生理不順の排卵日はいつ?おりものや基礎体温で予測!妊娠への影響は?

生理不順の女性でとくに妊娠希望の方は、排卵日がいつなのかと不安を感じてしまうのではないでしょうか。次の生理開始日がわからなくても、排卵日を予測する方法はあるのでしょうか。生理不順の原因や対処法、妊娠への影響も気になりますよね。ここでは、生理不順の方にもできる排卵日の計算方法、妊娠への影響についてご紹介します。

48014

目次

  1. 排卵と生理周期
  2. 生理不順とは
  3. 生理不順の場合、排卵日はいつ?
  4. 生理不順の解決法は?
  5. 生理不順による妊娠への影響
  6. 排卵日とタイミング
  7. 効果的な排卵日予測について
  8. あわせて読みたい

排卵と生理周期

生理周期によるからだの変化とは

女性の身体は4つの周期によって、妊娠の準備をしています。排卵日を予測するためにもぜひ知っておいていただきたい、生理周期によるからだの変化を簡単にご紹介します。

■卵胞期
卵胞刺激ホルモンが分泌されて卵子が成熟する
卵胞ホルモンによって子宮内膜が厚くなり、妊娠しやすい身体に整える

■排卵期〉
黄体ホルモンが分泌され、排卵が促される

■黄体期
黄体ホルモンが分泌されて子宮内膜がやわらかくなり、基礎体温が高くなる
卵子が精子と受精していたら、子宮内膜に着床するのを待つ時期

■月経期
受精卵が子宮に着床しなかったとき不要になった子宮内膜がはがれおち、血液とともにからだの外へ出る

基礎体温をつけることで、自分の生理周期を把握することができます。一般的に、月経期から卵胞期は低温の時期となり、排卵期から黄体期までが高温の時期となります。女性の正常な生理周期は約28日周期とされており、生理開始日から約14日間低温期が続いたあとに高温期が14日間ほど続いて次の生理が開始します。

生理中は女性ホルモンが最も少ない時期で、下腹部痛や頭痛、イライラ、下痢などの症状があらわれます。また、卵胞期から排卵に向けて卵胞ホルモンの分泌量が増加するため、女性の肌や体調面で最も調子の良い時期ともいえるでしょう。黄体期から生理開始までは黄体ホルモンの分泌が増え、乳房の張りや頭痛、肩こり、イライラといった心と身体が不安定にります。

Article link icon
生理周期とは?計算方法は?25~38日が正常?身体の変化と過ごし方!

排卵日に性行為をすると妊娠する?

「排卵日に性行為をすると妊娠する可能性が高い」思う人も少なくありませんが、実は一番妊娠しやすいタイミングは排卵日ではなく、排卵日の2日前なのだそうです。精子の寿命は受精能力を保てる限度時間が72時間ほどで、卵子の寿命は短く、24時間程度です。さらに、時間の経過とともに精子も卵子も老化し、受精しづらくなるといわれています。

そのため、排卵が起こる前に精子が待機している状態が妊娠するためにはベストとなるため、排卵日よりも排卵日の2日前の方が妊娠しやすいのです。また、排卵日を知る目安として、おりものにも変化があらわれます。排卵期におりものの量は最も多くなり、透明で粘り気のあるおりものがみられます。

Article link icon
排卵日後の妊娠可能性は?排卵日以外に妊娠を望むなら「排卵日前」の仲良し…

生理不順とは

Image

稀発月経

生理周期は25~38日が正常とされています。この生理周期の間隔が39日以上となってしまうのが、「稀発月経」です。卵巣の働きが不十分であるため、ホルモンが正常に分泌されないために起こると考えられています。多嚢胞性卵巣症候群やストレス、過剰なダイエットが原因となることが多いです。

Article link icon
生理周期が長い「稀発月経」の原因・対処法!妊娠確率は?排卵日はいつ?

頻発月経

生理周期の間隔が24日以下の場合は、「頻発月経」となります。ストレスやホルモンバランスの乱れ、卵巣の働きが低下していることが考えられます。また、排卵日から生理までの期間が短くなる黄体機能不全や、拭排卵月経などが頻発月経の原因となることもあります。

過多月経と過少月経

生理のときの出血量は20~140mLが正常といわれています。出血量が多いときで、2~3時間に1度生理用ナプキンを交換する程度が目安です。

出血量が140mLを超え、レバーのような塊が血に混じっているようなケースを「過多月経」といいます。子宮筋腫や子宮腺筋症、血液凝固障害などが主な原因だといわれています。また、出血量が20mL以下とごく少量の場合は「過少月経」といわれ、子宮内膜炎の後遺症や子宮発育不全によっておこることが多いようです。

Article link icon
生理の出血量が多い!過多月経の原因と治療法は?レバーのような塊や貧血は…
Article link icon
生理の経血量が少ないと病気?過少月経の原因と対策!茶色の出血の場合は?

