更新日:2018年12月05日

同じ親でもこんなに違う!?生まれた順と子供の性格

長男・長女・中間子・末っ子・ひとりっ子、同じ遺伝子のはずなのに、生まれた順番によってなぜこんなに性格が変わるのでしょうか。生まれた順番が子どもの性格に深く影響しているという説があるそうです。

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産まれた順番による性格の違い

生まれた順番による性格の違いを研究している、心理学者いわく「最初に生まれた子と2番目に生まれた子とでは性格は違う」ようです。なぜ同じ親から生まれたのに、ひとりは明るくおどけた性格で、もうひとりはおとなしく思慮深い性格になるといったことがあるのでしょうか。

心理学者のあいだでは、「子どもの性格の違いは生まれた順番に深く関係している」という説があるそうです。親が、長男・長女・中間子・末っ子・ひとりっ子、それぞれのケースで異なる接し方をするためだといわれています。親の接し方だけでなく、兄弟姉妹の中での自分の立ち位置も子どもの性格に影響するようです。

生まれた順番+親のしつけ=子供の性格?

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一人目の子供は、親にとっても初めての子育てになり、自然と手探りでさまざまなことを試す実験的な子育てになるでしょう。「本の通りにやらなければ」と、必要以上に頑張りすぎて、神経質になる傾向もあります。こういった親の接し方が、長男・長女を「完璧主義者」「いつも親に褒められようと頑張る」子どもにしているかもしれません。

二人目の子どもは、一人目のときよりは親もリラックスできているでしょう。上の子がいれば100%構ってあげるということもできなくなります。これが、2番目の子を「おおらか」で「人に構ってもらいたがる」性格にしているかもしれません。

長男・長女がリーダー気質なのは、単に先に生まれたからというわけではなく、親が「長男・長女」として接していることが影響していると言えるでしょう。もちろん第一子、第二子ともに性格には個人差があるため、上にあげた性格以外の子どももいるでしょう。

第一子 長男・長女

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兄弟姉妹のリーダーとして、第一子の性格は以下のような特徴があげられることが多いです。

・責任感が強い
・良心的
・計画性がある
・慎重
・仕切り屋
・目標に向かって頑張るタイプ

長男・長女は親に良いところを見せたいという気持ちが強く、ときに「小さな大人」のような話し方や態度を取ることがあります。勤勉で、何をするにも一番でありたいと望む傾向があり、年配の人から褒められることに喜びを感じやすいかもしれません。

中間子

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中間子は、「自分は一番最初でもなく、最後でもない」というジレンマに陥ることがあるようです。親も初めての子供である長男・長女や家族の中で一番小さい末っ子に注意が向くことが多いかもしれません。中間子は、自分の存在をアピールする必要を感じ、以下のような特徴があげられるようです。

・人を喜ばせることが好き
・多少反抗的なところがある
・友情を大切にする
・友達が多い、友人の範囲が広い
・平和主義者、ムードメーカー

末っ子

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末っ子は親の子育てに対する緊張が解け、リラックスした中で育てられるため、おおらかな性格になることが多いようです。特徴としては以下のようなものがあげられます。

・楽しいことが好き
・単純明快
・人を使うのが上手い
・社交的
・注目されたがり
・自己中心的

ひとりっ子

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ひとりっ子は、家族の中でユニークな立ち位置にあるといえます。兄弟姉妹という競争相手がいないため、親の関心を常に100%受けることができますが、長男長女のように「下の子どもが生まれるまでのあいだ」ではなく、永遠に続きます。性格の特徴としては、以下のようなものがあげられます。

・早熟、大人びている
・完璧主義者
・良心的
・勤勉
・リーダーシップがある

その他のケース

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新しい家族

親の再婚などによって、突然自分の家族内での立場が変わる場合があります。親の再婚相手の連れ子が自分より年上だったので長男から次男になった、末っ子だったが親の再婚で自分の下に赤ちゃんができたといったケースはあるでしょう。子どもが乳児でない限り、新しい家族の中での立場が変わったことにより、すでに確立されている子どもの性格が変わることはないでしょう。

