3歳ごろまでの子どものお世話:友達と上手に遊ぶまでのステップ

子どもが友達と遊ぶようになるのは、いつごろからでしょうか。人見知りをしてなかなか友達と遊べなかったり、遊ぶようになっても喧嘩をしたりと、ママ・パパが悩むことも多いかもしれません。ここでは0歳~3歳までの子どもの親や友達との関係性に触れながら、上手に遊べるようになるまでの道のりや親にできることをお伝えします。

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目次

  1. 1.0歳の赤ちゃんは?
  2. 2.10ヶ月ごろの赤ちゃん
  3. 3.1歳を過ぎた子どもは
  4. 4.1歳6ヶ月のころ
  5. 5.1歳の終わりごろ
  6. 6.2歳になってからの友達関係:他の子と比べないで
  7. 7.仲間との出会いの場
  8. 8.2歳6ヶ月のころ
  9. 9.3歳のころ
  10. 10.遊びを通して学ぶルール
  11. 11.乱暴な言葉や行動が目立ったら
  12. 子どもひとりひとりに寄り添って
  13. あわせて読みたい

1.0歳の赤ちゃんは?

赤ちゃんは6~7ヶ月ごろから人見知りが始まるようになります。これは記憶力がついたことの表れです。いつもそばにいてくれる慣れ親しんだ人とそれ以外の人を区別して、知らない人の前では不安になるのです。人見知りは2歳~3歳まで持ち越す子の他に、たまに人見知りをしない赤ちゃんもいるそうですが、筆者の周りにはそういう子はいませんでした。

よく考えてみれば、大人でも人見知りの人がいますよね。そう考えれば、子どもによって個人差があるのは当然です。このころの赤ちゃんは「パパではダメ、ママではないといけない」ということがたくさんあり、少し大変な時期かもしれません。これは「愛着行動」と言っていつも自分の世話をしてくれる人を探す、0歳の赤ちゃんが最初に身に付ける人間関係だといわれています。

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2.10ヶ月ごろの赤ちゃん

10ヶ月前後の赤ちゃんは物に名前があることを知り、コミュニケーション術を身に付けるとともに、泣くことが少しずつ減っていきます。しかし、友達との交流や遊びにはまだ少し時間がかかります。

ただし、ママやパパ、親しい人とはコミュニケーションをとろうとし始めます。意味のある言葉を話す前ですが、ジェスチャーを使って赤ちゃんは周りにサインを送ります。「バイバイ」や「おつむてんてん」や手を叩いて、親がやっていた簡単な動きを真似することができるのです。また、指差しをして、大人にものを取ってもらおうとしたり、自分で行きたい場所を教えたりできるようになります。

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3.1歳を過ぎた子どもは

1歳前後は意味のある言葉を言う子どもと、まだ言葉を全く言わない子どもとにはっきり分かれる時期だといわれています。おおよそ10ヶ月から1歳半ごろにかけて、30語から50語の言葉が話せるようになるケースが多いです。

また伝え歩きができるようになって、移動することが楽しくてしかたがないころです。お天気の良い日には公園や買い物など、散歩に出かけてみてください。まだお友達と上手に遊ぶことはできませんが、他の子に関心を示すようになります。そんなときはパパやママが優しく見守り、我が子がどんなふうに接するのか、見てみるのもいいですね。

最初の交流だからといって、必要以上に心配する必要はありません。親が不安にしている表情を見ると、子どもに不安が移ってしまうかもしれません。親も楽しそうに振る舞うことで、子どもも楽しい気持ちになってくることでしょう。

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4.1歳6ヶ月のころ

1歳6ヶ月を過ぎると、ますます子どもはいろいろなことにチャレンジします。水道の蛇口をひねってみたり、タンスの引き出しを開けたり、それまでパパやママの観察をして見たことを真似してみたり、なんでもやってみてくて仕方がないのです。

もちろん、ママのとっては困ったいたずらの一つかもしれません。しかし子どもの「探索活動」は子どもの知的好奇心を育て、自主性を豊かにします。危険なこと以外は神経質にならず、むしろやらせてあげてあげると良いでしょう。

友達とおもちゃの取り合いになることも

まだこのころの子どもは、友達と一緒にいても、友達そのものよりも相手の持っているおもちゃなどの興味が強く、けんかになることがあります。しかし、これが友達との交流の始まりなのです。取り合いになって泣いたり、叩かれたり、ママは心配でしょうが、これが普通なのです。

