同じ日本でもこんなに違う!?子育てしやすい街の驚きの支援制度

子供が出来たことをきっかけに、引っ越しを考える人も多いですよね。もちろん仕事がある以上は、遠くへ引っ越しというわけにもいきせんが、子育てしやすい街が日本にもいくつかあるようです。地域によってこんなにも色んな制度があるのか…と驚いてしまう内容ですよ。

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目次

  1. 子育てしやすい街というと
  2. 第二子はおむつ無料【神奈川県 厚木市】
  3. 義務教育が無償化【山梨県 早川町】
  4. ベビー用品レンタルが驚きの安さ 【大分県 豊後高田市】
  5. 子育てしやすい街日本一【愛知県 長久手市】
  6. 子育てのしやすさとは何かを考える
  7. まとめ

子育てしやすい街というと

子育てしやすい街というとどのようなイメージでしょうか。経済的なこと、サポートの充実度合い、緑が多くて大きな公園があるといった環境面など、さまざまなポイントがあるかもしれませんね。

なかでも医療や助成金などの充実を求める声は根強いです。子どもの医療費助成は市町村で差が出やすいですよね。たとえば、東京では中学卒業まで医療費の助成が受けられるけれど、神奈川や千葉では小学校の低学年までという場所が多いです。

実際に子どもがいると、病院に通う回数の多さに驚きます。医療面が充実しているだけでも、安心感がまったく違うのではないでしょうか。そしてやはり、近隣の人達の温かさも重要な部分ですよね。地域に見守られているという気持ちに救われることは多いですし、子どもの安全という面でも期待できます。

自治体によって育児支援制度はさまざまですが、独自の支援を打ち出している自治体もたくさんあります。驚きのユニークな支援制度をいくつか紹介します。

第二子はおむつ無料【神奈川県 厚木市】

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厚木市では第二子以降を養育している方を対象に、委託している業者さんのカタログの中から「紙おむつ」「おしりふき」「赤ちゃん用ウェットティシュー」などをポイントの限度まで組み合わせたものを1年間支給してくれます。

これは非常に助かりますね。しかも、おむつだけではなくおしりふき、ウェットティシューまで。月額で4500円以内だそうですが、毎月のことなので大きいですよね。助かるだけではなく、赤ちゃんを歓迎してくれているような気がします。

さらに、これは厚木市に限らずですが、神奈川県では「子育てパスポート」なるものがあり、サポーター店舗で割引きしてもらえますよ。

義務教育が無償化【山梨県 早川町】

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山梨県の早川町は日本一人口の少ない町だということです。「子どもは地域の宝」と子どもを大切にする気持ちを具体化する取り組みが行われています。そこで平成24年度から町内の小中学校に通う子どもたちの教材費・給食費など、義務教育にかかるお金を町が負担することに決めたそうです。

これは日本でもかなり前からされている議論であり、少子化が進む現代において先駆けて実践するという子育て支援への強い気持ちを感じます。さらに、早川町では「山村留学」なるものもあって、大自然の中で少人数でじっくりと大らかな気持ちで人との関わりを学べる制度があり、こちらも無償となっています。田舎でのんびり子育てをしたいと考えている家族にとっては、願ってもない制度ですよね。

ベビー用品レンタルが驚きの安さ 【大分県 豊後高田市】

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ベビー用品レンタルが月額200円~

大分県豊後高田市は『いなか暮らしの本』(宝島社)の“住みたい田舎ランキング2014年度版”で全国1位に選ばれた街です。大分県豊後高田市では子育て中に必要なベビー用品が月額200円~800円程度の値段でレンタルすることができるのです。

ベビー用品は短期間の使用にも関わらず、購入するとかなりお金がかかってしまいますよね。市から破格の値段でレンタル出来るのは、非常にありがたいシステムだと思います。予定外で年齢差のある兄弟を出産する場合など、全てを一から揃えなければならない人もいることでしょう。そういった場合も、焦らずレンタルで乗り切る事が出来て助かりますね。

2人目以降3歳未満の保育料が無料

大分県豊後高田市では保育料も安いということですが、2人目以降3歳未満の子どもの保育料が無料だそうです。これも本当に凄い対策だと思います。2人目を躊躇している家庭でも、これならば頑張ろうかな…という気にもなります。3歳までの保育料が一番高く、また手のかかる年齢である為保育士不足から枠も狭く入りにくい、というケースが都心部では多いのです。親が一番望んでいることを実現してくれる豊後高田市は素晴らしいですね!

