更年期症候群(更年期障害)とは?更年期症候群の原因と治療法

40代に入ると妊娠の可能性がまったく無い中で、突然吐き気をもよおすことがあります。考えられる可能性としては、更年期・・。見た目には関係なく体の中では確実に年をとっているということを改めて実感させられる更年期症候群は、人により日常生活に支障をきたしてしまうともあると言われています。 具体的な症状や対処法をご紹介します。

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目次

  1. 更年期症候群とは
  2. 更年期症候群の原因
  3. 更年期症候群の症状
  4. 更年期症候群の治療法
  5. 更年期症候群は自己判断しないで
  6. 更年期症候群に前向きになろう!
  7. あわせて読みたい

更年期症候群とは

閉経を迎える前後10年間に起こるさまざまな症状

一般的な閉経年齢は50代と言われています。個人差があるため、人によっては45歳から更年期症候群の症状が現れることもあれば、50代に入り症状がひどくなることもあります。
更年期症候群の代表的な症状は、動悸、体のほてりやのぼせ、イライラなどですが、その他にも不眠や集中力低下などもあります。

症状が続く時期には個人差がある

更年期症候群の症状は、人によって時期が異なってくると言われています。50代の閉経前約4年から5年の間に症状が現れるようになり、平均的には5年ほどで治まると言われています。
しかし、中には閉経後さらに10年以上症状が長引いてしまう人もいるので、一概には言えません。

20~30代で更年期の症状が起こることも

平均的に更年期症候群の症状は、45歳頃から始まると言われているのですが、中には20代、30代からめまいや立ちくらみ、頭痛や体のほてりなどの更年期障害症状が現れる人もいます。
更年期症候群の原因は、ホルモンバランスの乱れによるものですので、何らかの要因でホルモンバランスに影響すれば、若い年齢でも更年期の症状が現れると言えます。

更年期症候群は男性にも起こる?

40代後半の女性に多い更年期症候群は、男性にも起こることが近年分かってきています。「LOH症候群」と呼ばれる男性の更年期症候群は、男性ホルモンの低下により、強烈な疲労感、睡眠障害、筋肉のだるさなどの症状が現れると言われています。
また、女性の更年期症候群と同じように、体のほてりや多汗症、頭痛やめまいなどが起こる人もいるようです。

更年期症候群の原因

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エストロゲンの減少

エストロゲンは、子宮や卵巣に作用し、妊娠しやすい体つくりを司る女性ホルモンです。生理終了後から約2週間の時期には、エストロゲンが分泌されることで、体調もよく、肌もすべすべになりなり、妊娠しやすい体が作られます。
その後排卵日を過ぎた辺り(生理前約2週間頃)からその分泌量は減少し、疲れやすい、頭痛が起こりやすくなります。
更年期症候群が起こり始める時期にはエストロゲンの分泌量が減少するために、生理前2週間頃のような症状が現れることになります。

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男性はテストステロンの減少

男性の更年期症候群の原因は、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが関係しています。このテストステロンは、精力や毛深さなどに関係するホルモンで、一般的には30代頃から分泌量が減少すると考えられています。テストステロンの分泌量が減少することで、急激にだるさを感じるようになるなどの症状が現れてきます。
これまで男性の更年期症候群について問題視されなかったのは、ホルモン分泌の減少が始まる年齢には大幅な個人差があるためです。40代で70歳レベルの分泌量の人もいれば、逆に80歳でも30代並みの分泌量をキープしている人もいます。このことからも、男性の場合、おおよそ更年期症候群が発症する年齢はありません。

更年期症候群の症状

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一般的に現れる更年期症候群の症状は以下のものがあります。
症状のレベルも個人差があります。

・肩こり
・疲れやすい
・頭痛
・ホットフラッシュ
・腹痛・腰痛
・不眠
・イライラ
・動悸・息切れ
・ゆううつ

更年期症候群の治療法

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ホルモン補充療法

更年期症候群の原因でもある女性ホルモンを補う目的で行う治療法は、更年期障害による症状がひどい場合に用いられます。あらかじめ女性ホルモンの数値を検査してから開始されるのですが、飲み薬、塗り薬、パッチ薬の3種類がありますので、担当医に希望を伝えることも可能です。

副作用が起こることも

ホルモンを使った治療法は、ときとして副作用を伴うことがあります。これは、ホルモンバランスの変化に伴うものですので、1、2ヶ月もすれば改善することがほとんどです。
副作用としては、ムカムカ、生理のような不正出血、乳房の張りや痛み、下腹部の張りやおりものの変化などがあります。

症状にあわせた治療が行われる

更年期症候群の治療法を開始するには、まずはホルモン量などを検査し、一人ひとりに合わせた治療が取り入れられます。ホルモン補充療法以外にも、漢方薬による体質改善や、プラセンタの注射で冷えや疲労をサポートする方法もあります。
また、精神的な要因で更年期症候群が現れている場合は、抗うつ剤や抗不安薬、睡眠導入剤などを使用することもあります。

更年期症候群は自己判断しないで

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病院で診断を仰ごう

40代後半からの体調不良は、自分で判断するよりも、まずは病院を受診することが望ましいです。20代や30代とは違い、急激な体調の変化の可能性もありますし、更年期障害以外にも原因が隠れている可能性もあります。

重大な病気の可能性も

更年期症候群と非常に似た症状が現れる病の中には、重大なものもあります。ホットフラッシュによる息切れなどは、心筋梗塞や狭心症などの心臓病と非常によく似た症状ですし、手足の冷えやめまいなどは、貧血や低血圧、心疾患などの可能性もあります。
決して自己判断せずに、早めに病院に行くことをおすすめします。

更年期症候群に前向きになろう!

女性なら誰も起こりうる更年期症候群は、開始時期も継続期間も症状も個人差があります。特に40代と言えば、子育て盛りの働き盛りのママがほとんどです。つい何でも自分で背負い込んでしまい、知らず知らずの内に体が疲れてしまうこともあります。
更年期症候群の兆候が現れたとしても、きちんとした治療をすることで、症状を抑えることも可能ですので、不安がらずに自分の体調管理を意識してみてください。

筆者自身も、まだ40歳に突入したばかりですが、夜遅くに食事をする、チョコレートなどの甘いものを大量に食べると、翌朝胃もたれを感じるようになり、更年期症候群の一種ではないか?と不安に思いました。
しかし、ホルモンバランスの減少に伴う更年期症候群は、規則正しい食生活を心がけ、ホルモン補助の役割を果たすサプリメントなどを服用するだけでも随分と症状が和らぐと分かり、今後は気負わずゆったりと対処できればと考えています。

あっという間の40代!これからまだまだ先の長い40代ですので、自分の体のことはこれまで以上に大切にしていきましょう。

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