子どもの性格は、生まれてから最初の数年で発達し、形作られていきます。5歳頃までには基本的な性格が完成するが、環境などの影響を受けることはあると唱えている人たちがいます。この説の通りであれば、4歳の子どもが新しい家族の中で新しい立ち位置に慣れることよりも、10歳の子どもが新しい家族の中の自分の立ち位置を受け入れることは難しいのかもしれません。

双子

双子は「家族の中の家族」と表現されることがあります。生まれた順に関係なく、双子の間でひとつの社会があるようです。双子は決して中間子のようにはならず、第一子もしくは末っ子のどちらかの特徴を持つといわれています。周りから「双子」とひとくくりで扱われることが多いため、家族の中でもさらにひとつの「ユニット」であることを意識するようです。

歳の差の大きい兄弟姉妹、養子

5歳以上離れている兄弟・姉妹の場合は新しい順番が生まれるようです。たとえば、長女が8歳・長男が2歳・次男が0歳だった場合、2歳の長男は中間子というより第一子の性格の特徴が出やすくなるそうですよ。

養子

養子の場合、年齢と環境によってどの立ち位置になるかが変わるようです。1歳の子が4歳の子どもがいる家に養子に迎えられたとしたら、物理学的上第一子だったとしても、1歳の子どもは末っ子の特徴を持つことになるでしょう。逆に、第一子であった7歳の子が、10歳の子どもがいる家に迎えられたら、7歳の子は第一子のように振る舞うようです。

性格に影響を与えるのは親?兄弟姉妹や友達?

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「兄弟姉妹が、子どもの性格形成に重要な役割を果たしている」という説があるそうです。別の説では、「同年代の友達が性格形成に影響を与える」ともいわれているようです。現状、子どもの性格を決めるものは何かという問いに対する明確な答えは出ていません。どの説にも共通していえるのは、「多くの子供は親を手本にしている」ということでしょう。

兄弟姉妹、友達、遺伝子、環境などが性格に影響していることは確かですが、やはり親の影響が一番大きいのかもしれません。人生の最初の一年間でもっとも深く接する人は親であり、自信・信頼・他人との交流ということを教えてくれるのも親だからです。「親」とは、たとえ血のつながりはなくともその役割をする人という意味であり、その時期の経験が、子どもにとって後々の性格形成に関わってくるのかもしれませんね。

性格は変えられる?

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生まれた順番によって形成された性格は、3つのステップを意識することで変えることができるようです。

1.自分の性格が、生まれ順に基づいているものということを知る
「いちいち細かい」と言われたり、「完璧にやらないと気が済まない」のは第一子だからかもしれません。

2.自分の性格について、自分がどう思うのかを考える
4歳の娘が紫のセーター、青いパンツ、黄色いブーツで幼稚園に行くと言って聞かないとします。もっとまともな恰好に着替えさせたいあなたと娘は毎朝不毛な争いを繰り広げることになるかもしれません。毎朝対立していたら疲れてしまいますよね。

3.意識して変えてみる
どれだけ紫のセーター、青いパンツ、黄色いブーツという娘の服を着替えさせたいと思っても、目をつぶってみることも大切でしょう。たとえその恰好で幼稚園に行ったとしてもこの世が終わる訳ではなく、むしろ自分で洋服を選ばせることで、自立心が芽生えるかもしれません。

まとめ

筆者にも男の子がふたりいますが、やはり面白いくらい性格は違います。同じように接しているつもりでもきっと「あなたはお兄ちゃんなんだから」とか「あなたはまだ小さいんだから」という気持ちが出ているのかもしれませんね。どっちがいいといったことではなく、その違いを楽しんでそれぞれの良いところを伸ばしてあげたいですね。

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ライタープロフィール

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米国在住。主人と4歳と2歳になる二人の息子の4人家族です。…

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