【第2回】不妊治療体験者にきいた!不妊治療で気になる10のこと

先の見えない不妊治療に不安を募らせている方も少なくありません。今回は、実際に不妊治療を行っている方や検討している方が気になる質問を、不妊治療を体験した方に聞いてみました。体験に基づく生の声は、どれも参考になるものばかりですよ。ぜひ参考にしてみて下さいね。

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目次

  1. 先の見えない不妊治療の辛さ
  2. 8.不妊治療ブログは読んでいた?
  3. 9.仕事と不妊治療は両立していた?
  4. 10.不妊治療の体験談を教えて!
  5. 後悔しないためにも、早い段階で不妊治療を検討して
  6. あわせて読みたい

先の見えない不妊治療の辛さ

不妊治療中は、肉体的にも経済的にも精神的にも辛いもの。先の見えない治療にストレスを感じている方も少なくありません。そんなとき、励みになるのが同じ不妊治療を体験している方の声ではないでしょうか?今回は、実際に不妊治療を体験した方123名にアンケートをとり、以下のような質問をしてみました。

1.不妊治療を始めた年齢は?
2.不妊治療にかかった期間は?
3.不妊治療を受けた原因は「夫」?「妻」?
4.不妊治療の治療法は?
5.費用はいくらかかった?
6.不妊治療のとき飲んでいた薬は?
7.漢方薬は飲んでいた?
8.不妊治療ブログは読んでいた?
9.仕事と不妊治療は両立していた?
10.不妊治療の体験談を教えて!

第2回目の今回は、8~10までをご紹介します!不妊治療そのものの体験談や、仕事との両立にかんする体験談など、実際に経験した方の生の声はとても参考になること間違いなしですよ。

8.不妊治療ブログは読んでいた?

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自分と同じように不妊治療に励む方のブログは、治療中の心の支えにもなるもの。およそ4割の方が、不妊治療ブログを読んでいたと回答しました。その中でも、回答の多かったブログをいくつかご紹介しますね。

プロゴルファーの東尾理子さんのブログを読んでいた、という方が一番多かったです。ご主人の石田純一さんの支えもあり、40歳にして2人目の妊娠も実現しています。さまざまな不妊治療や化学流産など辛い経験を乗り越えての妊娠は、不妊治療をする方の励みになりますよ。

女優・タレントとして活躍する矢沢心さんは、元K-1格闘家の魔裟斗さん結婚。5年の不妊治療を経て第1子を授かり、現在は2児の母となっています。生理不順と多のう胞性卵巣症候群による不妊で、人工授精やタイミング療法、体外受精などを行ったそうです。著書『ベビ待ちゴコロの支え方―あきらめない妊活、31のコツ』もチェックしておきたいですね。

ぐうたらこさんのブログでは、かわいらしいイラストつきでわかりやすく不妊治療について知ることができます。不妊治療を経て妊娠したものの、流産してしまい、その後再び妊娠して現在は1児の母となっているそう。現在は「子育てってなんだよ!(楽?)」を更新されていますよ。

9.仕事と不妊治療は両立していた?

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仕事と不妊治療を両立していたという方は、およそ7割という結果になりました。費用が高額になってしまうことも多い不妊治療なので、金銭面から仕事をせざるを得ないというケースも少なくありません。しかし、不妊治療と仕事の両立は難しいもの。多くの方が、さまざまな苦労をかかえていたようです。ここからは、仕事との両立で大変だったことをご紹介します。

通院と休みが合わない…

タイミング療法は基礎体温に合わせての通院だったので、月1回が通院の基本でした。
毎月決まった曜日で休みだったので、ある程度はその休みに合わせて通院が可能でした。
ただ、生理不順になってしまったときには、月1~2回と通院が必要であったり、仕事の休みと通院したい日が合わないときがありました。
職場では不妊治療のことを話していなかったので、休みを取るために会社に嘘をついたり、風邪気味だからと早退したりしていたので、嘘をついていることに対する後ろめたさがありました。

タイミング療法でだめだった場合、人工授精に切り替えようと話をしていた矢先の妊娠でしたが、
もし人工授精となると通院回数も増えるし、そうなると両立は厳しいなと感じました。

不妊治療にはお金も必要となるし、仕事を辞めるわけにはいかないと思っていたので、仕事との両立は不安ばかりでした。

夜勤の仕事で、生活が不規則に

夜勤の仕事をしながらの不妊治療だった為、
生活も不規則でタイミング法でこの日と言う時に
チャレンジ出来ない事が多く大変だった。
また、不規則で排卵リズムが整わなかったりして仕事をしながら不妊治療は難しかった。

治療の後、すぐに仕事へ

人工受精を8時に予約し、そのあとに仕事をするのは気持ち的に嫌だった。できれば家でゆっくり体を休めたかった。

10.不妊治療の体験談を教えて!

不妊の原因や治療法は、人によって本当に様々です。そんな不妊治療を実際に行った方の体験談をご紹介していきますね。妊娠が発覚した意外なタイミングや、治療に大切なこと、苦労したことなど参考になる体験談ばかりですよ。

治療をやめたら妊娠した!

