更新日:2017年10月20日

子どもと楽しむお正月遊び!伝統的な遊びの由来とおなじみのゲーム15選

家族で一緒に過ごすお正月に、伝統的な遊びをしてみるのはどうでしょうか。帰省して、おじいちゃん、おばあちゃんがいるという機会に、昔遊びを教えてもらうのも楽しいかもしれません。いとこや親せきも一緒になって、おなじみのゲームでわいわい盛り上がるのも良いですね。ここでは、お正月に子どもと楽しめる遊びをご紹介します。

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日本の伝統的なお正月遊び

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お正月が近づくと「もういくつ寝るとお正月…」とお正月の歌を耳にすることが増えますね。一番の歌詞では、「お正月には 凧あげて こまをまわして 遊びましょう」、二番の歌詞では「お正月には まりついて 追い羽根ついて 遊びましょう」とお正月遊びが歌われています。

ここでは、凧あげ・こま回し・まりつき・羽根つきにあわせて、福笑い・すごろくを紹介します。全てチャレンジしてみるのも楽しそうですね。

凧あげ

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骨組みに紙や布を張り、風の力で、空に浮かばせる遊びです。糸でうまく凧を操り、どれだけ長く糸を出したかで飛距離を競う遊び方もあります。なぜ、お正月に凧あげをするようになったのでしょうか。

日本で凧が正月の遊びとなったのは江戸時代後期のことです。昔から「立春の季に空に向くは養生の一つ」と言いますが、旧暦の新年である立春に、空を向く遊びとして凧あげが広まりました。その後、その年を元気に過ごせるように願いを込めて、正月に凧をあげるようになりました。

凧をうまくあげるポイントは、風のある日に河川敷や海辺などの広い場所で行うことです。凧あげを目的に、ちょうど良い場所へちょっと遠出してみるのも、良い気分転換になるかもしれませんね。凧を見ながら夢中になって駆け回る子どもたちは、とても良い絵になりますね。

こま回し

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こまが回る姿から「お金が回る」、「頭が回る」、「仕事がうまく回る」などの意味が込められています。縁起が良いことから、お正月の遊びとしても親しまれてきました。もともとは、奈良時代に寺や神社の縁日の余興として行われていたものが、次第に子どもの遊びになっていったようです。

遊び方には、こまをより長時間回すことができた人が勝ちというものや、こま同士をぶつけて戦う当てごま、曲芸のように技を披露して競いあう遊び方などがあります。

まりつき

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「あんたがたどこさ」の歌にあわせて、まりつきをして遊んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。「あんたがたどこさ」のリズムにあわせながらボールをつき、「さ」のところでボールを足にくぐらせる遊びです。

手まりの起源は平安時代の蹴鞠(けまり)にあるといわれていますが、やがてお手玉のように女の子が手で遊ぶようになりました。各地で綿が栽培され木綿の着物が普及した江戸時代中期に、織り糸の端を利用した手まり作りがはやったといわれています。

木綿糸のまりは染め色も美しいので、新年になると、ママやおばあさんから新しいまりを女の子に贈る風習ができたようです。

羽根つき

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羽根つきは、厄を「羽根のける」という語呂から、主に女の子の健やかな成長を願うお正月の遊びとして広まったといわれています。今ではあまり見なくなった羽根つきですが、シンプルなようで意外と難しいものです。親戚みんなが集まるお正月にやってみたら、わいわいと楽しいお正月になるのではないでしょうか。

羽根つきの遊び方は二種類あります。ひとつは揚羽根(あげばね)といってひとり用の遊び方、もうひとつは追羽根(おいばね)といってふたり用の遊び方です。

【ひとり用の遊び方】
ひとりひとつ羽子板と羽根を持ち、下に落とさずに何回羽根をつけるかを競う遊びです。

【ふたり用の遊び方】
羽子板を一枚ずつ持ち、ひとつの羽根をバトミントンのようにふたりで打ち合います。お正月の歌詞に出てくるのもこの追羽根ですね。細かいルールはなく、どちらかが打ち返せなくなるまで続けます。ミスをした方は顔に墨を塗られるという罰ゲームを受けます。

今では罰ゲームとして行われている墨塗りですが、羽根つきが始まった当時は、魔よけの意味で行われていたようです。また、羽根には無患子(むくろじ)という植物の種が用いられ、「子が患わない」という名前から、無病息災と厄よけに転じたといわれています。

【羽子唄】
羽子唄(はねうた)とは羽根つきのときに歌う歌で、地域によっても違いますが、歌詞の一例は、下記のようなものです。

「一(ひと)ごに二(ふた)ご、三(み)わたし四(よ)めご、五(い)つ来ても六(む)かし、七(なな)んの八(や)くし、九(ここ)のまへで十(とを)よ」

「一ごに二ご、三わたし四めご、五つ来て見ても、七(なな)子(こ)の帯を、八(や)の字にしめて、九(ここ)のはで十(と)かした」

「一人(ひとり)来(き)な二人(ふたり)来な、三人(さんにん)来たら、四(よ)つて来な、五(い)つ来て見ても、七子(ななこ)の帯を、八(や)たらにしめて、九(ここ)のまへで十(とを)よ」

