生理不順の原因はストレスや病気?年齢別に原因と対処法

現在進行形の生理不順に悩む女性は3割、過去に経験した女性は8割もいると言われています。その多くはストレスが原因だということを知っていましたか?生理不順には病気が隠れている場合もあり、そのままにしておくと卵巣機能が低下し不妊症になってしまう危険もあります。生理不順の原因を探し、年齢別の対処法を見つけましょう。

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目次

  1. 生理不順の基本的な症状
  2. 生理不順の原因はストレスやホルモンバランス?
  3. 生理不順に関わる病気
  4. 年代別に見る生理不順の原因と対処方法
  5. 生理不順の原因に関する体験談
  6. 生理は、心と体を映す鏡。無視しないで向き合おう
  7. あわせて読みたい

生理不順の基本的な症状

正常な生理の周期は28日前後の間隔で、3~7日ほどの出血を繰り返しています。

・生理の間隔が一定ではない
・だらだらと長い間出血が続く
・次の生理の間隔が38日以上と長く、次がいつ来るのかわからない

このような状態が繰り返される症状を、生理不順といいます。

女性の身体の中では、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)というふたつの女性ホルモンの分泌で生理周期を調節しています。このふたつのバランスがちょうどよく保たれていることで生理が一定周期で来ますが、少しでも崩れてしまうと生理不順になります。

また、生理不順と並んでPMS(月経前症候群)も女性の悩みに挙げられますが、PMSは生理前2週間あたりに、心と体の不調を感じるものです。PMSがあるのはホルモンバランスが正常で生理が順調にきている人に起きやすい症状です。

生理不順の原因はストレスやホルモンバランス?

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女性の身体はとても繊細です。ちょっとした環境の変化が卵巣に異常をきたし、生理不順を引き起こしてしまいます。例えば、

・仕事が忙しい
・過度のダイエットをした
・過度の運動をした
・精神的にショックなことが起きた
・食生活が偏っている
・身体が冷えている
・飲酒や喫煙の習慣
・薬の副作用

など、思い当たることはありませんか?もしかしたら、それが原因になっているかもしれません。また、今まで順調だったのに、あるときを境に生理不順になってしまったのであれば、急激な環境の変化やストレスになるようなことがなかったか思い返してみてください。

特にストレスは女性にとって大敵で、生理不順の原因のほとんどは、ストレスによるものだと言われています。
ストレスや生活習慣が原因であれば、その原因を取り除いた生活をすることで正常な生理に戻ることもありますが、卵巣の異常による生理不順の可能性もあります。早期に発見して治療をしないと、不妊の原因になったり、大きな病気になったりしてしまうので注意が必要です。

では、生理不順に関わる病気についてこれからご紹介しますね。

生理不順に関わる病気

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卵巣機能不全

卵巣機能不全になると、女性ホルモンのバランスが崩れて卵巣の機能が低下し生理不順、排卵異常になります。
病気や薬の副作用が原因のこともありますが、ほとんどの原因はストレスです。ストレスで自律神経が乱れることによってホルモンバランスが崩れ、卵巣機能不全になるようです。

無排卵

排卵がないまま生理がくる状態が、無排卵月経です。生理が月に2度も来る、一度の期間が通常より長く続く、生理周期がとても長い、などの生理不順が発見のポイントです。
大きな原因のひとつがストレスで、また、過激なダイエットや運動が原因になることもあります。卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌に異常をきたことで、無排卵のまま生理がくるのです。

子宮筋腫

子宮の壁の平滑筋という筋肉に出来る寮生の腫瘍で、女性の病気の中でもとても多いものです。筋腫がどの方向を向いて出来るかよって症状が違います。
その中でも生理不順によって発見されやすいのが、粘膜下筋腫です。粘膜下筋腫は子宮の内側に向かって大きくなります。筋腫が小さいうちから出血しやすく、だらだらと生理が長く続いたり、出血量が多かったりします。子宮の内膣に筋腫が出来るため、不妊の原因にもなります。

子宮内膜症

近年急激に増えている病気です。生理痛がひどい、量が多い、また排便や性交時に痛みがあるといった症状があります。
子宮の内膜は妊娠のために増殖し、着床しなければ剥がれ落ちるということを繰り返しており、この剥がれ落ちたものが生理です。子宮内膜症は、子宮以外の場所でこれが起きてしまう病気です。子宮内膜症によって卵管や卵巣が癒着し、卵子が通りにくくなってしまうことで、不妊症の原因になります。

