認定こども園の料金は?入園料や給食費もかかるの?補助金の有無など詳しく解説!

子ども・子育て支援新制度の施行により、認定こども園が増えてきました。幼稚園と保育園とが一体化した新たな施設である認定こども園の情報はまだ一般的ではなく、詳細が理解しづらいというママも少なくありません。ここでは気になる費用や補助金について詳しく紹介します。

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目次

  1. 認定こども園とは
  2. 認定こども園の保育料
  3. 保育園・幼稚園との保育料の違い
  4. 認定こども園で保育料以外にかかる費用
  5. 認定こども園に通うときに補助金はあるの?
  6. 認定こども園の料金について事前に確認しておこう
  7. ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる
  8. あわせて読みたい

認定こども園とは

認定こども園とは、幼稚園と保育園の良い部分を兼ね備えた総合的な子育て支援施設です。満3歳以上の子どもに対して幼稚園の標準教育を行います。利用希望者には保護者の就労の有無などの入園条件がなく、共働きではない家庭でも入園申し込みをすることができます。

さらに就労などの理由があり家庭外の保育を必要とする家庭では、長時間の保育を利用することができます。園によっては0歳児からの受け入れを行っているでしょう。

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認定こども園の保育料

認定こども園の保育料は、世帯収入・家庭の状況などによって異なります。担当の窓口で詳細を問い合わせることもできます。気になる方は入園前に確認することをおすすめします。

認定区分により保育料が異なる

認定こども園を利用するためには、自治体から支給認定を受ける必要があります。支給認定区分とは保育の必要度の度合いのようなもので、3つにわけられます。

【支給認定区分】
1号認定:満3歳以上で教育のみを希望する場合
2号認定:満3歳以上で教育と保育を希望する場合
3号認定:満3歳以下で保育のみを希望する場合

世帯収入により保育料が決まる

認定子ども園は認可保育園のように国や自治体によって運営されており、その費用の一部を保護者が負担する仕組みになっています。自治体ごとに、世帯収入に応じて無理のない保育料が設定されています。そのため同じ認定こども園に通っているクラスメイト同士でも保育料金が異なります。

世帯収入とは、その家庭に同居する人全員の年収の合計です。ひとり親世帯の場合は1人分の収入が対象になります。前年度の世帯収入から算出される「市区町村税(住民税の一部)の所得割額」によって認定こども園の保育料が決まります。

自治体によって保育料が設定される

認定子ども園の保育料の上限は国が定めています。その上限に基づき、細かい区分や金額などは自治体が定めています。自治体によって子育て分野に振り分ける予算が異なるため、隣接する市区町村であっても保育料が大きく異なるケースもあるでしょう。

きょうだい児がいると保育料が軽減される

自治体にもよりますが、小学校低学年以下のきょうだいがいる場合には、認定こども園の保育料が半額になるなど、家庭の負担が軽減されます。第3子の場合には、保育料が無料になる自治体が多いようです。

保育時間によって保育料が違う

2号認定・3号認定の子どもが認定こども園を利用するときには、保育園に通う子どもと同じように、保育時間が保護者の就労の状況などに応じて保育標準時間(11時間)と保育短時間(8時間)とに区別され、設定されます。保育標準時間の子どもと保育短時間の子どもとでは保育料が異なります。

保育園・幼稚園との保育料の違い

保育園の保育料

2号認定・3号認定の子どもが認定こども園を利用する場合は、認可保育園と同じ料金が設定されています。認可外保育園では、運営母体ごとに料金設定がされています。認可外保育園のなかでも都道府県の一定の条件を満たした保育園には自治体から補助金が支給されます。

また多くの認可保育園では、給食費や入園料が徴収されないことになっています。私立の認可保育園では保育料のほかにも、制服の購入が必要だったり園内での習い事があったりする園もありますが、基本的には認可保育園では保育にかかるすべての費用が保育料の中に含まれるようになっています。一方、認定こども園では、入園料や制服代が別途かかるケースも多いようです。