二人目がなかなか授からなかったので、検査し、卵管のつまりが少しあるのとホルモンの異常が見つかりました。夫の検査もしましたが異常なしでした。薬の副作用で吐き気があり、私がいつも元気がなく、タイミング法を頑張りましたが、夫婦関係は悪化したと思います。

二年ほど継続して、人工授精するかどうかの判断の時期に、上の子一人でいいと思い、治療をやめて、哺乳瓶など赤ちゃん用品を処分したところ、二ヶ月ほどで自然妊娠しました。リラックスしたのが良かったのかもしれませんし、それまで飲んだ薬の効果もあったのかもしれません。

不妊治療をしていただいていた先生に、「妊娠したかも」と診察をしてもらおうとしたら、「まさか」と笑われてしまいましたが、ちゃんと出産までこぎつけることができました。結果的に二人目をもつことができて嬉しかったです。

医師との相性も大切

結婚前から子宮内膜症と卵巣のう腫(左右とも)があることがわかっており、低用量ピルでコントロールしている状態でした。結婚後1年たって、ピルの服用をやめ28歳からタイミング法を始めましたが1年間成果は出ませんでした。

1年後、夫の転勤で転院した先ではタイミング法を4か月続けたものの、医師と相性が悪く治療が辛くなりまた転院、そこで人工授精をしながら空きを待って、腹腔鏡下手術を受けることを勧められました。1週間の入院に10万円弱という高額な治療でしたが、女性疾病対応の医療保険に加入していたため保険で手術代はクリアできました。その後3ヶ月の待機を待って、タイミング法1回、人工授精1回で無事妊娠に至りました。

現時点で子宮や卵巣にトラブルがあっても保険会社によっては待機2年程度で保険がかけられる場合があります。手術を受けるときには大いに助けになります。
不妊治療は長い時間医師と相談していく治療なので、合わないと思ったら早いうちに担当医を変えたり転院するほうが、心の負担が少ないというのが一番の感想です。

不妊は女性だけの問題じゃない

もともと生理不順で検査しましたが、数値的になにも問題がありませんでした。夫の精子も検査しましたがそれも問題がなかった為、年齢的にも急いでいたので、タイミング法を抜かし、人工受精をすぐに始めることにしました。

7回人工受精をしましたが、妊娠せず、体外受精を薦められ、金銭面、自分のメンタルの持ちようなど、とても不安な部分が多くとても悩みましたが、夫に理解がなく、何もかも疲れてしまい最終的に離婚しました。

不妊治療は女性だけではなく、夫婦の問題でいかに夫の協力が得られるか、理解があるなかとても大事なことだと思います。女性ばかりが体に負担が多く、精神的にもとても辛いことだと思うので、男性側がもっと不妊治療のことを理解してほしいです。

金銭的な負担が大きい…

仕事をしながらの病院通いがとにかく大変でした。収入がそこそこあって助成金ももらえない。でも家のローンもあり余裕で不妊治療をできる生活でもないため、仕事をしなければ治療費が払えない状態でした。お金持ちの人は気にすることなく治療できると思いますが、お金の心配をしながらの治療が体力的にも、心理的にも辛かったです。

保険適応で不妊治療が心配なくおこなえる時代になってほしいものです。とにかくお金がかかりますから。でも後悔がなくなるまでチャレンジしたほうがいいと思います。あのとき頑張っていればという後悔がないようにして下さい。私は子供をら授かることができませんでしたが限界まで頑張ったので後悔はありません。治療中は辛いと思いますが頑張って下さい。

漢方も検討してみて!

これまで婦人科の問題は特になく、健康そのものできたのでどうして不妊なのかさっぱり分かりませんでしたが、漢方の先生に色々と相談し、体温表から高温期が短いから妊娠しにくいと言われたときは正直「へっ?」という感じでした。
自分で表を見ても短いようには見えないし、半信半疑でしたが、処方して頂いた漢方を煎じて朝晩飲み続けたら四ヶ月目に妊娠したので、本当だったんだ!と驚きました。

妊娠中も身体に良い漢方を処方して頂いて飲んでいたら「赤ちゃんの髪の毛がふさふさで産まれてくるよ」と言われ、また半信半疑でしたがホントにふっさふさだったので、更に驚きました。
自分の身体の中を見直すためにも良いきっかけになったので、漢方も一つの案としてお薦めです。

夫が支えてくれた

不妊治療は本当に精神的に追い詰められます。毎月、今月こそは!と自分の気持ちを奮い立たせ、ダメだったときはこのままいなくなりたい…と落ち込みジェットコースターに乗っているかのように気持ちの浮き沈みが激しかったです。

私は1人で思いつめるタイプでしたが、このままではうつ病になりそう、と思いなんでも夫に話すようにしました。理解してくれなくていらいらすることもありましたが、夫と気持ちの共有ができるようになってかなり精神的に安定しました。支えてくれる人がいたから不妊治療もがんばれたのだと思います。

後悔しないためにも、早い段階で不妊治療を検討して

不妊治療というとどうしても敷居が高く感じられてしまい、なかなか最初の一歩が踏み出せないという方も少なくないのではないでしょうか?ただ不妊治療を始めるのは、早ければ早い方が妊娠につながりやすいもの。また不妊の原因がわかれば、対処法も考えられますよね。そのため、実際に不妊治療を受けるかどうかはひとまずおいておいて、まずは検査だけでも受けてみることをおすすめします。

また不妊治療についてさらに知りたいという方は、第1回もぜひチェックしてみてくださいね。

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