保育士さんに学ぶ!動かない、話を聞かない子供がスムーズに行動するようになる7つの心得

公園から帰ろうとしてもなかなか動かない、話をちっとも聞かない、など自分の子だけでも手を焼くことは多いですよね。それを思うと、保育園や幼稚園で大勢の子どもを団体行動させている保育士さんはどんなテクニックを使っているのか気になりませんか?

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目次

  1. ママの言うことを聞かない根本的な理由とは?
  2. 1.事前に予告し、その時が来たら絶対に帰る
  3. 2.視覚や聴覚に訴える
  4. 3.数を数える
  5. 4.記録をつける
  6. 5.ご褒美は必要ない
  7. 6. 子ども心をくすぐるテクニック
  8. 7.子どもの近くまで行く
  9. おすすめ育児の本
  10. まとめ

ママの言うことを聞かない根本的な理由とは?

出かけるときや公園から帰るとき、子どもがなかなか帰りたがらず苦労しますよね。それに比べて、先生が「教室に帰る」と言うと、なぜ子どもは素直に言うことを聞くのか…とっても不思議ですよね。

その一番の理由は、先生が「おしまい」と言ったら、それは例外なくおしまいだと子どもが理解していることだと考えられます。

例えば公園から帰る時、一度帰ると言っておきながら、帰り際に他のママと話し込んでいませんか? また「あと1回だけ」という子どもに「しょうがないな」と続けて遊ぶのを許していませんか? 実はその繰り返しによって、子どもはママが「おしまい」と言っても、すぐに帰らなくても良いと子どもが学習してしまっているのです。

では、それに対して幼稚園や保育園の先生はどんなテクニックを使っているのでしょうか?一旦陥ってしまったその状況から抜け出すために心掛けることをはじめ、子どもをスムーズに行動させ、話を聞いてもらうにはどうすればよいかなど、7つのポイントを見ていきましょう。

1.事前に予告し、その時が来たら絶対に帰る

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大人でも何かに集中しているときに、いきなり邪魔されるのは嬉しいことではありません。子どもにとってもそれは同じなので、帰るタイミング・寝るタイミング・出かけるタイミングなどは、事前に伝えて、子どもにも心の準備をさせてあげましょう。例えば公園から帰るときは、帰る5分前から「あと5分したら帰るよ」と予告し、「あと4分」「あと3分」と続けます。やさしく確固たる口調を心掛けましょう。

また、いざ時間が来たら、すぐに公園を出ることが非常に大切です。もちろんそれまでの積み重ねがありますので、初めの何回かは子どもの手を引いたり、抱いて連れて帰ったりする必要はあるかもしれませんが、子どもは次第にママが「帰る」と言ったら本当に「帰らなくてはいけない」と学習します。

2.視覚や聴覚に訴える

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また、子どもは目に見えるもの、聞こえるものによく反応します。保育園や幼稚園で先生が、自由遊びの終わりを告げるために、決まったピアノの曲を弾いたり、笛で知らせたりするのはそのためです。子どもにとって、今していることをやめて次の行動に切り替えることは、大人が思っているよりも難しいもの。家庭でも、ベルやアラームを鳴らす、タイマーを鳴らす、部屋の電気を点灯させるなど、切り替えるためのきっかけを作ってあげるとよいでしょう。

3.数を数える

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目に見えるもの、聞こえるものに加えて、子どもは数にも非常によく反応します。「もう帰る時間だから10数えるうちにお砂場から出てらっしゃい」「30数えるから、その間にお部屋を片付けましょう」などと数を数えると、不思議なほど子どもは素直に動くものです。数え終わる前にやらなくちゃ! と子どもの中に目的意識が生まれるのでしょうね。

この方法は筆者も下の娘をトイレに連れていくときによく使います。オムツが外れて間もない頃は大人がトイレに誘っても「行かない」と言い張ることが多く困りがちですが、「10数えるうちにトイレにおいで」と言うと、慌ててトイレに走ってきます。

また、大人の感覚だと10から1までのカウントダウンをしがちですが、数の認識がまだ曖昧な小さなうちは、1から10まで増えていく方がわかりやすいようです。

4.記録をつける

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10数えるうちに物事をこなすことのように、何か目標に向かって頑張るという経験は、子どもにとってとてもよい経験になります。ある程度大きくなったら、朝出かける前の身支度の時間をストップウォッチで計ったり、それを記録してグラフや表にしたりすると、グラフや表を知る経験になるだけでなく、前の日よりももっと早くしようという気持ちが芽生えるので、子どもの中での向上心を伸ばすきっかけにもなります。

5.ご褒美は必要ない

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このように、子どもに何かをしてもらいたい時、「○○を買ってあげるから家に帰ろう」「片付けが終わったらおやつをあげるよ」などと言うことがあるかもしれませんが、困ったときにご褒美で釣ると、それが習慣になってしまいます。

子どもというのは自分がやり遂げた達成感と誰かからの褒め言葉で十分嬉しいものです。子どもを動かすために物理的なご褒美が必要なことはほとんどないと思ってよいでしょう。

6. 子ども心をくすぐるテクニック

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ママがどんなに声を荒げても、ちっとも子どもに聞こえていないことがありますよね。そんな時に幼稚園や保育園の先生は、声のトーンを変える、メロディに乗せて歌うように話してみる、わざとひそひそ声でしゃべる、声を出さずに口パクをする、などのテクニックで子どもの注意を引くそうです。まさに子ども心を熟知しているからこその方法ですよね。

ひそひそ声のテクニックを、下の娘が金切声をあげて困った時に使ってみました。叫んでいる娘の耳元で「ちょっと静かにした方がいいんじゃない?」と娘にささやいたら、「やめなさい」と叱るよりも、ずっと効果がありましたよ。

7.子どもの近くまで行く

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また、以前の記事にも書きましたが、子どもから離れたところから、片手間で何かをしながら話しかけるのではなく、子どもの近くまで言って、目を見て伝えるというひと手間だけで、子どもはしっかり話を聞いてくれるようになります。

おすすめ育児の本

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この本に関する口コミ
・読んでいくうちに気持ちに余裕ができ、子どもに優しく接することができました。
・一般的な本にありがちな理論だけでなく、具体例がたくさん載っているので買って良かったです。

引用元:review.rakuten.co.jp

まとめ

日頃手を焼いていることが、ほんの少しの工夫で楽になると、ママの気持ちにも余裕ができますよね。幼稚園や保育園の先生方と母親に対する子どもの態度の違いは、仕事と家庭の違いや、頼りにする存在なのか、甘える存在なのかという違いももちろんあると思います。子どもに対して常に先生のように接するのは難しいとは思いますが、語り掛けるテクニックや、子どもをその気にさせるテクニックはとても参考になりますよ。