更新日:2017年09月05日

更年期にはプラセンタが効く?注射での摂取やサプリ、副作用をご紹介

女性にとって更年期は避けて通れないものですが、できるだけ軽くすませたいですよね。そんな更年期に、今話題のプラセンタが効くかもしれないと知っていましたか?ここでは、気になるプラセンタの摂取方法や副作用、更年期の原因、治療法などを紹介します。

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更年期障害の原因と治療法

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更年期障害の原因

更年期とは、生理が終了する(閉経)の前後5年間を指します。生理の始まる時期(初潮)が人それぞれ違うように、閉経も個人差があります。

しかし、50歳前後が閉経の平均といわれているため、更年期といえば44歳~55歳の期間を指すのが一般的です。この時期に起こるさまざまな不調を更年期障害と呼び、その原因はエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの減少にあります。

エストロゲンは、脳の視床下部にある下垂体と呼ばれる部分からの命令を受け、卵巣から分泌されます。しかし、更年期を迎えるころになると卵巣の機能が低下してしまうため、いくら命令を受けてもエストロゲンが上手に分泌されなくなります。

そのため、命令をしているにも関わらずにエストロゲンが正常に分泌されないことで、視床下部が混乱状態に陥ってしまいます。視床下部は自律神経をはじめ体内のさまざまな器官をコントロールしているため、自律神経にも乱れが生じます。

さらに、エストロゲンの減少によってホルモンバランスも乱れるので、身体のほてりや大量の汗、イライラや身体がだるくなるなどの更年期障害の症状が現れてしまうのです。

予防策と治療法

更年期障害を完全に予防することは難しいですが、早めに対処しておくことで、症状の悪化を防ぐことができます。予防策としては、日ごろからバランスの良い食事を心がけることや、適度な運動を行って生活習慣を整えることが大切です。

エストロゲンが減少すると、骨がもろくなる骨粗しょう症を発症しやすくなります。そのため、カルシウムを意識して摂ったり、自律神経やホルモンバランスを整える働きのあるビタミンEを積極的に摂取すると良いでしょう。

更年期障害は症状が軽ければ、予防策と同じようなセルフケアを続けるだけで問題ありません。しかし、症状がひどく日常生活に支障をきたす場合は、婦人科を受診することをおすすめします。

婦人科での主な治療法は、メルスモン注射・ホルモン補充療法(HRT)・自律神経調整薬・漢方薬が一般的です。メルスモン注射は皮下注射で、他は貼り薬や塗り薬など体外からの治療法と飲み薬になります。一部の漢方薬以外は保険が適用されるため、更年期障害は無理に我慢せず、早めに婦人科を受診してください。

プラセンタとは?

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プラセンタの効果

動物の胎盤から抽出したエキスをプラセンタと呼び、中にはアミノ酸にたんぱく質・脂質・糖質などの三大栄養素、さらにビタミン・ミネラル・酵素など細胞の新陳代謝を促す成長因子を豊富に含んだ栄養素が非常に多く詰まっています。プラセンタを摂取することで得られる効果には、以下のようなものがあります。

・自律神経を整える働き
・ホルモンバランスを整える働き
・免疫機能・抵抗力の向上
・抗アレルギー、抗炎症作用
・肝機能の改善
・活性酸素の除去
・組織修復作用

プラセンタは多くの効果・効能から、美容・健康の改善だけでなく、1950年以降は医療技術としても用いられるようになりました。

プラセンタの種類

プラセンタは、利用されている動物によって種類が分かれます。日本で主に使用されているのは豚の胎盤から抽出した豚プラセンタです。アミノ酸も三大栄養素もバランス良く配合されているため、市販のサプリやドリンクでよく使われています。

次に多いのが馬由来の馬プラセンタです。豚プラセンタの数百倍ものアミノ酸と、豚にはない必須アミノ酸が6種類も配合されています。そのため、豚プラセンタに比べると価格が高くなる傾向にあります。

最後は人間由来のヒトプラセンタです。身体への浸透力が高く、含まれている成長因子が人間由来のため、効果が出やすくなっています。効果の高さから、医薬品としてしか使用することができません。

プラセンタが更年期障害に効く理由

プラセンタにはが成長因子(グロースファクター)と呼ばれる成分が含まれているとされています。成長因子には細胞の増殖や分裂、修復や再生を促す働きがあり、悪くなった細胞を元気な状態に引き戻す力があります。成長因子がホルモンバランスを調整する機能を活性化させてくれることで、エストロゲンの分泌が活発になり、ホルモンバランスが整います。

他にも、プラセンタには、卵巣に直接働きかけて卵巣機能の向上を促す働きがあり、卵巣機能が向上することで、エストロゲンの分泌が活発になるとされています。更年期障害はエストロゲンの減少によって起こるため、エストロゲンの分泌量が上がることで症状の改善に期待が持てるでしょう。

プラセンタの摂取方法

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注射

更年期障害の治療で高い効果が期待できるのが、皮下注射によってプラセンタを摂取する方法です。健康で安全なヒト胎盤を原料としたプラセンタを使用したメルスモン注射が一般的に利用されています。

メルスモン注射は打ってすぐ効果が出るものではなく、継続性が大切です。病院によって異なりますが、注射頻度は、最初は週に2~3回、その後週に1回打つことが推奨されています。

錠剤

定期的な通院が難しい人におすすめなのが、飲み薬によってプラセンタを取り入れる方法です。医療機関でしか取り扱えないヒトプラセンタを使用しており、2カプセルの内服でプラセンタ注射1回分相当を摂取することができます。忙しくて通院は難しいけれど、ヒトプラセンタ効果的に摂り入れたい人に適しているでしょう。

サプリやドリンクなどのプラセンタ製品

市販品で手軽にプラセンタを取り入れる方法に、サプリやドリンクなどを用いる方法があります。ただし、市販品にはヒトプラセンタを使用することができないため、主に豚プラセンタか馬プラセンタが使用されています。医療機関での注射や処方薬に比べると即効性は落ちるものの、長期的に飲み続けることで効果が得られます。

プラセンタ注射は保険に適用される?

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プラセンタ注射は、美容目的で打つ場合は保険が適用されませんが、更年期障害の治療として用いる場合は保険が適用されます。大まかな年齢制限(45~55歳)はありますが、医師が更年期障害と診断した場合は、その限りではありません。

ただし、受診する病院・クリニックによっては、更年期障害であっても保険が適用できないところもあるので、必ず事前に調べてから治療するようにしましょう。

プラセンタに副作用はないの?

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飲み薬や市販のサプリやドリンクには、今まで副作用の報告はありません。注射の場合は、普通の注射と同じように打った部分が赤く腫れたり、熱をもつ、痛みを感じる場合があります。

ただし、プラセンタにはたんぱく質やアミノ酸が豊富に含まれていることから、アレルギー反応が起こる場合があります。アレルギー体質の人や、体調の悪いときは症状が出やすいため、注意が必要です。

注意点は、プラセンタ注射を一度でも使用した人は献血ができないことです。現段階では注射のみ不可で、サプリメントやドリンクの場合は問題ありません。

自分にあった方法でプラセンタを取り入れよう!

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プラセンタの摂取方法にはさまざまなものがありますが、どの方法も継続することが大切です。更年期障害の治療は、早期開始がカギとなります。「最近なんだか調子がおかしいな…」と気づいたら早めに婦人科を受診し、コストや通院の手間・症状の重さを考慮した自分にあった方法で治療を開始するようにしましょう。

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