過短月経と過長月経

生理は一般的に3~7日続くものですが、生理が2日以内に終わる場合を「過短月経」といいます。過少月経と併発して起こることが多く、原因も同じく子宮内膜炎の後遺症や子宮発育不全であることが多いです。

また、生理が8日以上続くケースを過長月経といい、過多月経と併発することが少なくありません。こちらの原因も同じく子宮筋腫や子宮腺筋症、血液凝固障害が主だといわれています・

Article link icon
生理が短い原因と治療法は?過短月経ではなく不正出血や妊娠かも?
Article link icon
生理が長い・終わらない原因と対策!過長月経は8日以上から?鮮血が出る場…

無月経

無月経には2種類あり、ひとつは18歳を過ぎても初めての生理がこない「原発性無月経」で、染色体異常やホルモン分泌異常が原因といわれています。もうひとつは、以前は起こっていた生理が3ヶ月起こらなくなってしまう「続発性無月経」です。こちらの原因はストレスや過度なダイエット、無理な運動や過食、拒食だといわれています。

Article link icon
無月経でも妊娠できる?無月経の原因と治療法、妊娠への影響とは

生理周期がばらばら

月に2回生理が来たり、2ヶ月に一度生理が来たりと、生理周期がばらばらだという人も少なくありません。生活習慣の乱れやストレスなどが原因となってしまうことが多いようです。

Article link icon
生理周期がバラバラ…生理不順の原因・解決法!産後や更年期に多い?病気や…

年齢による生理不順

35歳頃から卵巣の老化は少しずつ始まっているといわれています。30代後半から40代前後の更年期前の時期に、生理周期が乱れたり経血量が減っていたりする場合は、閉経に向けての変化のあらわれかもしれません。

Article link icon
更年期の生理不順の症状と原因。不正出血との見分け方は?

生理不順の場合、排卵日はいつ?

Image

生理不順の場合、排卵日を知るためにはどのような方法があるのでしょう。まずは、自分の生理周期を把握する必要があるでしょう。それでは、排卵日を知るための方法をいくつかご紹介します。

1.基礎体温法

毎日基礎体温を測り、グラフを作成することで排卵日を計算する方法を「基礎体温法」といいます。排卵日計算法の中でも有名なので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。基礎体温を測るためには、婦人体温計が必要ですが、薬局やドラッグストアで簡単に購入できます。

基礎体温のグラフを見ていると、低温期から高温期にかわる中で体温がもっとも下がる「最低体温日」があるのがわかるでしょう。この日を含めた2~3日以降が排卵日です。低温期から高温期への変化が0.3度以下の場合は、正常に排卵ができていない可能性があります。

Article link icon
排卵日の基礎体温の変化と平均は?グラフを用いた排卵日の予測方法

2.おりもの(頸管粘液法)

「頸管粘液」というと難しく聞こえますが、これは実は「おりもの」のことです。おりものは生理周期によって状態が異なるため、状態によって排卵日を計算することができます。

排卵直前のおりものは、量が最も多く、粘度も高くなります。しかし、おりものの状態は個人差が大きいので、何ヶ月か観察をしておりものの状態を見ましょう。おりものを排尿前と排尿後にテッシュペーパーなどで取り、毎日記録することで変化を把握できます。

Article link icon
おりもので排卵日をチェック!においや色、量は?卵白のような白いかたまり…

3.排卵検査薬

排卵検査薬は、尿に含まれる黄体ホルモンによって排卵日を探知するものです。排卵検査薬で陽性反応が出てから24~48時間後に排卵が起こると考えられています。生理開始予定日の17日前から1日1回毎日検査をするものなので、生理不順の場合は、過去のもっとも短い生理周期から生理開始予定日を予測して検査してくださいね。

陽性反応が1週間以上でないことが何周期も続くようであれば、無排卵月経の可能性もあるので医師に相談しましょう。逆に陽性反応が続く場合は、妊娠や流産後、あるいは閉経期、不妊治療による薬剤投与の影響で、排卵に関わらず陽性反応が続くことがあります。

どちらにしても、検査期間中に陽性または陰性反応が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。

Article link icon
排卵検査薬の正しい使い方と陽性の見方!いつから?時間帯は?

4.排卵チェッカー

唾液中に含まれる女性ホルモンの分泌量によって排卵日を予測するのが、排卵チェッカーです。排卵日が近づくにつれて女性ホルモンの分泌は増え、唾液の中に結晶が表れます。その結晶を目で見て排卵日を予測するのです。

生理不順の解決法は?

