あらゆる項目を盛り込んだ、私の自作バースプランを全部見せます!

出産という人生の一大イベントをお控えの妊婦の皆さま、バースプランのご記入はもうお済みですか?産院から指導のある方もいらっしゃるでしょう。私は、イギリスという妊婦さん主体アクティブバースが当然の環境だったこともあり、自分で自分流のバースプランを作りました。一度きりのお産、今一度じっくり想像してみませんか。

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目次

  1. バースプランは良いこと尽くし
  2. 実際に書いてみましょう
  3. 私流のバースプランの中身
  4. バースプラン通りには進まないのが当たり前
  5. まとめ

バースプランは良いこと尽くし

人生大一番の厳しくて辛いことが予想される出産、そしてその後に待っている赤ちゃんとの対面の瞬間。後から「こうすれば良かった!」となるべく悔やみたくないですよね。

バースプランを作成することには以下のようなメリットがあります。

ー 妊婦さんが自身の来たる出産について具体的に考えるきっかけとなる
ー 妊産婦さんの希望を医師や助産師と共有しやすい
ー 妊産婦さんの希望を家族や立ち会う人と共有しやすい

経腟分娩・帝王切開問わず、どのような出産方法を望まれる妊婦さんであっても、是非じっくりバースプランを作成されることをお勧めします。

実際に書いてみましょう

産院で指定のフォーマットがあるようでしたら、そちらに記入し提出する必要があるでしょう。もしとくに指定がないようでしたら、私がバースプランに盛り込んだ以下の項目を是非参考にしてみてください。

勿論、日本と私が出産したイギリスとでは事情の違いがありますし、希望の全てをどこの産院でも対応可能なわけではないと思います。また、項目によっては自分ではプランをどう決めたら良いか分からないものもあるでしょう。

書き終わってからでも書いている途中でも、必要に応じて是非ご担当のお医者様や助産師さんにご相談してみてください。

私流のバースプランの中身

それでは、私のバースプランの項目を以下に挙げてみたいと思います。(ほぼ実物と同じ内容ですが、出産を経て気付いた点を更に加筆致しました。ご了承ください。)

1.立ち会う人

立ち合いにするか否か。撮影希望の有無。立ち合いにする場合、立ち会える人数や年齢制限が産院によって異なります。産院に確認の上、妊婦さんが希望する相手に立ち会ってほしい意思を伝えましょう。了承を得られた場合には、立ち合い出産に向けて一緒に準備を進めましょう。

2.経腟分娩か帝王切開か

選んだ理由まで書き添えると分かりやすいです。

以下項目3~10は、経腟分娩希望の場合です。

3.分娩室の状態

部屋の明るさ、音楽の有無、アロマの有無、静かさについて等。妊産婦さんがリラックス出来ることがとても大切です。

4.無痛・和痛にするか否か、するならその方法

陣痛の痛みを和らげる処置についてです。硬膜外麻酔、脊椎麻酔、鎮痛剤、笑気ガス、マッサージ、水中、呼吸法、など様々な方法が考えられます。使用を検討したいものだけでなく、「これは出来る限り使用したくない」というものを挙げても良いです。

5.その他医療処置について

緊急帝王切開、陣痛促進剤、会陰切開、吸引分娩、鉗子分娩、剃毛、等で、時には赤ちゃんや産婦さんの命と健康のために必須となる場合もあります。しかしながら、極力使いたくないものについては、その旨を記載しましょう。

6.分娩監視装置の使用

陣痛の強さや間隔と胎児の心拍数をモニタリングする器械で、通常産婦さんのお腹の周りにひも状のものを巻き付けて測定します。異常がないか調べるために必要な器械ですが、出産中なるべく自由に動きたい場合は使用を最小限に留めてもらいたい旨を書きましょう。

7.分娩第一期の体勢

お産の始まりから子宮口全開までの第一期は、いきみ逃しをしながら陣痛を乗り切る必要があります。横向きに寝る、抱き枕を使う、背もたれのある椅子を使う、バランスボールを使う、等。呼吸法のアドバイスを受けたいか否かも書いてみては如何でしょう。

8.分娩第二期の体勢

子宮口全開から赤ちゃんを出すまでの第二期は、いきむ段階です。分娩台希望か、フリースタイル希望か、フリースタイルならどの姿勢を試してみたいか、等。

9.分娩第二期の声掛けについて

医師や助産師から積極的にいきみ方のアドバイスや掛け声をもらいたいか否かです。静かなトーンが良いのか、力強い励ますようなトーンが良いのか、まで好みを記載しても良いでしょう。

10.分娩第三期の対応

赤ちゃんが出てから胎盤が出てくるまでの第三期。胎盤が自然に出てくるのをなるべく待ちたい、胎盤を見たい、部屋の明るさや静かさについて、等。

11.出産直後の対応

すぐに赤ちゃんを抱きたい、初乳をあげたい、立ち合い人にへその緒を切ってほしい、へその緒を切るタイミング、産湯につけるか否か、立ち合い人にも抱っこしてほしい、カンガルーケアをしたい、写真を撮りたい(フラッシュの使用は厳禁です)、眼鏡をかけたい、等。

12.ビタミンKの接種方法

ビタミンK欠乏性出血症の予防のため、ビタミンK2シロップを出生直後、生後1週間、生後1か月の計3回、日本のほとんどの産院で経口投与します。欧米では出生直後1度だけ注射により接種する方法が一般的です。産院で選択可能なら、希望を伝えましょう。

13.母乳かミルクか

産院では授乳のし方の指導をしてくれるはずです。産院の方針以上にママの希望が大切です。母乳希望の場合、万一赤ちゃんに治療の必要が生じたとき、母乳を届けたいか否かまで書くことをお勧めします。

14.帝王切開の場合の対応

立ち合いの有無、音楽の有無、状況を説明しながら進めてほしいか否か、すぐに赤ちゃんを抱きたいか否か、立ち合い人に抱いてほしいか否か、等。

15.入院部屋

相部屋か個室か、母子同室か別室か、家族の宿泊用ベッドの有無、等。

16.その他

漠然とした不安や、赤ちゃんに会いたい気持ちを記載しても良いでしょう。医師や助産師への感謝の言葉や、宜しくお願いしますのご挨拶もお忘れなく。

バースプラン通りには進まないのが当たり前

頭を悩ませ折角作成したバースプラン。誰もがそのまま実現させたいと思っていますが、いざ本番、残念ながらすべてその通りに進むとは期待しない方が無難でしょう。

不測の事態が発生することも当然あり得ますし、対応してくださる全てのお医者様や助産師さんが各妊婦さんそれぞれのバースプランを把握しているというのも難しいことです。

しかしながら、バースプランを真剣に作っていれば、「あれ、これは私の希望と違う」と妊婦さん自身が気付けるはずです。そしてそこが譲れないポイントの場合には、バースプランを示しながら、勇気を出してきちんと要望を伝えましょう。

何と言っても、出産の主役は妊産婦さんと赤ちゃんです。

まとめ

バースプラン作成のお役に立てればと思い、自分でゼロから作ったバースプランの項目と内容を挙げてみました。如何でしたか。私の海外での気付きが日本で頑張るママのご参考になりましたら幸いです。