッキーテスト排卵検査薬を使用した判定結果です。一般的な検査開始日より早めにスタートしているため、反応は陰性です。はじめは陰性でも排卵予測日まで毎日同じ時間帯にチェックしていくと、より正確な状態を把握することができますよ。

    ラインが薄かったり少ない場合は陰性のことも

    こちらはD17~18にかけて、うっすらと反応が出ています。日にち的にも陽性を期待したいところですが、続けて検査をした結果、D22にはっきりとした陽性反応が出ていることがわかります。

    陽性反応は線の有無ではなく、線の濃度を参考に、しっかりと見極めることが大切ですね。

    尿量確認ラインや基準ラインがでない場合は再検査

    尿量が不足しているなど、何らかの理由で尿量確認ラインや基準ラインが表示されないことがあります。この場合は新しいスティックを使って再検査をしてみましょう。はじめて排卵検査薬を使うときは、こうした事態に備えて容器にとって採尿をすると間違いが減るかもしれません。

    陰性なら継続して検査を行おう

    排卵検査薬を使って検査をしても、陽性反応が出ないことがあります。これには月経周期やLH量など、いくつかの原因が考えられます。月経周期を見直してみたり、感度の異なる検査薬を使ってみたりすると陽性反応を示すこともあります。陰性が続いたときは、検査を数周期続けてみましょう。それでも陽性反応が得られなければ、医師に相談しておきたいですね。

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    検査薬を使用するときの注意点

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    薬の服用中は医師に相談を

    排卵検査薬を使うにあたりって尿の質が気になるところですが、風邪薬やたしなむ程度の飲酒であれば、検査前に摂取しても問題ないとされています。排卵検査薬を用いた不妊治療を行っている場合、治療薬や注射の中には検査結果に影響を及ぼすものが含まれている可能性があります。使用している薬について不明なことがあれば、医師や薬剤師さんに速やかに相談してください。

    検査前2~4時間はトイレに行くのを控えて

    検査結果は尿の濃度と関係することがあります。前の排尿から検査までの時間が短いと、尿の濃度が薄くなってしまうこともあるので注意してください。どうしても時間を空けるのが難しい場合は、毎日の排尿間隔を一定にして測るようにしましょう。

    検査期間中は飲酒や運動も控えめに

    適度な飲酒や運動は問題ありませんが、お酒をたくさん飲むとトイレが近くなりますし、激しい運動は汗をかきやすいものです。体の水分量が変わると尿の濃度に影響を及ぼすことがあるので、排卵検査の期間中は何事も「適度」を心がけたいものです。

    陽性反応がでたらタイミングを見て性交しよう

    排卵はLHサージの約40時間以内に起こるといわれています。妊娠の確率が上がるのは排卵前か直後のため、陽性反応が出たら当日か翌日までにはなかよしのタイミングをとりたいものです。パートナーとも相談しながら、コンディションを整えていけると良いですね。

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    判定結果に不安があったら産婦人科で相談を

    ずっと陽性反応が続く、陰性反応のまま陽性が確認できないというようなことが続く場合は、排卵の有無だけではなくほかに重大な原因が潜んでいることがあります。検査結果不安を感じたら、すみやかに医師に相談するようにしましょう。

    避妊の目的には使わない

    排卵検査薬は妊娠を望むときに、ベストなタイミングをつかみやすくするために排卵日を予測するものです。LHサージをとらえてから排卵するまでの間隔が40時間を超えたり、精子が胎内で長く生存したりすることも考えられ、排卵を避けたから妊娠しないということは言えません。そのため、避妊の目的では使用しないことが賢明です。

    排卵検査薬を正しく使って体の状態を知ろう

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    体の中で起きる排卵のメカニズムは目で見ることは難しいものですが、排卵検査薬を正しく使うと、体の変化を目で見ることができるので心強いですね。

    排卵検査の陽性反応を得たからといって、確実に妊娠につながるものではありませんが、自分の体のリズムや傾向を知ることで次の対処法が見えてくることもあります。排卵検査薬と併せて基礎体温や体調の変化を記録しながら、妊娠に向けて自分の体を正しく理解していきましょう。

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    tomachako

    3歳差の兄妹を育てる2児の母です。家事育児は気付きの連続。家族とのやり取りや暮らしの中でみ...