更新日:2017年09月26日

放置はほったらかすことじゃない!夜泣きを放置するための6つのステップ

欧米では、夜泣きをする子どもをそのままベッドに寝かせて放置するそう。そう聞くと、信じられない、かわいそう、と思ってしまいますよね。しかし、筆者が実際に試してみて夜泣きに一番効果的だったのが、この「放置」なんです。今回は筆者の経験談をもとに、夜泣きになぜ放置することが効果的なのか、6つのステップをご紹介します。

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そもそも「夜泣き」とは何かを考えてみましょう

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おむつも汚れていない、お腹もいっぱいなはず、なのに何で泣くの!?夜泣きに悩まされるママさんは大抵悩みますよね。でも、そもそも夜泣きには、特に理由がないものらしいのです。「おむつが気持ち悪い→機嫌が悪くなって目が覚める→原因が取り除かれないから泣く」というような、パターン化されたものではないのです。

夜泣きという言葉がない海外の育児

日本では赤ちゃんが生まれたときからママとパパの間で川の字になって添い寝をするご家庭が多いと思います。しかし海外では新生児から赤ちゃん自身の部屋に寝かせているご家庭が多く、「夜泣き」ということば自体がない国もあるとか。

アメリカの育児

アメリカでは多くのご家庭で自立性と自主性を育てることを目的に、赤ちゃん自身の部屋を準備して早い段階から赤ちゃん一人で寝かせるご家庭が多いそうです。部屋を分けているからといって何もしてないわけではありません。ベビーモニターなどを使い赤ちゃんの様子を確認しているようです。

赤ちゃんが夜泣きを始めたらすぐに見にいくわけではなく少し様子を見てから行くそうです。赤ちゃんの元へ向かい声かけしたりトントンしたりして安心させてあげます。これを繰り返していると次第に自分で眠れるようになっていくというのがアメリカの育児のようです。

フランスの育児

また、フランスでは“赤ちゃんの睡眠サイクルは2時間で、2時間ごとの睡眠サイクルを繋げる練習をしているときだから夜泣きをする”と考えられています。そのため夜泣きをしても抱き上げたり無理に泣き止ませようとせず、そのまま眠りのサイクルに入るのを待つそうです。

夜泣きが始まると5~10分くらい様子を観察して待ちます。お腹が空いているようであれば授乳をすることもあるのですが、基本的には赤ちゃんが自分の力で眠れるように見守るのが親の愛情だと考えるママやパパが多いということです。

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夜泣きをしない子育て術。フランスの子供は夜泣きをしないってほんと?

夜泣きの原因は、環境の違いであると理解する

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以上のことから、欧米では、夜泣きのサイクルは「夜中に目が覚める→寝る前と状況が違う→びっくりして泣く」だと考えられているのです。
夜中に目が覚めるのは、赤ちゃんの睡眠サイクルが短いためで、特定の原因があるわけではない、ということ。入眠時と夜中に目が覚めた時の状況が同じであれば、赤ちゃんは泣いた後でも安心して眠りにつくことができると考えています。

放置すること=ほったらかすこと ではありません

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欧米の育児法を知ったうえで、日本の育児を見てみると「放置→ほったらかすこと」というイメージがあって、罪悪感が邪魔をしてなかなか実行に移せないところがありますよね。でも欧米で放置している、といっても放っておいているわけではありません。
日本のように添い寝をしたり、添い乳をしたり、泣くたびに抱っこしたりしないだけ。眠るまでトントンしてあげたり、声をかけてあげたりはするんです。そして時間を徐々に短くしていって、最終的に一人で眠れるように、いわば訓練していくのです。

以下で、夜泣きと付き合うためのママの心構えを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

夜泣きを受け止める

夜泣きは生後3ヶ月頃から1歳半頃までの赤ちゃんによくみられるもので、原因はまだはっきりと解明されているわけではありません。しかし夜泣きは赤ちゃんが睡眠のリズムを整えるのに必要なもので、その子の成長や発達に大きく関係していると考えられています。
これから先ずっと続くものではなく今だけだと思って夜泣きを受け止めてみましょう。

