賛否両論!子どもに「パパ・ママ」と呼ばせる?

子どもにとって身近な親をどのように呼ばせるかは、家庭内でも議論になることがあるかもしれません。最近では「パパ・ママ」と呼ばせる家庭が増えており、違和感を覚えることもないかもしれませんが、地域・家庭環境・世代によっては意見がわかれるようです。

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目次

  1. 「パパ・ママ」はいつから使われ始めた?
  2. 現代では何と呼ばせている?
  3. 「お父さん・お母さん」派の理由は?
  4. 「パパ・ママ」と呼ばせたいのはなぜ?
  5. 「パパ・ママ」派の悩みとは?
  6. どんな呼称でも相手を想う気持ちは変わらない
  7. まとめ

「パパ・ママ」はいつから使われ始めた?

「パパ・ママ」は最近になって浸透してきた呼称のイメージがあるかもしれませんが、実は明治時代から使われ始めていたようです。明治時代は少しずつ西洋の文化が日本に入ってきた時期だったため、新しいものが好きな家庭を中心に広まったのかもしれませんね。「お父さん・お母さん」という呼び方も同じく明治時代に広まったもので、それまでは「おっとさん・おっかさん」と呼ぶのが一般的だったようです。昭和初期には「パパ・ママという呼称は父母への尊敬を失わせる」と主張した政治家がいたそうですよ。

現代では何と呼ばせている?

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2010年の民間の調査では、家では「パパ・ママ」派が4割、「お父さん・お母さん」派が5割とおよそ半々の結果でした。一方で、人前では「お父さん・お母さん」と呼ばせている家庭が6割を超えていたそうです。人前で「パパ・ママ」と呼ばせないのはなぜなのでしょうか。

「お父さん・お母さん」派の理由は?

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多数派の「お父さん・お母さん」派は、周りがそう呼んでいたから自然と同じ呼称で親を呼ぶようになった人が多いようです。地域によっては、「おとん・おかん」「おとさん・おかさん」と呼ぶところもあります。耳に親しみやすい方、言葉に出しやすい言葉を選んでいるのかもしれませんね。

「パパ・ママ」という呼称について否定的な人は「なんとなく子供っぽい呼び方である」という意見があるようです。家の中では「パパ・ママ」でも外では「お父さん・お母さん」と呼ばせる家庭では、この所以からでしょうか。家と外で呼び方を変えるのであれば、初めから「お父さん・お母さん」と呼ばせた方が良いという家庭もあるのかもしれませんね。また、小学校受験対策やしつけの方針、年齢を重ねてからのことを考えて「お父さん・お母さん」と呼ばせているという家庭もあるようです。

中には、「ママ」と呼ばれるのが嫌だというケースや子どもが自然とそう呼んでいたなど、さまざまな背景があるようですよ。

「パパ・ママ」と呼ばせたいのはなぜ?

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「パパ・ママ」は子供にとって非常に発音しやすいです。早く親のことを呼んでほしくて、あえて「パパ・ママ」と教えている家庭もあります。一方で、おじいちゃんおばあちゃんが、昔からのクセで、孫ができても自分たちのことを「お父さん・お母さん」と呼んでいるため、「パパ・ママ」を選択した、という声もありました。多くの「パパ・ママ」派は、外では「お父さん・お母さん」と呼ばせたり、ある一定の年齢からは「お父さん・お母さん」に変えさせたという家庭が多いようですよ。

「パパ・ママ」派の悩みとは?

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いつかは「お父さん・お母さん」と呼ばせよう、外では「お父さん・お母さん」と言わせようと思っていても、普段から使っている言葉は自然と出てきてしまうものです。ある程度のしっかりとした年齢になれば、外で親を呼ぶときには「父・母」といった呼称を用いるケースもあるため、「パパ・ママ派」「お父さん・お母さん派」ともに、外でどう呼ばせるかといったことはゆくゆく課題になるのかもしれません。

ある程度成長してからは、子どもが親の呼称について葛藤することがあるでしょう。小学生頃からは、他の友達が「お父さん・お母さん」と呼んでいるのをみて、「パパ・ママと呼ぶのは子どもっぽいのではないか」といったことが気になり始める子どももいます。子どもが呼称について疑問を持つようであれば、年齢に合わせて呼び方を変えるのも良いのではないでしょうか。

どんな呼称でも相手を想う気持ちは変わらない

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大事なことは呼称よりも親子の信頼感です。子供が呼びやすい「パパ・ママ」を覚えてもらうことで早めに親子のコミュニケーションを楽しむことができます。「お父さん・お母さん」という言葉を初めから教えることで、ある程度の年齢までは外での使い分けを気にしなくてすむというメリットもあります。どちらの呼び方でも親子の関係性やコミュニケーションに支障は出ないでしょう。

まとめ

「お父さん・お母さん」「パパ・ママ」、どちらでも子どもの成長に大きな影響は出ないでしょう。大人になれば、外ではマナーとして「父・母」と呼ぶようになるため、子どものうちは好きな呼び方でいいのかもしれませんね。子ども同士の中で、親をどう呼ぶかは子ども自身に判断させてましょう。呼び方にとらわれすぎず、親子の信頼関係を築いていきたいですね。