子宮頚がん

子宮頸がんとは、ヒト・パピローマ・ウイルスによって感染する病気です20~30代の女性に多く見られ、性交渉のある女性の誰もがかかる可能性のあるものです。初期の子宮頸がんは症状がなく進んでいくものですが、生理日以外の不正出血や、性交痛、普段と違うおりもの量の増加、生理の期間が長くなるなどの症状で発見されることがあります。

甲状腺の異常

甲状腺ホルモンは、身体の基本的な働きを維持してくれるホルモンです。甲状腺の異常によってバセドウ病や橋本病など多くの病気になることがあり、またこれは思春期前後の若い女性に多く起こる症状でもあります。
甲状腺が低下することで起きる症状のひとつに卵巣の働きの低下も挙げられます。生理周期が遅くなったり、出血量が減ったり、無月経になったりする場合があります。

年代別に見る生理不順の原因と対処方法

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女性の身体は年齢と共に変化し続けます。同じ生理不順でも、原因や対処法が変わってくるものもあるので、年齢をひとつの目安にして、原因を探り対処法を考えていきましょう。

高校生の生理不順

性機能が未発達のため、一時的に生理不順になることはよくあることです。加えて思春期に多い精神的な不安定さやストレスが、性機能の発達の妨げになることがあり、生理不順になることがあります。また、成長期のダイエットも生理不順の大きな原因です。
一時的なものであれば気にしなくても大丈夫ですが、3ヵ月以上続く場合は病院に行きましょう。主に女性ホルモンの投与による治療が行われます。

20代の生理不順

20代は、人生の中で一番女性ホルモンが活発に働く時期ですが、それまで以上に多忙な毎日になり、心身を酷使するようになります。仕事のしすぎや、人間関係のストレス、疲労、睡眠不足、ダイエットなど、心身の不調が生理不順の原因になります。また、親元を離れる人も増え、食が偏ることでも生理不順が起こります。
生理不順を放置しておくと、子宮筋腫や不妊症などの原因になってしまいます。結婚前であっても将来の妊娠のことを考え、早めに直していきましょう。基礎体温をつけておくことで、体のリズムを知っておくことも大切です。

30代の生理不順

更年期の手前、プレ更年期という時期に入り、ホルモンバランスが乱れやすくなっていきます。その上30代は子育てや仕事に忙しくなり、自分のことにかまう時間が減る時期です。これまでと同じく心身のストレスや疲労も大きな原因になりますが、そろそろ子宮の病気についても気にしておきたいですね。
子宮筋腫や子宮内膜症を発症しやすい年代です。定期健診を忘れないようにしましょう。

40代の生理不順

大体50歳前後に閉経になり、閉経の前後10年間を更年期と呼びます。40代になると卵巣機能が低下し始め、だんだんと生理の量が減り、周期も不規則になっていきます。卵巣の機能に伴って、女性ホルモンが乱れ、生理不順になりやすくなるのです。更年期に向けて、不規則な生活をしない健康的な毎日を送る心がけが大切です。

生理不順の原因に関する体験談

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筆者には子どもが三人もいますが、実は初潮以来ずっとひどい生理不順で、年に数回しかこないときも常。「半期に一度のバーゲンなの」と冗談を言っていたほど不規則で、子どもは出来ないものとずっと思っていました。
学生時代には1ヵ月以上出血が続くようなこともあり、プールの季節に全く体育に参加できず、先生にも嘘だと思われたのは辛かったです。高校生の頃からホルモン投薬をしていましたが一向に治らず、20代にはピル治療をして副作用で激太りをしました。

この記事を書きながら思い返したのですが、そういえば筆者の思春期から最初の妊娠までの生活はとてもひどいものでした。食事も偏っていたし、過激なダイエットもしたし、休みなく働いていたし、私生活もストレスが多く、これでは生理不順にもなるだろうなということばかりしていたのだなと気が付きました。

出産後は、子どもに合わせた健康的な生活になり、それが生活の改善になったのかもしれません。今でもたまにこない時もありますが、若いときよりはずっと順調に生理が来ています。

生理は、心と体を映す鏡。無視しないで向き合おう

女性の身体はとても繊細で、心や体の疲れがそのまま生理不順となって現れます。一時的なものであれば、原因になるストレスを解消して治していくこともできますが、長く続く場合は他の病気が潜んでいる可能性もあるので、早めに病院にいくことをおすすめします。

女性の現在の姿は、10年前の生活で出来ていると聞いたことがあります。忙しい毎日でしょうが、自分の身体の声をしっかり聞き、向き合うことが、未来の自分を作ることになっていくのです。自分の身体は自分で守っていきましょうね。

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