夜泣きをおさめない

夜泣きはお腹を空かせている、オムツが濡れているなどの赤ちゃんの不安材料を取り除いてあげても続く場合がほとんどです。抱っこしてもどんなにあやしても泣き止まないことが多いので無理に夜泣きをおさめようとしなくても大丈夫だということを理解してみましょう。

5分~10分様子を見守る

何をしても泣き止まない夜泣きの場合は「夜泣きとはこういうものだ」と腹をくくり5分~10分はしばらく様子を見守るのが得策かもしれません。これが「夜泣きを放置する」ということになります。

夜泣きを上手に「放置する」ステップ

1.まずは一人で眠ることを教えてあげましょう

ここでは、ママが夜泣きを放置するための心構えを紹介します。まずは、ひとつづつ試して、赤ちゃんとママに合った方法を徐々に見つけていただければと思います。

どんなにあやしてもなかなか泣き止んでくれないのが夜泣きです。
夜泣きは赤ちゃんが睡眠リズムを整えようとしている証で成長の過程で起こるものです。無理に泣き止ませなくても問題はありません。安心させてあげながら見守ってみましょう。

気を付けなければならないことは、入眠時の環境と、夜中に起きたときのギャップで夜泣きがひどくなる、と考えると、眠りに付くときに抱っこされていたり、おっぱいを口にくわえていたりするのはよろしくないということです。できるだけ自力で眠りにつけるように、部屋を暗くし、添い寝などしなくても自然に眠れるように訓練していきます。

夜泣きの放置とは何もせずに放っておくことではありません。泣いている原因が空腹やオムツでないとわかったら、ママは泣いている赤ちゃんの近くで様子を見守りましょう。
見守る際にお腹や胸のあたりを優しくトントンしたり、手を握って優しく声をかけてあげるなど赤ちゃんを安心させてあげながら見守ってみましょう。

2.夜泣きがはじまったら、5~10分観察してみましょう

いくら夜泣きに理由がないとはいえ、本当はお腹がすいて泣いているかもしれませんし、具合が悪くて泣いているのかもしれません。夜泣きがはじまったら、赤ちゃんの泣いている原因を探るために、泣きはじめてから5~10分は様子を観察してみます。思い当たる原因を取り除いても泣くようであれば、これは「夜泣き」なんだな、と思いましょう。

また、夜泣きが始まるとついすぐに抱っこしてしまいたくなりますよね。
昼間赤ちゃんが泣いたら抱っこですぐに泣き止む場合が多いので夜泣きも抱っこすれば…と考えがちですが夜泣きは抱っこしてもなかなか泣き止まないもの。すぐに抱っこするのではなく「ママはここにいるよ」と安心させてあげましょう。

3.泣いている原因がないようなら心を鬼にして放置

大抵の失敗はお母さんが我慢できずに抱き上げてしまうこと!せっかく赤ちゃんが自分で寝ることを覚える時期なのに、「こんなに泣いているのに可哀想!」と思っては水の泡。特に思い当たる原因がないようならば、心を鬼にして放置します。
赤ちゃんの睡眠サイクルは短いので、泣いていても特に環境に異常がないと分かると徐々に自力で眠れるようになっていきます。

ただ、なかなか泣き止んでくれないので近所の迷惑や家族の寝不足を心配してしまうママも多いことでしょう。そんな心配から「早く泣き止んで!」とイライラしてしまうこともあるのでは?
夜泣きは赤ちゃんが立派に成長している証でもあり今だけのもの。「そのうち泣き止む」という大きな気持ちを持つことが大切ですよ。
夜中に泣いても一人でまた眠りにつけるようになったら成功です!

ただ、このように放置をしたときに、赤ちゃんにどのような影響があるか気になりますよね。次の項目で紹介したいと思います。

夜泣きを放置したときの影響

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夜泣きを放置していると、ママは少なからず罪悪感を覚えます。それは、赤ちゃんに悪い影響があるからと思っているからではないでしょうか。
ここでは、夜泣きを放置した時の影響を探ってみたいと思います。

サイレントベビーへの不安

サイレントベビーという言葉を知っていますか?サイレントベビーとは“泣いても何もしてくれないから泣かない”と意思表示をしないで無表情になる赤ちゃんのことを言います。
夜泣きをしても放置するのであれば、サイレントベビーになってしまうのでは?と不安になってしまいます。

