更新日:2018年10月27日

子どもの絵には心のサインがいっぱい!黒色ばかりは心の闇?【色彩心理】

子どもが絵を書いて見せてくれたら、ママは「上手に掛けたね」と褒めてあげたいですよね。でも、もしその絵が黒色に塗りつぶされたものだったら、どうでしょう。「何かこの子不安でもあるのかしら?」と心配になってしまいますよね。子どもが選ぶ色にはきちん意味があります。今回は色でわかる色彩心理についてご紹介します。

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黒ばかり選ぶ子どもに、親は不安を感じている

皆さま、子どもと絵をかくことってありますよね。その時に特に何色を用いて絵をかいているでしょうか?

たくさんあるクレヨンなどの色の中から黒という色が、暗いイメージで何か闇を感じるという感覚が頭に浮かんできませんか? そのイメージが強いだけに、黒を多用する子どもに「情緒不安定なのかしら」と不安を感じる親も多いと思います。

実際に「黒をよく使っていて、心になにか抱えているのだろうか」「なにか不安があるのだろうか」などと心配するママたちも少なくありません。

ここでは、そんなママたちの不安の声から、子どもが黒を多用する際の心理的な事がらについて紹介したいと思います。

色は感情のはけ口になっている

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小さい子どもは、まだ自分のやりたいことを上手に言葉にして伝えることができません。そのため、子どもの絵にはそのうまく伝えられない感情が色として描かれてきます。親は絵の上手、下手で判断するのではなく、何色を使ってどのように塗っているのかを見て判断してあげることが大事です。

このようなことから、子どもが何気なく選ぶ色や、描く絵の色づかいには、言葉にならない気持ちや体調が反映されているといってもいいでしょう。「色」を選ぶ子どもはとても正直で、心の不安やうれしさ、体調などが自然と表れてくると言います。

子どもの様子がちょっとおかしいなと感じたら、何色を選ぶかクレヨンを差し出して聞いてみてもいいかもしれませんね。

黒で絵を描く子どもが感じていること

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黒い絵をかいて心配になるママが多いと思うのですが、実際、黒い絵は 「恐怖」と「抑圧」の象徴しているといいます。一概には言えないものの、例えば、

・親の厳しい怒りや干渉のもとで不安や恐怖におびえる子ども
・自分の本当の感情や欲望を抑えている子ども

という感情を抱えている子どもは、好んで黒を使うというのです。その他にも、子どもが「電車」「自動車」「船」などの乗り物を黒く塗りつぶしたら注意が必要です。子どもの絵にとって、乗り物は「母親」を象徴しているといいます。

このように、もし黒だけで絵を書いて、黒だけでその絵を塗りつぶしているという場合は、要注意です。抑えきれない感情が絵に表れています。黒の量が増えれば増えるほど、精神的に抱え込んでいる心の闇が大きいと思われます。

描くことによりストレスを発散している

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親として暗い色ばかり使っているわが子を心配するのは当たり前です。でも、ここで黒ばかり使っている子どもの手を止めるのではなく、「いいよいいよ、その調子!」と少し気楽に描かせてあげてみましょう。

その理由は、暗い色ばかりを使って絵を描きたがるのは、絵によってストレスを吐き出そうとしているからとも考えられます。ですので、好きなだけ描かせてあげた方がかえって心がスッキリすることもあるのですよ。

絵をかくこと以外に「泣く」という表現で、心にたまったマイナス感情を吐き出すこともあるでしょう。こうして心に抱えた不安などを乗り越えていきます。絵にはそういったことと同じような「癒しのメカニズム」があるともいえるのです。

こわばった子どもの表情が、もしかすると緩んで自然と手が明るい色に向いていく可能性もあります。子どもが持つ自己回復の力を信じて、表現行為を認めてあげることも大切です。

子どもが使う色に隠されている心理状態

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こちらでは選ぶ色がもつ意味を紹介したいと思います。子どもの体調と心理状態を知るための手段の一つとして覚えておいてはいかがでしょうか。

・赤……エネルギーが強い・活動的・自己主張が強い
・黄色……人気・元気・・目立ちたい
・ピンク……優しい・ソフト・ロマンチスト
・オレンジ……おおらか・温かい
・青……冷静・慎重
・茶色……劣等感・保持的
・緑……マイペース・リラックスしたい心理
・紫……焦り・病気
・黒……不安感・恐怖

このように、暖色(赤、オレンジ、黄)を好んで使う子は、一般的に年相応な標準成長をしている子どもたちです。愛情豊富に育てられ、いわゆる子どもらしい子どもということです。また、寒色(青、水色、黒)を使う子は、批判的で他に愛情を示しません。潔癖など集団から非適合的な行動をします。

小学生ごろには色に対する興味も出て、男の子は緑や青を好み、反対に女の子は好まない。そして、女の子は赤やピンクを好み、男の子は好まないというように、年齢とともに色への意識が強くなってきます。

子どもが描く良い絵の特徴

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子どもが描く絵とはどのようなものが一般的なのでしょうか。もちろん、絵には個性があって当然ですが全体的なイメージとして参考までに捉えてほしい要点をまとめてみましたので紹介したいと思います。

・明るく、楽しく、のびのびとした自由な感じのする絵
・個性的な絵
・子どもの心理発達に添った絵
・深い感動を心にこめて表現している絵
・ダイナミックで構成が大きく、自信を持って語りかけてくる絵
・優しく愛情に溢れ、ほほえましい絵
・積極的行動がみられる失敗を恐れない絵

良い絵の特徴は、子どもが何を想って描いたのかテーマがはっきりとしています。色彩も豊かで、心が穏やかな場合は温かみのある色合いが増えることも多いようです。このような絵を描く子どもは、ストレスなくのびのびと過ごせている証拠ではないでしょうか。

まとめ

今回、色彩心理についてまとめましたが、子どもが使う色は心の色に反映していると思いました。黒色ばかり使う子どもは、心にストレスや悩みなどを抱えている可能性があるのではないでしょうか。

子どもの描く絵は心を読み取るきっかけになるので、上手かどうかに目が行きがちですが使っている色や形にも目を向ける必要がありそうです。

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引用元:review.rakuten.co.jp

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小学生の女の子と幼稚園の男の子のママをしています。毎日育児…

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