歌詞を覚えるのも楽しそうですね。お正月が終わっても口ずさむ子どもの姿が目に浮かびます。

福笑い

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目隠しをされた人が、「おかめ」や「おたふく」の、顔の輪郭だけを描いた紙へ、自分が正しいと思う位置に、眉、目、鼻、口などのパーツを並べていくという遊びです。でき上がりは、位置のずれた可笑しい顔になって、家族みんなで笑いながら楽しめますよ。

完成した顔を見たときに笑ってしまうので「笑う門には福来る」から新年の幸運を祈願する意味で正月におこなわれるようになったようです。紙と書くものがあれば簡単に手作りすることができるので、パーツ作りから子どもと一緒にやってみるのも楽しそうですね。

すごろく

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サイコロをふってコマを進める、すごろく。小さな子どもにも人気の高いシンプルな遊びです。テクニックを必要とせず、サイコロの目にしたがう遊びなので、小さな子どもからおじいさん、おばあさんまで一緒に盛り上がれること間違いなしですよ。

その他の昔遊び

かるた取り

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かるたは、江戸時代後期に、子どもがひらがなやことわざや生活に必要な知恵を遊びながら覚えられるようにと、一種の教材として考え出されました。かるたには種類がさまざまありますが、「いろはがるた」は、「読み札」にはことわざが書かれ、「絵札」には読み札のイラストがセットになっています。楽しく遊びながら、自然とことわざも覚えられるのはうれしいですね。

ことわざは、まだちょっと難しいかなという幼児向けには、「あいうえおかるた」や、「のりものかるた」などやさしいもので楽しむのも良いですね。

百人一首

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百人一首は、百人の歌人の和歌のなかで最も代表的な和歌を1首ずつ選んだものです。子どもがかるたには物足りなくなってきたら、百人一首に挑戦してみるのはいかがでしょうか。上級者のイメージがある方もいるかもしれませんが、大丈夫です。最初から歌を覚えていないといけないというわけではありません。

【散らし取り】
百人一首の代表的な遊び方は、読み手が上の句の札を読み上げ、取り手は読み上げられた和歌の取り札(下の句)を取り競いあう「散らし取り」です。読み上げられた通りのものを探せば良いというルールです。

上級者になれば、上の句を読み上げられただけで下の句が取れるようになり、上達する面白さがありますね。このお正月を機に、百人一首をお正月の恒例行事にしてみてはいかがですか。毎年、少しずつ成長があって楽しめるのではないでしょうか。

【坊主めくり】
散らし取りはまだ難しいな、という子どもには、「坊主めくり」がおすすめです。「坊主めくり」は絵札(読み札)だけで楽しめるので、百人一首の和歌をよく知らない人でもすぐに参加することができますよ。ルールは簡単、絵札だけを用意して、これを裏返し順にめくっていきます。

◎めくった札が男性の絵札のときには、そのまま自分の手元にためていきます。
◎女性が描かれている絵札が出たときには、もう一枚めくることができます。
◎坊主が描かれた絵札をめくったときには、これまで自分が持っていた札をすべて捨てなればなりません。
◎中央に積んであった札がなくなったときに、手元の札が一番多い人が勝ちとなります。

絵札だけで遊ぶ坊主めくりですが、和歌に親しむきっかけづくりにも良いかもしれませんね。

めんこ

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めんこは今ではすっかり見ることがなくなりましたが、手作りでも用意ができて、今すぐにできる遊びです。めんこづくりの工夫次第で勝負が決まってきますので、はまるととても面白いでしょう。ルールはさまざまありますが、「おこし」「はたき」という遊び方がポピュラーです。

めんこで遊ぶときには、市販されているめんこか、厚紙などを加工した自作のめんこを準備します。折り紙などで作る方法もありますが、同じ形に切り抜いた厚紙を張りあわせるだけで簡単にできますよ。

【「おこし」のルール】
1.順番を決め、始めに攻撃する人以外は、自分のめんこを地面に置きます。
2.攻撃する人は、自分のめんこを地面にたたきつけ、風圧で相手のめんこを裏返そうとします。
3.これを繰り返し、上手く裏返した人の勝ちです。

【「はたき」のルール】
「おこし」では、ひっくり返すのが慣れるまで難しく、ひっくり返らなくてつまらない..という子どももいるでしょう。そのような場合には「はたき」がおすすめです。流行した当時の工夫をおじいちゃんに聞いたりすると、得意になって教えてくれるかもしれませんね。

1.フィールドを描きます。土に描いても良いですし、厚紙の上にマジックで描いても良いですね。枠を用意できれば大丈夫です。
2.フィールドの中に、お互いのめんこを置きます。
3.順番に、他のめんこで、相手のめんこをフィールドから外へ出すと勝ちです。床にたたきつけて風で出したり、本体のめんこを当てて出したりさまざまです。