しかし、サイレントベビーになるのは、極端に放っておいた時のことを言います。
ですので、赤ちゃんが泣いている時は放っておくのではなく、見守っていくことが大切ですよ。

日中のコミュニケーションがカギ

上記で紹介したように、結論から言って「夜泣きを放置」=「サイレントベビー」にはなりません。サイレントベビーは日中を含め日々の関わり方や愛情のかけ方によって起きるものですので、日中いかに赤ちゃんとコミュニケーションがとれているかがカギとなります。

スキンシップは起きているときにたっぷりと

夜泣きを放置するなら赤ちゃんが日中起きているときはたくさん話しかけたり遊んであげたり…たっぷりとスキンシップをとるようにしましょう。
十分に愛情を与えて信頼関係を築き、安心感を持たせてあげれば夜泣きを放置してもサイレントベビーの心配はありません。

夜泣きの対策

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夜泣きは赤ちゃんの睡眠のリズムを整える上で必要なものでもあるのですが、ママやパパにとっては「早く泣き止んで寝て欲しい」と思いますよね。そこで夜泣きから早く解放されるための対策をご紹介していきたいと思います。

睡眠のリズムを整える

まずは赤ちゃんの睡眠のリズムを整えてあげましょう。昼寝が長すぎたり昼寝がたっぷりできなかったり、ご飯の時間がずれたりすることも赤ちゃんにとっては大きなストレスです。生活のリズムを整えるなら睡眠のリズムを整えてあげましょう。夜泣きを防止するには早寝早起きをさせて昼と夜の区別を教えてあげるのが大切です。

お昼にたくさん遊ぶ

赤ちゃんが起きている時間はたっぷり遊んであげましょう。昼間たっぷり遊ぶことができたら夜は自然と眠たくなって寝つきもよくなります。昼間にたくさん遊んであげることも生活リズムを整えることに繋がっていきますよ。

寝る前にたっぷりスキンシップをとる

赤ちゃんとスキンシップをとることは赤ちゃんを安心させてあげることができます。スキンシップに満足していないとそれを言葉にあらわそうとして夜泣きをするケースもあることから、寝る前にはたっぷりとスキンシップをとってあげましょう。

音楽や音を使う

赤ちゃんの夜泣きが始まってしまったら赤ちゃんの耳元で子守唄を歌ったり、オルゴールなどの音楽を流したりおもちゃの音を出してあげるなどしてみましょう。赤ちゃんには音がとても効果的なようです。
胎内音が流れるぬいぐるみなどもありますので活用してみるといいでしょう。

気分転換をしてあげる

気分転換をしてあげることも夜泣き対策のひとつです。夜泣きが始まってしまってどうしても泣き止まない場合は別の部屋で抱っこしてみたり、外の空気を吸わせてあげるなど小さな変化を与えて気分転換させると泣き止む場合があります。

入眠儀式を作る

赤ちゃんの睡眠リズムを整えるのに寝る前の儀式を作ってしまうという方法もあります。寝る前に絵本の読み聞かせをしたり子守唄を歌うなど、寝る前に必ずすることを習慣付けてしまうと、赤ちゃんにも「もう寝る時間なんだ」ということが自然と伝わり寝るモードに入りやすくなるため、寝つきがスムーズになります。

カモミールティを飲ませる

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すやねむカモミール

¥3,980〜(2017/09/26 時点)

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赤ちゃんの夜泣き対策をサポートしてくれるアイテムもたくさんあります。特にカモミールティーは夜泣き対策の定番としてヨーロッパの家庭でも古くから親しまれています。フルーティな香りが気持ちをリラックスさせてくれますよ。

すやねむカモミールは、赤ちゃんの夜泣きに悩むママにおすすめのオーガニックハーブティー。気持ちを安らかにして休息を誘うジャーマンカモミールと、休息の質を高めるハニーブッシュに、イライラをしずめるルイボスをブレンド。ほのかに甘く、すっきりとした味わいです。

離乳食に慣れた1歳頃からは、白湯で薄めて冷ましてから哺乳瓶やストローコップで。授乳期の赤ちゃんには直接飲ませず、ママが飲むことにより母乳を通して飲ませてあげます。香料・着色料・カフェインを含まず、合成化合物を一切不使用。毎日のおやすみ前に、親子で安心して飲めますね。

■この商品に関する口コミ①
毎日欠かさず飲ませています。もうすぐ9ヶ月ですが、おかげさまで夜泣きの回数が減りました。本当に助かってます!