もし、友達とおもちゃの取り合いのけんかが始まった場合は、取ったほうの親も困りますが、いつもいつも取られっぱなしだとママはとてもつらいですよね。しかし、子ども同士のやりとり、いざこざを通して、子どもはトラブルの避け方や友達と付き合うコツを学んでいきます。そこで外出や公園に出かけるのを控えてしまうと、子どもの大事な経験をなくしてしまうことになります。

積極的に外に出かけていこう

1歳代の子どもが上手に友達と遊ぶのは難しいことです。子どもにとっては何でも望みを聞いてくれるママが最高の遊ぶ相手なのです。公園やお出かけ先で、同じような年代のお子さんに出会ったときは、ママのほうが「こんにちは」や「さようなら、また遊ぼうね」と声をかけ、たとえ一緒に遊べなくても見守ってあげてください。

5.1歳の終わりごろ

2歳前になると、子どもの遊び方も少しずつ変わってきます。知力が発達し、絵を描いたり、ままごと遊びをしたり、積み木を上手に積み上げたりできるようになります。物の取り合いは相変わらず続くかもしれません。しかし、ママは我慢して見守り続けてください。

ただし、怒りが自分やママに対して向けられていればよいのですが、相手を叩く、噛み付くといった少し乱暴な態度で現れる場合もあります。

そんなときは、子どもの目を見て「叩いたり、噛んだりするのはダメ!」としっかり諭しましょう。「叩いたらどんなふうになるかわかるかな?痛いんだよ。泣いているでしょ」としっかり相手の気持ちを話して聞かせてください。

ただし、乱暴をされた子のママはやはりいい気持ちはしません。もし自分の子どもが他人に乱暴をしている場面を見つけたら、まずは子ども本人にママがしっかり謝ること。それを子どもに見せること、次に相手のママにもしっかり謝ってコミュニケーションをとり、また次回会ったときは普通にあいさつができるといいですね。


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体験談:児童館での大事なつながり

娘は、公園に行っても私の手を離さないし、ブランコに乗っても「ママ見て、ママこっちに来て!」でした。それでも毎日児童館に通い、他のママや子どもと一緒にアンパンマン体操をし、本を読み、遊具で遊んでほとんど午前中を児童館の仲間と過ごしました。そこで、今でもずっと仲良しの本当に大事なママ友や子どもの友達がたくさんできました。

6.2歳になってからの友達関係:他の子と比べないで

子どもが2歳ごろになり、さまざまな場所でできた友達との交流が増えると、他の子どもの様子がわかるようになります。同時に我が子の弱点に目が行ってしまうママは多いようです。同じ月生まれなのに、大きいとか小さいとか、自分の子が消極的だとか、○○ができないとか、筆者も早生れの娘に対して実際に思ったこともありましたが、これは禁物です。

これは自分の子育ての能力が劣っているせいだと思う母親が、自分を追い詰める気持ちから来ているといわれています。兄弟3人育てても3人3様に育つように、子どもの個性や育ちのスピードが違うだけで、人間の優越とは全く関係のないものです。人と比べて、子供を責めたり、自分を蔑むのは間違いです。

他のお子さんと比べて「もっとできるはず、もっと頑張れ!」などと言わないで下さい。2歳代でこんな状態が続くと、子どもは大人の評価ばかりが気になって、自我を出すことができなくなり、自立できない依存心ばかりが強い子どもになってしまうそうです。

7.仲間との出会いの場

児童館

筆者の一番のおすすめは児童館です。特に幼稚園に入る前の1歳から2歳代のお子さん連れのママが多く集まります。子育てのサポートをしてくださるスタッフもそろっていますし、遊び道具や公園が隣接していて、夏は大きなビニールプールで遊んだり、外でみんなで焼き芋会をしたり、季節ごとの様々なイベントがあってとても楽しかったです。

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体験談:児童館は親子で楽しめる場所

自宅のすぐ近所の児童館と保健センターのイベントで知り合ったママたちとの付き合いで、幼稚園に入る前に子どもの仲間作りができました。最初は児童館や保健所のイベントでも親しいママができなくて、もう出かけて行くのはやめてしまおうと思ったときもありました。しかし、何度目かでとうとう仲良しのママができ、みんなで育児サークルを作るまでになりました。それからは2つのグループを行き来して一緒に遊んだり、お出かけしたので、娘もたくさんの友達と遊べるようになりました。

図書館


私が住んでいた地域は児童館と図書館が隣同士だったので、図書館もよく通いました。様々な児童書や絵本の他、紙芝居などもたくさん置いてありました。時々「読み聞かせ会」なんかも開催していました。

