【生後2ヶ月】上手なお風呂の入れ方!決め手は「段取り」にあり!?

生後2ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れるのに、苦労しているママやパパも多いのではないでしょうか。赤ちゃんを上手にお風呂に入れるポイントは、段取りをしっかりと決めておくことです。今回は、赤ちゃんをお風呂に入れるための段取りについて解説します。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 生後2ヶ月ってどんな時期?
  2. 生後2ヶ月頃の赤ちゃんのお風呂
  3. お風呂に入るときの段取り
  4. ママやパパがひとりでお風呂に入れるときの段取り
  5. 生後2ヶ月の赤ちゃんのお風呂に関する体験談
  6. 段取りが良ければ、赤ちゃんのお風呂の負担が軽くなる
  7. あわせて読みたい

生後2ヶ月ってどんな時期?

身長・体重

生後2ヶ月の赤ちゃんの平均身長・体重は男の子・女の子で若干違いがあります。

・男の子:平均身長59.0cm、平均体重5.83kg
・女の子:平均身長57.8cm、平均体重5.42kg
(※1)

1日の体重増加は、約25~30gが目安となります。ただ個人差が大きいので、あまり増えないからと心配しすぎず、不安なときは医師に相談してみてくださいね。

成長・発達

一般的に生後2ヶ月頃になると、昼に起きている時間が長くなり、少しずつ生活リズムが整ってくることが多いです。手足を動かしたり、ママやパパの声に反応して声を出したり笑ったりできるようになりますよ。また生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは、ホルモンの影響もあり、皮脂の分泌が盛んです。

そのため、乳児湿疹ができやすいので、お風呂でしっかりと汚れを落として、身体を清潔に保つようにしましょう。

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生後2ヶ月頃の赤ちゃんのお風呂

生後1ヶ月を過ぎると、沐浴を卒業し、赤ちゃんもパパやママといっしょのお風呂に入ることができるようになります。ただ、沐浴を続けてはいけないというわけではないので、寒い季節などは沐浴のままだという家庭も少なくありません。

赤ちゃんのお風呂の温度は、37~40℃程度が目安となります。また生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだ首が座っていないことが多いので、お風呂に入れるときは注意するようにしましょう。

お風呂に入るときの段取り

お風呂掃除はパートナーが身体を洗うタイミングで

生後2ヶ月の赤ちゃんのお世話があると、普段の家事の負担も大きくなってしまいがちです。お風呂掃除は、赤ちゃんのそばを離れて行わなくてはならないので、苦労しているママやパパも少なくありません。そんなママやパパの負担を減らすため、パートナーが身体を洗うタイミングでいっしょにお風呂掃除をしてもらってはいかがでしょうか。

パートナーに先にお風呂掃除をしてもらい、身体を洗っているあいだにお風呂のお湯を張るようにすると、時間の無駄がありません。沐浴の場合は、ベビーバスを洗い、お湯を張っておいてくださいね。

入浴準備は前もってしておく

パートナーがお風呂掃除をしたり、身体を洗ったりしているあいだに、ママやパパが赤ちゃんのお風呂に必要なものを用意しておきましょう。ベビーソープやガーゼ、バスタオルなど、一式を用意しておくようにすると、慌てずに済みますね。

パートナーに余裕があるようなら、お風呂に入る前に必要なものを準備しておくようにお願いしてみても良いですね。

お風呂の前後に顔を拭いておくとお風呂の時間が短縮できる

赤ちゃんは大人と比べてのぼせやすいので、負担をかけないよう、なるべく手早くお風呂に入れるようにしましょう。時間短縮のため、赤ちゃんの顔をお風呂の前後に拭いておくことがおすすめです。頭を洗うときに泡が飛んだり、水に濡れたりするのでお風呂の後に顔を洗ってあげる方が良いですが、難しい場合はお風呂の前でも問題ありませんよ。身体と違って、お風呂でなくても赤ちゃんんの顔は手軽にきれいにすることができますので、無理にお風呂の中で洗おうとしなくても大丈夫ですよ。

パートナーの準備が整ったら、赤ちゃんの服やおむつを脱がせて、お風呂へ連れて行きましょう。

お風呂に入っているときに着替えなどを準備する

パートナーが赤ちゃんをお風呂に入れているあいだに、ママやパパは着替えやケア用品を用意しておきましょう。赤ちゃんのお風呂が終わったら、バスタオルで全身をくるみ、頭をざっと拭いて全身をおさえ拭きしましょう。寒くないようにタオルをかぶせたまま(または着替えを羽織る感じ)で、まずはおむつを履かせましょう。手早くおむつをして衣服を着せられるといいですね。

ママやパパがひとりでお風呂に入れるときの段取り

お風呂に必要なものをすべて準備しておく

ママやパパがひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときは、バスタオルやベビーソープなどの入浴グッズや、着替え、ケア用品などの準備をあらかじめ整えておくようにしましょう。赤ちゃんをお風呂に入れたあと、すぐに着替えさせられるよう、洋服やおむつはセットした状態にしておきます。

