更新日:2017年01月05日

孫はかわいいけれど……孫育てに悩む祖父母世代の本音って?

育児におじいちゃんおばあちゃんの手を借りる、という人も多いと思います。とくに共働きの家庭や、パパが激務のため育児をママ一人で抱え込んでいる家庭などでは、その役割は大きいもの。しかし、安易におじいちゃんおばあちゃんに頼り過ぎてしまうと、相手に負担を与えてしまうことになるかもしれませんよ。

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目次

    祖父母は子育てに参加するべき?

    Image引用元:www.gatag.net

    全国の20~79歳の男女3千人対象の調査でも、「子どもが小学校に入るまでは、祖父母が育児の手助けをすることが望ましいか」との問いに、「とてもそう思う」46.9%、「ややそう思う」31.8%と、8割近くが同意している。核家族化が進む社会だけに、世代を超えて育てるメリットを否定する人はいない。

    引用元:dot.asahi.com

    たしかに、夫婦二人だけでは苦労の多い子育て。祖父母の手助けが必要だと感じる人も多いと思います。実際、支援センターで出会うママのほとんとが、何かしらの形でおじいちゃんおばあちゃんの手助けを得ていると言います。

    ちょっと子どもの面倒を見てもらったり、共働き家庭では保育園のお迎えを頼んだり、習い事の送迎をお願いしたりと、家庭によってどこまで祖父母の手を借りるかは異なりますよね。

    我が家は夫婦ともに実家が遠方のため、祖父母の手助けなしでなんとか子育てをしていますが、まわりの「実家に頼ることができる」ママたちを羨ましく思う気持ちもあります。

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    子どもにとって、おじいちゃん・おばあちゃんと接することは、両親以外の大人との関わりを学ぶことでもあります。また、両親以外の大人から愛情をもらえるということは、子どもの情緒面でとてもプラスになることでしょう。またお年寄りを労わるという、優しい気持ちを育むこともできます。

    引用元:www.babycome.ne.jp

    子どもにとっても、おじいちゃんおばあちゃんとの関わりからは学ぶことが多いものです。私が子どもの頃は、毎週日曜日は近所の祖父母の家へ行き、遊びに連れて行ってもらっていました。その頃の楽しい思い出は、大人になった今でもたまに思い出し、温かい気持ちにさせてくれます。

    孫育ての悩みは深い…

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    祖父母の手助けは頼りになるものですが、実際おじいちゃんおばあちゃんはどのように考えているのでしょうか?

    おじいちゃん・おばあちゃんの側でも、孫の育児に関わるにあたって、悩みを抱えています。

    最近の育児情報を取り入れる機会がないため、自分たちの時代では常識だったことを良かれと思ってやった結果、パパ・ママに責められてしまい自信をなくしてしまうことも…。

    また結婚・出産の高齢化に伴い、孫ができる年齢も高齢化しています。
    そのため、孫と遊ぶうえで体力的に不安を抱えていたり、無理をして体調を崩してしまうこともあります。

    引用元:www.babycome.ne.jp

    何十年も時間が経ってしまうと、子育ての常識はまったく違うものになってしまっているものです。「抱き癖が付くから抱っこはあまりしてはいけない」「離乳食前に果汁を与える」「離乳食は大人が噛み砕いたものを与える」「赤ちゃんには服をたくさん着せる」など、祖父母世代が子育てしていた頃の常識は、今では絶対NGなものになっていますよね。

    しかしそれを知らずに行動し、責められてしまったのではストレスがたまってしまうものです。また、孫の世話には相当の体力が必要です。親世代の私たちですら、日々くたくたになってしまうのに、祖父母世代だとより大きな負担になってしまいますよね。

    そういった祖父母世代の負担に、なかなか子どもの立場として気づくことができないパパやママも多いようです。

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    ●毎日、孫の送迎をしているのに娘から感謝の言葉ひとつない
    ●自分の習い事を後回しにしていることを娘がわかってくれない
    ●孫がぐずったとき、どこまで叱ればいいのかわからず、困り果ててしまう
    ●孫に会うと発生する食費や交通費が馬鹿にならないのに払ってくれない