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幼稚園の保育料

1号認定の子どもが認定こども園を利用するときの保育料は、施設型給付の幼稚園と同じです。施設型給付ではない幼稚園は自治体や幼稚園によって料金が異なり、世帯の所得に応じて、自治体から補助金が支給されます。

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認定こども園で保育料以外にかかる費用

入園料

2017年の認定こども園に関する法律の改正で、認定こども園の入園料は基本的には毎月の保育料の中に含まれるべきと定められました。

しかし、園によっては入園料を別途徴収しないと運営がむずかしくなる場合もあり、保育料に上乗せして徴収することができると曖昧な線引きがされています。その場合も費用の使い道が不透明にならないように施設の運営者には説明責任が求められるようです。また家計に負担の少ない範囲の金額であることとされています。

入園料が別途設定されている認定こども園でも、1号認定の子どもだけ入園料が必要な園もあれば、1号認定・2号認定どちらの子どもも入園料が別途かかる園もあります。

スクールバス代

園によっては通園バスがあるケースもあります。利用者は月額2,000円~5,000円ほどの料金で通園バスを利用することができるようです。少し離れた地域の認定こども園に通う場合には、とても便利ですよね。

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制服代

制服のある認定こども園では制服代がかかります。通常の制服のある幼稚園と同じように、帽子やジャケットなどを購入することになります。

入園グッズ

体操服やスモック、教材費などを入園の際にセットで購入する園も多いようです。なかには通園バッグも指定のものがある園もあります。園によっては制服代とあわせて数万円かかってしまう場合もありますが、入園料に含まれており別途にはかからない、という園もあるようです。

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給食費

認定こども園に通う1号認定の子どもに対しては、毎日給食を提供する園もありますが、週2日のみ給食という園も少なくありません。しかし、2号認定・3号認定の子どもに対しては給食の提供が義務付けられています。

3歳以上の子どもへの主食やおやつの提供については法令で義務付けられていないため、1号・2号認定の子どもに対して主食代・捕食代を請求するケースもあるようです。

保護者会費(PTA会費)

認定こども園では保護者の集まりの会費やイベント費などが別途かかる場合があります。保護者会費を卒園時の謝恩会用に積み立てをするような場合もあるでしょう。

園内の習い事代

園内で習い事を実施しているケースもあります。園内での習い事に参加している子どもがいる家庭では、別途、授業料や教材費などがかかります。英会話、ピアノ、体操など、人気の習い事に夕方の保育時間中に参加できる園も多く、保護者の就労のために認定こども園を利用している家庭でも、園内での習い事をさせる場合が多いようです。

そのほか

遠足の費用など行事のときに費用を別途徴収する園も少なくありません。また、入園時の出願料や施設設備費・冷暖房費がかかる場合もあります。費用の内容にもよりますが、1号認定の子どもを預けている家庭にだけかかる場合もあるようです。

認定こども園に通うときに補助金はあるの?

認定こども園は施設給付型の補助を受けているため、私立幼稚園に通う家庭に支給される幼稚園就園奨励費という補助金は出ません。ただし自治体によっては、世帯の所得や支払う保育料の負担が大きい場合、一部の補助金が出る独自の制度を設けている場合もあるようです。詳しくは自治体の担当窓口に問い合わせをしてください。

認定こども園の料金について事前に確認しておこう

認定こども園については、費用や補助金の面も含めて細かく制度が見直され更新されている最中です。毎年のように制度や規定が変わってしまうため、預けるのが不安、費用の負担が急に増えたりしたらどうしよう、と感じる保護者もいるかもしれません。

しかし認定こども園は、幼稚園と保育園の役割をあわせ持つ、魅力的な施設です。幼稚園のように園ごとに特色ある教育をしてくれる一方で、保育園のように長時間子どもを預けることもできます。施設や自治体によっては、入園後に子どもを預ける時間を変更することもできるようです。子どもの預け先を確保してから、ママの働き方や、子どもと過ごす時間をどのくらい確保するかを決めるということも可能となるでしょう。

費用の面も含め、わからないことは自治体の担当窓口や地域の認定こども園に問い合わせをし、子どもの預け先のひとつとして候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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