また、脱衣所にバスタオルを敷くか、バスタオルを敷いたバウンサーなどを用意しておきましょう。ママやパパの濡れた身体を拭くあいだ、バスタオルにくるんだ赤ちゃんを寝かせておくためです。

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バスタブやシンクでも使えます。お座りの角度が調節できる3段階リクライニングシート。収納や持ち運びに便利な折りたたみ式です。

沐浴が終わり、子どもをお風呂に入れてOKになった後、どのように子どもとお風呂に入れればいいか悩んでいた時に発見し愛用していました。メッシュ素材なので水切れが良く、前を向かせたまま子どもの体を洗えるところが気に入っていました。動くようになるとずっと座ってはくれませんが、首座り前や寝返り前の赤ちゃんをお風呂に入れるのにとてもおすすめのバスチェアです。

赤ちゃんをひとりでお風呂に入れるときに便利なのがバスチェアです。ママやパパが身体を洗っているときに、近くで寝かせておくことができるので安心ですよ。ただ、赤ちゃんが嫌がって泣くときは、無理に使わないようにしてくださいね。

新生児から使うことができるこちらのバスチェアは、3段階のリクライニングシートになっているのが便利です。また折りたたむことができるので、帰省などのお出かけに重宝する1品です。

このようなバスチェアや他の便利なグッズを使用するときには、赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。また、規定外の使い方をすることも大変危険ですので、気をつけてくださいね。

バスチェアはいつから必要?洗い方と注意点、赤ちゃんにおすすめのバスチェア

ママやパパが身体を洗っているあいだに、お風呂掃除をする

ママやパパは先にお風呂を洗い、お風呂に水をはり、自分の身体も洗った状態で赤ちゃんをお風呂に入れるようにしましょう。

お風呂掃除の際に、赤ちゃんから目を離すのが不安な場合は、赤ちゃんを脱衣所まで連れていき、バウンサーなどに乗せておくと安心ですね。このときに浴室が蒸し暑すぎる・寒すぎるという場合は赤ちゃんが体調を崩してしまうので、周りの安全を十分に確保した部屋に寝かせてこまめに様子を見に行くようにしましょう。

手早く赤ちゃんを洗い、用意していたバスタオルで包む

お風呂の準備が整ったら、赤ちゃんの衣類を脱がせて、顔・頭・腕・首・胸・お腹・足・背中・股・お尻の順に手早く赤ちゃんを洗いましょう。洗い終わったら、数分程度を目安に湯船に浸かり、赤ちゃんを用意していたバスタオルの上に寝かせてくださいね。

バスタオルで身体を包んだら、先にママやパパの身体を拭きましょう。

ママの身体を拭いてから、赤ちゃんのケアをする

お風呂あがりの赤ちゃんの着替えやケアを先にしてしまうと、身体が濡れたままのママやパパが風邪を引いてしまうかもしれません。また床が濡れて滑りやすくなって危ないので、先にママやパパの着替えを済ませるようにすることをおすすめします。

手早く着替えを済ませたら、赤ちゃんの身体をしっかりと拭きましょう。赤ちゃんの着替えが終わったら、スキンケアや鼻・耳掃除などもしてあげてくださいね。

沐浴の場合

ママやパパが赤ちゃんをひとりでお風呂に入れるときは、沐浴の方が負担が少ないかもしれません。沐浴の場合も、あらかじめすべての準備を済ませてから、赤ちゃんをお風呂に入れるようにしてくださいね。

生後2ヶ月の赤ちゃんのお風呂に関する体験談

筆者の娘が生後2ヶ月のころは、夫の仕事が忙しいこともあり、ひとりでお風呂に入れることがほとんどでした。お風呂掃除は娘がお昼寝をしているあいだに済ませておき、筆者が身体を洗っているあいだは、ベビーチェアに寝かせて待たせていました。

またお風呂あがりにすぐに着替えさせられるよう、洋服、肌着、おむつ、バスタオルの順に重ねたものを準備していました。暖かい時期だったので、筆者自身の着替えは後回しにしていましたが、今思うと娘をバスタオルで包んだ状態で待たせて、先に着替えを済ませておけば良かったです。

ただ、あらかじめすべて準備をしておいたので、お風呂あがりに慌てることはありませんでした。

段取りが良ければ、赤ちゃんのお風呂の負担が軽くなる

生後2ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れるのは、苦労が多いものです。そんな苦労を軽減するためにも、お風呂の段取りを見直してみてはいかがでしょうか。特に、赤ちゃんをひとりでお風呂に入れなくてはならないときは、事前の準備が大切です。

もしも準備をしていても負担が大きいようなら、無理をしていっしょに入らず、沐浴にしてもよいですね。

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