更新日:2017年09月25日

生理前・生理中に顔や足がむくむ原因は?食事と血行を改善しよう!

生理前や生理中にむくみがひどく、悩まされている方はいませんか?むくみは身近にあるものだけに見過ごされがちですが、危険なむくみもあります。むくんでいると感じたら早めに改善しましょう。ここでは、むくむ原因と改善方法をお伝えします。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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そもそも「むくむ」とは?

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むくむ、という経験をされたことのある方は多いのではないでしょうか。手や足が夕方にむくみ、つらい思いをしたこともあるでしょう。むくんだ足などを指で押すと、なかなかもとに戻りませんよね。そもそも「むくむ」とは、一体何なのでしょうか。

むくみは、医学的には「浮腫」と呼ばれます。血液中の水分が血管の中から外(皮下組織の部分)ににじみ出し、増加した状態です。つまり、何らかの原因で、血液中の水分が皮下にたまった状態をいいます。基本的には次の日には治ることが多いのですが、むくみの状態や程度によっては、病気が原因の場合があります。

むくむ原因と影響は?

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むくむ原因

基本的に、人間の体重のうち60%は水分でできており、水分のバランスが崩れてしまうとむくみが起こります。水分のバランスが崩れる原因は、血流が滞っていることがあげられます。

もともと水分は重く下に下がる性質があります。ずっと立ちっぱなしだと、時間経過とともに血流がうまく血液を押し上げられず、足がむくみやすくなるのはよくあることで、夕方に足がむくむのはそのせいです。特に立ち仕事などの場合、夕方になって起こる多少のむくみは、異常な状態ではないといえますね。

また、過労や睡眠不足、運動不足や月経周期などが原因でむくみが現れることがあります。基本的に、次の日にはむくみがひいていれば問題ないと考えてください。

しかし、長期間続くような場合には注意が必要です。中には、腎臓や心臓、肝臓、内分泌系、静脈、リンパ節などの病気が原因で、むくみが出ている場合もあるからです。ほかにも、塩分のとりすぎ、非ステロイド性抗炎症剤などの薬剤の使用でも、むくみが起こることがあります。むくみとひと口にいっても、さまざまな原因が考えられるのです。

むくむとどんな影響がある?

むくみが続くと、血流が悪いままの状態が続いてしまいます。そのため、細胞に栄養が行き届かなくなったり、細胞の老廃物が排出されなくなったりと、ますますむくみが進行してしまうのです。

重傷になると、内臓全体がむくみ、うまく機能しなくなってしまうこともあります。肺がむくんだ場合は呼吸が苦しくなり、呼吸困難を引き起こすことも考えられます。むくみを感じたら、悪化する前に、早めに対策をしましょう。なかなか改善が見られないようなら早めに受診してください。

生理前・生理中にむくみが起こる原因は?

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生理前・生理中は特にむくみやすいと感じている女性も多いのではないでしょうか。むくみやすい場所や原因、気になる体重についてもお伝えします。

生理前・生理中にむくみやすい場所

生理前や生理中にむくみが起きやすい部位はやはり足です。特に生理前には、足にむくみが出る人も多いでしょう。顔や手がむくんでしまうという方もいて、身体の末端に近い部分がむくみやすくなっています。

むくむと体重も増える?

生理前や生理中に体重が増えてしまうという女性は多いものです。それもそのはずで、むくむと体重が増えやすい状態になっているからです。特に生理前は、身体が水分や栄養をため込もうとして食欲が増します。生理中には、血流が悪くなり、便秘がちになる人も多くいます。そのため、生理前や生理中は体重が増加傾向になってしまうのです。

生理前・生理中にむくみが起こる原因

生理周期は、「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つの時期を繰り返しています。次の生理(月経期)前にある「黄体期」は、女性ならだれでも水分の排出がうまくいかない時期です。

その理由は、「妊娠を継続させるために働くホルモン」ともいわれる、黄体期に増える「黄体ホルモン(プロゲステロン)」には、体温を上昇させて体内の水分を保持したり、食欲を増進させたりする作用があるからです。そのため、身体の中の水分が多めになり、生理前にむくみが起こります。

また、生理がはじまるとプロゲステロンの分泌は落ち着きますが、低温期に入って体温が一気に下がることで血流が悪くなってしまうので、むくみがちになります。通常は、生理が終わるとむくみは落ち着くという人が多いでしょう。

生理後にもむくみが起こる場合は?

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生理後にむくみが起こる場合は、食生活や病気も影響しているかもしれません。塩分量の多い食事はむくみの原因になりがちです。栄養バランスのとれた食事をとることで、むくみが改善されることもあります。

また、むくみの原因としては、腎臓や肝臓、内分泌系、静脈、リンパ節などの病気があげられます。腎臓や肝臓に関しては、「アルブミン」というたんぱく質が近年注目されています。アルブミンは、減少すると水分を血管内に取り込む圧力が弱くなり、水分がたまりやすくなるため、むくみと関係しているたんぱく質だと考えられているのです。

アルブミンが低下している場合、腎臓や肝臓に何らかの障害があることが多いといわれています。そのため、腎臓や肝臓に病気があるとむくみやすいといえるでしょう。

生理前・生理中のむくみの解消法

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どうしてもむくむものだとは思っていても、放置しておくと、病気などにもつながります。むくんでいると思ったら放置せずに、症状が軽いうちから対応するようにしましょう。

食生活の見直し

むくみが出ている方には、食生活の改善をおすすめします。塩分の高い食べ物は避け、水分を控えずにきちんととったうえで、利尿作用のあるものの摂取を心がることがポイントです。利尿作用のある飲み物は、コーヒーや緑茶などのカフェインが含まれているものです。キュウリや豆腐などの食べ物も良いといわれています。

過度なアルコールは控えて

アルコールは水分を排出するというイメージの人が多いでしょう。しかし、脱水を起こすとともに血液濃度を高めるので、脱水を回避しようと細胞は水分を無理に取り込もうとし、血管から細胞へと水が移動しむくみへとつながってしまうのです。むくみが出て気になる人は、アルコールの量を控えめにしてくださいね。

ぬるめのお風呂にゆったりつかる

特に生理中は身体が冷えがちです。ぬるめのお風呂にゆっくりとつかることで血行を良くしましょう。また、むくみが出てきたときには、むくんでいる部位に水とお湯を交互にかけることで、血行を良くすることができます。

むくんだ部分のマッサージ

直接効果があるのは、やはり、むくんだ部分への直接のマッサージです。足を刺激して血行を良くすることで、むくみを改善することができます。夜寝る前に一度でも良いので、きちんと足をケアしてから眠りにつきましょう。

普段からむくみにくい体質づくりを

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女性は、生理前や生理中はむくみやすくなってしまいます。むくんだときに随時対応するのも良いですが、生活習慣や食事などに気を配ることで、生理前や生理中に起こるむくみは改善されていきます。普段からむくみにくい体質作りをすることも大事です。

むくみが継続してしまっている場合や、むくみがひどすぎる場合は、病気の可能性も考えられるため、一度病院を受診することをおすすめします。

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