お手玉

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お手玉の形姿はわかるけれど、どうやって遊ぶのか知らないという方もいらっしゃるかもしれませんね。リズムよく空中へ上げる遊び方が最もポピュラーですが、他にも、複数で小さい子どもでも簡単に楽しめる遊び方もあります。

ここでは「あんたがたどこさ」の歌にあわせた遊び方を紹介します。徐々に歌のスピードを上げていくと難易度があがって面白いですよ。

1. まず複数で輪になります。
2. ひとりひとつお手玉を手に取って、「あんたがたどこさ」をうたいながら、「さ」の部分で自分の持っていたお手玉を隣の人に渡します。
3. 歌の最後「ちょいとかーぶーせー」で、お手玉を頭の上に乗せましょう。

けん玉

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十字型の剣に穴の開いた玉を指して遊ぶ、けん玉。バランス感覚を必要とし、練習すれば上手になる遊びなので、子どもの成長とともに技が増えていくのではないでしょうか。さまざまな技があるので、家族で難しい技に挑戦していくのも楽しそうですね。

おなじみのゲーム

ここまで日本の伝統的なお正月遊びや、昔遊びを紹介してきましたが、人がたくさん集まるお正月の機会に、おなじみのボードゲームやで盛り上がるのも良いですね。大人も子どもも楽しめて、歳が上のお兄さん、お姉さんも参加しやすいのではないでしょうか。

オセロ

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ボードゲームといえばオセロ。1945年に茨城県の水戸市で、当時中学生だった長谷川五郎が独自に開発したボードゲームです。単純なルールながらも奥の深いこのゲームは、同校の生徒のあいだで人気となり、1973年には商品化もされました。

今では、オセロは100均で気軽に買うことができるので、ひとつお家にあると良いかもしれませんね。

人生ゲーム・ボードゲーム

大勢でわいわいできるボードゲームといえば、人生ゲームではないでしょうか。気軽に持ち運べるタイプのものや、日本の地名や名所を学べるタイプのものなど、さまざまな種類のものが販売されていますよ。

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ポケット人生ゲーム

¥633〜(2017/10/20 時点)

定番の人生ゲームのボードは少々スペースがいりますが、こちらの「ポケット人生ゲーム」は、収納にも持ち運びにも便利です。お正月の帰省のときに持参するのも楽ですし、旅行などで持っていくのも気楽に扱えて良いですね。

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どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5

¥2,818〜(2017/10/20 時点)

このゲームは、ひとつで5つのゲームをドラえもんと一緒に楽しめてしまう優れものです。内容は、「日本旅行ゲーム」「正解旅行ゲーム」「宇宙旅行ゲーム」「どこドラならべ」「かんたん日本旅行ゲーム」です。ゲームを楽しみながら、日本の地名や名所、世界の地名・文化まで学べてしまいます。

また、日本旅行ゲームでは、飛行機・船・新幹線に乗ると早く移動できるけれど、乗るためにはお金が必要になり、計算の練習もできてしまいます。

トランプ

トランプはシンプルなのに、多くのゲームが楽しめますよね。最初は子ども数人でやっていた神経衰弱が、大人の食事も終わるころには輪が大きくなってみんなで大富豪をしている、といったお正月の光景も多いのではないでしょうか。ここでは、少し変わったトランプを紹介します。

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森永製菓 おかしな学校 おっとっトランプ

¥2,106〜(2017/10/20 時点)

このトランプは、普通のトランプとしても使用できますが、お菓子のおっとっとと組み合わせて遊ぶこともできるトランプです。カードにはイラストと一緒に海の生き物が図鑑風に描かれています。商品の遊び方は50個も紹介されています。

「おっとっととったど~」や、「ほかくしよっとっと」など、ゲームの名前を聞いただけでも楽しそうですね。海の生物について学びながら、トランプ、お菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

どうぶつしょうぎ

2017年、藤井四段の連続勝利記録でブームになった将棋。小さな子どもでも簡単に始められる「どうぶつしょうぎ」で楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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どうぶつしょうぎ

¥2,160〜(2017/10/20 時点)

入門用のミニ将棋「どうぶつしょうぎ」は、それぞれ異なる動きをする各4種類計8枚の駒をわずか12マスの盤上で動かし繰り返し遊んでいるうちに、将棋の基本的なルールが身につきます。対象年齢は4歳以上と、小さい子どもにぴったりです。これまで将棋に触れてこなかったママにとっても、将棋を知る良い機会になりそうですね。

正月遊びで家族のコミュニケーションを

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お正月に定番の遊びには、日本の伝統的なお正月遊びから、昔遊び、おなじみのゲームまで、たくさんのものがあります。今度のお正月にには、今までやったことのない遊びにも挑戦してみてくだいね。遊びを通して、おじいちゃん、おばあちゃん、親せきのみなさんと子どものコミュニケーションが楽しくなるのではないでしょうか。子どもから「楽しい」の一言が返ってくると良いですね。

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