無料学習熟「学びの21世紀塾」

市内に住む園児から中学生までを対象に、無料の学習塾「学びの21世紀塾」が開かれています。学力格差をなくそうと定年を迎えた元教師などがボランティアで勉強を教えているそうです。この「学びの21世紀塾」も、現代の日本で問題視されている教育格差を積極的に解決しようという強い意志を感じます。

シルバー世代の教師たちにとっても、未来の為に役立っているという新しい生き甲斐を見出だせて、高齢化による問題をも良い方向へ導いているように思います。これは是非とも、各自治体が総力をあげて真似していかなければならない支援制度ではないでしょうか。

子育てしやすい街日本一【愛知県 長久手市】

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子育て世帯の満足度が一番高い街

「子育て世帯の満足度が一番高く移り住む人が多い」というように言われている愛知県長久手市は、子育て支援センターもありますし、遊具がある公園の数は市内に27ヵ所もあるそうです。屋内の児童施設にしても、大人は300円で子供無料という安さでその内容も素晴らしく、きれいでとても充実しているようです。

公園の多さも、子供を持つ親としてはとても有り難いですよね。そして長久手市が素晴らしいのは、少子高齢化問題、核家族問題を明るく照らすような対策でもって「住みやすい街日本一」にも輝いているということです。

雑木林を駆け回って過ごせる「もりのようちえん」

「もりのようちえん」は雑木林の中を一日中走り回って遊ぶことのできる幼稚園です。自然の中で元気いっぱい遊べる幼稚園はとても魅力的ですよね。でもそれだけではないんです。1万坪の雑木林の中に特別養護老人ホームやケアハウスがあり、いろいろな世代が支え合っているコミュニティなんです。

これはまさに理想であり、核家族化が深刻な現代において、社会で子育てをしていくというスタイルそのものではないでしょうか。高齢者にとっても子どもから元気をもらえて孤独を感じない、そんな素敵な取り組みですよね。本来、子育てとはこういう風に地域と密接に絡んでいくべきなのです。それが、子どもたちの社会性を育み、親も心に余裕を持って子育て出来て、安心して歳を重ねていけるのだと思います。

平均年齢の若さ

愛知県長久手市民の平均年齢は、なんと38歳だということです。これは全国全地域で最も若いといいます。高齢者の割合も全国で3番目に少なく、しかも長寿だということです。将来の医療費や介護費などの負担が一番軽い地域だとも言われていて、愛知県全体でも1、2の将来性があるそうですよ。

非常に理想的な形で子どもが増えていっている、という裏付けともなる平均年齢の若さですよね。子育てしやすい街は、同時に住みやすい街として長くそこで暮らしたいと思える場所なのです。都心部で孤独な育児に毎日奮闘している母親からすると、今すぐ移り住みたくなるような気持ちにさせられます。「居場所と役割がある」ということが人の満足度に繋がる、ということが良く分かります。

子育てのしやすさとは何かを考える

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いくつか紹介した中で共通するのは、やはり社会で子育てを支援していこう! という気持ちの強い街が多いという印象です。母親としても、子どもを歓迎されているような、そんな嬉しい気持ちになりますよね。こうした地方の独自の取り組みは、これからもどんどん増えていって欲しいです。

それと同時に、仕事のあり方も考えていく必要があるように思います。家族全員で理想的な街に住むには、当然親の仕事がそこに無くてはならないからです。その問題はあるにしても、最近の少子化問題に明るい希望が垣間見える、そんな気持ちになりました。

まとめ

どの自治体もとても素敵な支援制度があって、日本も頑張っている! という明るい気持ちになりました。地域の活動がどんどん広がって、都心部のあり方も変わるのではないでしょうか!? 私達の子どもが親になる時代には、どの地域も住みやすく子育てがしやすい街であって欲しいなと思います。