地域子育てセンター

「遊びの広場」のような名称で、施設を開放しているセンターもあります。保育士や専門の心理士がいることも多く、悩みごとを相談できます。

8.2歳6ヶ月のころ

このころは独り言やひとり遊びも増える時期です。集中して一人で遊んでいるときは、しばらくの間、声をかけずに見守ることも大事です。子どもの中で集中力や自分だけのイメージの世界が広がっているので、独り言も問題はありません。

9.3歳のころ

3歳になると、もう幼稚園に入れる年齢です。早い子どもだと幼稚園のプレスクールで一足早い幼稚園児を経験しているかもしれません。とは言っても、3月生まれの子は3歳になったばかりの入園で、4月生まれの子どもは入園の時点で3歳11カ月なので、その個人差はとても大きいです。

例えば、砂場でシャベルが1つしかなくて、どっちが使うのかもめている。そんな時は相手の気持ちを聞いて、大人が解決策を一緒に考えてみましょう。貸してもらえない子どもに「どうして貸してくれないの?」と聞いてみると、「今、トンネルを掘っていて、それがまだできないからだ」とわかり、それなら、できるまで待てばいいですよね?「できたら、次に貸してね!」と伝えればいいのです。

なんでも、大人が立ち入ってすべてに介入するのではなく、そのヒントだけ探して、あとは子供同士に任せてみるというのも3歳ならば方法です。3歳というのはちょっとした子ども同士のトラブルを重ねながらも、それによって自分を抑えること、主張すること、集団生活でのルールやマナーを学び、社会性を少しずつ身に付けていくのです。

自己主張が強くなり、大変な一面もありますが、数人の仲間と遊んだり、おもちゃを貸してあげたり、順番をきちんと守ったりもできるようになります。ごっこあそびも、私がお母さん、友達が赤ちゃんになってその役割を上手にできたりもします。娘は3歳ではまだあまり友達と遊ばなかったかなあとは思いますが、一緒に滑り台ですべったり、砂場で友達とドロドロになって遊ぶのは大好きでした。

では、幼児は普段、何人くらいの仲間と遊んでいるのでしょうか?
Benesse教育情報サイトでは、幼児を持つ保護者のサイトメンバーを対象に「お子さまがよく一緒に遊ぶお友達は何人くらいですか?」というテーマでオンライン投票を実施しました。

10.遊びを通して学ぶルール

子どもが2歳頃になったら、遊びを通して、親がルールがあることを子どもに教えてください。たとえば下記のようなことは、必ず子どもに言い聞かせておきたいですね。

1.遊んでいるときでも、相手を叩いたり、突き飛ばしたりしない
2.友達や兄弟が嫌がることをしない
3.おもちゃを投げない
4.ママやパパが大事にしているものには触らない

11.乱暴な言葉や行動が目立ったら

3歳くらいのの子どもの中には、乱暴な言葉や行動が目立つ子もでてきます。これは下記のような理由からだといわれています。

1.年長者や兄弟の真似をしている
2.言葉そのものの意味がよくわかっていない
3.うまく言葉で伝えられないのがもどかしい

まだまだ未熟な子ども同士ですから、トラブルになるのは仕方がありません。そんなときは両者の言い分をしっかり聞いて、お互いがどんな気持ちでそんな行動にでたのか、相手にしっかり伝えましょう。ときには大人が助言をしてあげることも必要です。

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鬼ごっこの例から学べること

娘が幼稚園に入園したときに先生が言われたのは、鬼ごっこをしたときの子どもの反応の話です。手つなぎ鬼でも、高おにでも、泥警でも、つかまると鬼になるというルールは初めからわかっていても、子どもはいざ自分がつかまると大泣きしたり、怒ってゲームをやめてしまったり、いじけてしまうそうです。しかし最初は「ルールを守れないからと叱るのではなく、鬼につかまってしまった悲しさ、悔しさにに寄り添い、受け止めてあげましょう。 」と言われました。なかには気分を害してゲームから抜けてしまう子もいますが、しばらくは様子を見てあげることが大切。負ける悔しさを知って、それでも「みんなで遊ぶと楽しいこともある」と少しずつ実感できるようになってくるそうです。

子どもひとりひとりに寄り添って

子育て経験が豊富なママでも、その子のタイプ、性格、ペースなどによって個性はさまざまで、友達との付き合い方は難しいと言います。筆者は一人っ子なので、こんなものかなあと思っているうちに子どもが小学生になりましたが、我が強い男の子のママからはトラブルがよく怒って大変だと聞きます。しかし、ほとんどの子どもは悪気があって誰かに意地悪しているわけではありません。自分でもどうしたらいいのか、どう表現していいかわからないためにけんかになるのです。その気持ちをママや周りの大人が汲んであげて、代わりに謝ったり代弁してあげて、楽しい友人関係につながるように導いてあげられると良いですね。

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