Image

生理不順の原因

生理不順となる原因には、女性ホルモンのバランスの乱れが大きく影響していると考えられています。基本的に生理周期は、女性ホルモンである黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌によってコントロールされています。さらに、ホルモンの分泌には、脳の視床下部から脳下垂体、卵巣という器官が働いているため、これらのどれかにトラブルが発生してしまうと、生理不順となる可能性があるのです。

また、ストレスや疲労、睡眠不足など身体に悪影響となることも、ホルモンバランスを乱す原因となります。現代社会において、生理不順の多くがこのストレスからきているといわれています。ホルモンバランスが乱れた状態が続くと、妊娠しづらい、肌荒れ、肩こりなどの症状や閉経が早まる可能性もあります。

Article link icon
女性ホルモンとは?ホルモンバランスを整えて美しく健康な女性になろう!

解決法は?

生理不順になってしまったら、どのような解決法があるのでしょう。まずは、ホルモンバランスに影響を与えるストレスを溜めない生活が大切です。

■ヨガやストレッチ
1日の疲れをとるのに、お風呂上りにヨガやストレッチをして身体と心を落ち着かせます。気分が落ち着くことでリラックスでき、自然とストレスを解放できるでしょう。

■十分な睡眠
寝不足や不規則な生活は基礎代謝を下げ、ストレスの原因となります。早寝早起きをして、規則正しい生活を送りましょう。

■1日3食バランスの良い食事
女性は特にビタミン、ミネラル、鉄分が不足しがちです。野菜や乳製品、海藻、貝類などを積極的に摂取しましょう。大豆イソフラボンやビタミンB6、ビタミンEは女性ホルモンの分泌を促してくれます。バランスの摂れた栄養のある食事を心がけましょう。

Article link icon
生理不順の原因はストレスや病気?年齢別に原因と対処法

生理不順による妊娠への影響

Image

生理不順であっても、排卵があれば妊娠することは可能です。しかし、生理不順によって妊娠しにくい状態になっている場合もあります。生理周期が短いと、卵子が生育する前に生理が起きてしまい、無排卵となります。逆に生理周期が長すぎると、ホルモンの分泌に関わる脳の視床下部や脳下垂体の機能が低下し、卵胞の成長を遅らせてしまう可能性もあります。

生理があっても無排卵の場合は妊娠はできません。そのため、正常に排卵ができているのか、まずは自分の排卵日を知ることが大切です。排卵日を確認するためにはさまざまな方法があります。もし、生理不順で自己判断は不安という場合は、病院で排卵日をチェックしてもらうのが確実で安心できますね。

Article link icon
生理不順のときは妊娠の兆候はあるの?見逃したくない妊娠の兆候とは

排卵日とタイミング

Image

妊娠しやすい時期は、排卵日の3~4日前から排卵後1~2日間といわれています。要するに、排卵日前後の5日間が、精子と卵子が出会う絶好のタイミングです。しかし、卵子が受精できるのは排卵から24時間以内とされており、排卵の時点で精子が待機している必要があります。

多くの研究では、排卵日2日前が最も妊娠する確率が高い日とされており、排卵日にはすでに妊娠する確率が低下していると考えられています。この点も踏まえて、夫婦でタイミングを計ることが大切でしょう。そのためにも、排卵日を把握することが重要です。

Article link icon
排卵日付近で妊娠確率が高いタイミングはいつ?仲良しの回数は?夫と時間が…

効果的な排卵日予測について

Image

より正確な排卵日計算のためには、1周期だけでなく継続的に排卵日計算法を実践していくことが必要です。毎回続けるのは大変かもしれませんが、ぜひ自分に合った方法を探して排卵日を予測してみてくださいね。また、さらに排卵日を正確に把握したいときには、いくつかの排卵日計算法を組み合わせると効果的ですよ。

あわせて読みたい

妊娠したい人必見!自宅でカンタンに排卵日を予測する方法とは・・・?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28966
Image
通販で人気の排卵検査薬おすすめ7選!海外製、デジタルもある?違いは?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28144
Image
生理不順の排卵日はいつ?おりものや基礎体温で予測!妊娠への影響は?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/18573
Image
排卵日、排卵日前後のイライラの原因と対処法は?効果的な食事や運動とは
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/19307
Image
排卵検査薬の陽性期間と妊娠しやすいタイミングのとり方は?無排卵についても解説!
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28157
Image
基礎体温の正しい測り方!舌の下で測るのがコツ?いつ?夜に測っていいの?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28472
Image
排卵日がズレる!最大何日?早まる・遅れる原因と対策
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28298
Image
排卵日の症状まとめ!体調不良の期間・原因・対処法は?排卵後の変化は?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28209
Image
クロミッドの排卵日の予測方法!排卵しない・早まる・遅れる原因は?
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/19883
Image
排卵日の眠気・だるさの原因と対策!排卵とホルモンの関係性
Article link iconhttps://mamanoko.jp/articles/28210
Image