■この商品に関する口コミ②
普段は天使のように可愛いのですが、一度夜泣きがはじまると本当に苦労していました。いまでは回数も減り、スヤスヤしてくれます。もっと早く出会いたかった商品でした。

引用元:www.hugkumiplus.net
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ベビースリープを使う

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ベビースリープ

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アロマを炊くことも赤ちゃんの睡眠をサポートする商品として知られています。ハーブティなど、妊娠中のママや子育て中のママをサポートする商品を多く開発しているAMOMAのベビースリープは、赤ちゃんの夜泣き対策のために開発されたアロマです。

定番のブランドなので、安心感があります。気になる添加物は以下の通り。
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精油100%・植物性原料のみ使用。合成香料・着色料・保存料・防腐剤はいずれも無添加

赤ちゃんに使用することを想定されて開発されていますので、体に悪い添加物は一切入っていません。寝かしつけでの疲れを癒す意味でもおすすめですよ。

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夜泣きの放置で気を付けること

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夜泣きの放置に関して紹介してきましたが、泣いているのが「夜泣き」ではない場合もあります。気を付けなければいけない泣き方はどのようなものか見ていきたいと思います。

体調不良によるもの

夜泣きとは別に、赤ちゃんは体調が悪かったり、発熱している時も泣きます。
もし、赤ちゃんの夜泣きの原因が体調不良によるものである場合、放置し続けるとさらに悪化させてしまう可能性もあります。特に発熱時は、脱水症状を引き起こす場合もある為、必ず夜泣きが始まったらまずは体調をチェックしておきましょう。

激しく泣くことで嘔吐する可能性も

夜泣きにより激しく泣き続けると、赤ちゃんは咳き込んだり嘔吐する可能性があります。
授乳後であれば母乳やミルクを吐き出してしまうこともあります。この時、気管を詰まらせてしまい、最悪窒息の危険性もあります。放置するということは、このようなリスクがあるということを頭に入れておきましょう。

ベッドからの落下

月齢が進むにつれて、赤ちゃんはつかまり立ちをしたり体もどんどん自由に動かせるようになります。
夜泣きでママを探しながら泣いていると、ベッドから落下してしまう危険性もあります。ベビーベッドやベッドで寝ている場合は、落下の危険性がある為要注意です。

夜泣きを放置することに関する体験談

筆者には2人の子どもがおりますが2人とも生後7ヶ月くらいのときに夜泣きが始まりました。

上の子のときはなにもかもが初めてで夜泣きももちろん初めてです。授乳をしてもおむつを変えても抱っこしても泣き止まない我が子にオロオロするばかり。外に出てみたり別の部屋で抱っこしたりするとすぐに泣き止むこともあったのですが、何をしても泣き止まないときはこっちが泣きたくなるような状況でした。

「夜泣きの放置」といっていいのかわかりませんが明らかに夜泣きに対して「諦め」がありましたよ。何をしても泣き止まないので泣き止ませることを諦めたような感じです。たくさん泣いて赤ちゃんも疲れるのでしょう。次第にスースーと気持ちよさそうな寝息をたてて寝てしまいます。

夜泣きを放置することもありましたがサイレントベビーにはならず、現在の我が子は喜怒哀楽の表情も素直にあらわせる子に育っています。

夜泣きにはあきらめが必要なことも

夜中にずっと泣かれて、心も身体も疲れ果てて……。筆者もそんな状態でしたが、この「放置」を実践してから2週間後には、夜泣きもなくなり朝までぐっすり眠れるようになったんです。

2週間の間にも色々な葛藤がありましたが、我が家では「放置」が子どもにとっても親にとっても最良の方法でした。日本では近所迷惑になるかも、と思ったり、部屋を別々にできない、などの理由で難しいかもしれませんが、状況が許すようであれば、夜泣きに悩むママは試してみてはいかがでしょうか。

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みわ

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