更新日:2017年09月20日

おりものが少ないと妊娠可能性が下がる?妊娠初期や排卵日、生理前なのにおりものが少ない原因は?

おりものが排卵日や生理前、妊娠初期なのにいつもより少なく、身体に異常があるのではないかと不安になったことはありませんか。おりものは女性ホルモンの影響を受けて分泌されているため、おりものの量は毎日変化します。ここではおりものが少なくなる原因と対策、妊娠可能性について解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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おりものの働き

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おりものは、子宮や腟、汗腺などから分泌される液体で、女性の身体にとって大切な役割を果たしています。細菌が身体に侵入しないようにする「自浄作用」や、精子が卵子のもとに移動するのを助けて受精を促す作用があり、女性が健康を保ったり妊娠したりするための手助けをしてくれます。

おりものがもともと少ない人もいる

おりものの分泌量は女性ホルモンのはたらきによって左右されるため、もともとおりものの量が多い人もいれば、少ない人もいます。下着が濡れるくらいにおりものがたくさん出る人も、量がほとんど気になったことがないという人も、もともとの体質の影響であればそれほど心配する必要はないでしょう。

おりものの量は日々変化する

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おりものの量は、女性ホルモンの分泌量によって日々変化していきます。生理周期の中で、おりものの量はどのように変化していくのでしょうか。

生理直後~卵胞期前半

生理直後~卵胞期前半は、おりものの量がもっとも少なくなる時期で、状態はさらっとしています。体内に残った経血が混ざっておりものが茶色や赤褐色になる場合があります。

卵胞期後半~排卵期

卵胞期の後半にはおりものの量が徐々に増えていき、排卵期に分泌量がもっとも多くなります。排卵期のおりものは、ゼリーのようにとろっとして伸びやすい状態で、色は透明~半透明の場合が多いでしょう。排卵期におりものの量が増えることで、精子が卵子と出会いやすくなります。

黄体期

排卵期におりものの分泌量がピークに達すると、その後は少しずつ減っていきます。黄体期のおりものは粘り気があり、白く濁っているのが特徴です。

生理直前

生理直前には再びおりものの量が増え、においが強くなっていきます。生理直後と同様に、血液が少しだけ混ざり、茶色や赤褐色のおりものが出てくることがあるでしょう。

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歳を重ねるとおりものの量は減る

年齢によってもおりものの量は異なります。初経を迎えたばかりの10代の頃はおりものの量が安定しませんが、20代~30代の間に分泌量がピークに達し、安定してきます。

その後は閉経期に向けて少しずつ減っていき、閉経後2~3年になるとおりものはほとんど分泌されなくなります。おりものが分泌されなくなると腟内がかわきやすくなり、不正出血が起こりやすくなる場合もあるでしょう。

排卵期や生理前なのにおりものが少ない原因は?

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排卵期や生理前には一般的におりものの量が増える傾向がありますが、おりものが増えない人やほとんど出ない人もいるでしょう。いつもよりも少なすぎると感じる場合は、以下のような原因が影響しているかもしれません。

過剰なストレス

ストレスが影響しておりものの量が少なくなっているのかもしれません。過剰なストレスによって脳や神経に負担がかかると、女性ホルモンが正常に分泌されなくなってしまうことがあるためです。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や栄養不足など、生活習慣の乱れによっても女性ホルモンの分泌量が変化します。生活習慣の乱れが原因で女性ホルモンの分泌量が減ったりホルモンバランスが乱れたりしてしまい、おりものの量が減ってしまうことが考えられるでしょう。

妊娠超初期~妊娠初期におりものが少ないと異常?

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妊娠超初期~初期にかけては、女性ホルモンの分泌量が変化しやすいため、それに伴っておりものの量も変化しやすい状態になります。妊娠するとおりものの量が増えやすいといわれていますが、人によってはおりものが減ったり、ほとんど出なかったりする場合もあるようです。

おりものの量は人によって差があるため、妊娠超初期~初期におりものが増えたとしても減ったとしても、あまり気にする必要はありません。変化があまりにも大きい場合や不安な場合には、念のため病院で診てもらうと良いでしょう。

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おりものが少ないと妊娠可能性が下がる?

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腟の炎症や性感染症のリスクが高まる

おりものの量が少なすぎると、腟が乾燥しやすくなったり、細菌から身体を守る「自浄作用」が低下してしまったりする恐れがあります。これにより腟内に細菌が繁殖しやすくなったり、傷つきやすくなったりして、腟の炎症や性感染症になるリスクが高まる可能性があるでしょう。

不妊になりやすくなる場合も

おりものが減少すると、おりものの役割のひとつである受精を助ける作用が発揮されず、受精しにくくなってしまうことが考えられます。

また、おりものの減少は女性ホルモンの分泌不全やホルモンバランスの乱れによって引き起こされるため、生理不順や無排卵月経、黄体機能不全などの病気が隠れていると不妊の原因になる可能性もあるでしょう。

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おりものが少ないときの対策は?

ストレスをためず、規則正しい生活をする

おりものの量を正常に保つためには、特別なことをする必要はありません。ストレスをためすぎないように心がけるとともに、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事をとり、適度な運動をしながら健康な身体を保ちましょう。

女性ホルモンを増やす食べ物を食事に取り入れる

女性ホルモンを増やしたり、ホルモンバランスを整えたりする効果のある成分を摂取するのも良いでしょう。こういった効果のある成分としては、ビタミンEや大豆イソフラボン、ザクロやマカと呼ばれる植物に含まれる成分があげられます。サプリで摂取する場合には、過剰摂取に注意しましょう。

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女性ホルモンの分泌を増やしたい!効果的な食事やサプリメントは?

おりものが少ない場合、病院へ行く目安は?

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もともとの量が少なめの人は、普段の量と極端に差がない限りは病院に行く必要はないでしょう。しかし、いつもよりも量が少なすぎる場合や、おりものがまったく出ない状態が続いている場合には、病院に相談することをおすすめします。

また、おりものの減少だけでなく、生理不順や不正出血などほかの症状を伴う場合には、無排卵月経や黄体機能不全といった生理に関する病気の可能性があります。病院に相談しましょう。

逆におりものが多いときは病気?

おりものの量が多い場合も、もともとの体質ならば問題ありません。しかし、極端に量が多い場合や、普段の量と比べて差が大きい場合には、病気が原因になっている可能性があります。量が多い場合には、量だけでなく、おりものの色や状態にも注目してみてください。

白く濁ってカッテージチーズのような状態になる「カンジダ腟炎」や、黄緑や黄色の泡状のおりものが出る「トリコモナス腟炎」、水っぽいおりものが大量に出る「性器クラミジア感染症」など、おりものの状態によってさまざまな病気が推測されます。普段からおりものの状態に敏感になり、早く異常に気付きたいですね。

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おりものが少ないときは、生活習慣を見直そう

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おりものが少なくなる原因は、女性ホルモンの分泌不全やホルモンバランスの乱れであるといえます。規則正しい生活を心がけるとともにストレスをためすぎないようにし、女性ホルモンが正常に分泌されるように体調を整えましょう。

おりものが少なすぎると、性器が細菌に感染しやすくなったり、不妊になったりする可能性があります。いつもよりも極端に少なかったり、おりものが少ない状態が長期間続いたりする場合や、不正出血などの症状を伴う場合には、病院を受診しましょう。

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