    引用元:dot.asahi.com

    また、このような不満の声も上がっています。無償の愛を注いでくれていた親だからこそ、パパやママも甘えてしまう気持ちはよくわかります。ただ祖父母世代も苦労して子育てに協力してくれているのだということをわすれてはいけません。

    金銭的にも、感情的にも、きちんとした感謝の気持ちを示すことが必要ですね。

    孫育てのストレスで、最悪の事態も…

    Image引用元:www.gatag.net

    ママが忙しく、子育ての大部分を祖父母に頼っているという家庭も少なくありません。共働きの両親が、保育園ではなく祖父母に子どもを預けるケースも珍しくはありませんよね。しかし、孫育ては先程もお話ししたようにストレスのたまるもの。

    母親が育児ノイローゼになり、深刻な事態に陥ることも少なくないですが、同じように祖父母世代にも孫育児によってノイローゼになってしまう人もいます。

    1歳3カ月の孫をメッタ刺しにし、23日、殺人容疑でさいたま地検に送検されたさいたま市の無職、田中美栄容疑者(65)。「優しくて温厚なおばあちゃん」と近所でも評判だったというが、最近は“孫育て”に疲れ果て、ノイローゼ気味だったようだ。

    「美栄容疑者は、夫と娘の長女、殺された娘の長男の4人暮らし。働きに出ていた娘に代わって、孫を育てていたそうです。ただ、この1カ月ぐらいはやつれた様子で、部屋で暴れる音も周囲に聞こえていた。孫の体には、致命傷になった包丁の刺し傷以外に複数の傷があり、美栄容疑者は以前から孫を虐待していたとみられています」(捜査事情通)

    引用元:www.nikkan-gendai.com

    おばあちゃんが孫をメッタ刺しにして殺害してしまうなんて、悲しすぎて言葉も出ません。今私は1歳2ヶ月の娘を育てていますが、ちょうど動きが活発になり、自我も芽生えだして可愛い半面、ストレスもたまってしまいます。

    同じようにこのおばあちゃんも孫にストレスを抱え、自分を抑えられなくなったのだと思うと、胸が痛んでなりません。周囲も異変に気づいていたはずなのに、同居していた娘が虐待に気づいていなかったのだろうかと思ってしまいます。

    親を過信しすぎないことも大切

    Image引用元:www.gatag.net

    孫は本当にかわいい、でも全部、孫育てを引き受けると、これは体力的にも、精神的にもきついんだってことを、まずしっかりと祖父母世代は自覚して、どこまでなら関われるということを親世代、娘・息子世代にきちっと伝えることだと思いますね。
    一方、親世代は『孫はかわいいはず』とか、『孫の面倒をみてもらって親孝行しているんだ』なんていうのは考え違いですから、甘えすぎない。
    子育ては、まず夫婦で力を合わせて、あるいは親が頑張る。
    そのためにも地域の支援とか、社会の支援、あるいは会社企業の支援を上手に使うことです。
    そして、おじいちゃま、おばあちゃまに助けを求める時には、5本指があったら、5番目ぐらいだっていうふうに考えることです。

    引用元:www.nhk.or.jp

    「孫の顔を見せるのが親孝行」という考えがありますが、孫の姿を見せてたまにかわいがってもらうことと、常日頃面倒を見てもらうことではまったく意味が違います。「孫がかわいい」というのはほとんどの祖父母世代が思うことでしょうが、だからといって何を犠牲にしてでも面倒を見たいだなんて思わないものだと考える方がいいのかもしれません。

    困ったらすぐに祖父母世代に頼る、というのではなく、その他の公的な手助けを求めることも必要ですね。家庭によって、受け入れられるボーダーラインは変わってくるものだと思います。またときが経つにつれて状態も代わっていくものなので、定期的に祖父母世代と親世代とで考えをすり合わせるようにしたいものですね。

    まとめ

    いかがでしたか?以前NHKの番組でこの孫育ての問題について取り上げられているのを見るまでは、ここまで問題が深刻化しているとは思いもしませんでした。どちらかというと、祖父母世代からの口出しで親世代がストレスを感じることが多いというイメージが多かったのですが、「親だっていつまでも若くて元気なままではない」ということを忘れないようにしなくてはなりませんね。

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