更新日:2017年05月18日

実は習い事よりも大切!?低年齢でお手伝いを始めた子の4つの特徴

子どもがお手伝してくれたら嬉しいですよね。ある研究によると、低年齢でお手伝いを始めた子どもは、そうではない子どもとは違う「ある特徴」があるようですよ。子どものお手伝いを定着させるためのポイントと併せてご紹介します。

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目次

    1. 子どものお手伝いに関する研究

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    米ミネソタ大学のMarty Rossmann教授は、未就学児84名を10歳、15歳、20代半ばのタイミングでそれぞれ調査し、家庭でのお手伝いが及ぼす影響を分析しました。3~4歳の未就学時期にお手伝いを始めていた子どもは、10代でお手伝いを始めた子どもやお手伝いを全くしなかった子どもに比べて、「家族や友人との関係が良好」「成績が良い」「キャリアでの早期成功」「自分のことは自分でできる」などの特徴があることがわかりました。

    掃除、ゴミ出し、窓拭きなどのちょっとしたお手伝いが達成感につながり、人のために何かをする喜びを与えてくれるためだそうですよ。

    2.お手伝いの優先順位

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    「小さい頃からお手伝いをする」ということは、子どもの成長においてとても重要なものです。アメリカの発達心理学者で「Raising Can-Do Kids(できる子を育てる)」の著者である、Richard Rende氏は、お手伝いは長い目で見て、習い事よりも効果的に社会性や学力を向上させることができると考えています。「子どもが成功できるようにさまざまな習い事をさせることで、確実に子どもに人生の成功をもたらしてくれることが立証されている家事をやる機会が減っている」と、子どもにお手伝いをさせる重要性を唱えています。

    子どもの勉強や習い事の時間を確保するのであれば、それ以外の時間はせめて子どもの好きなことをやらせてあげようと考えると、どうしても子どもにお手伝いをさせるのは後回しになってしまうかもしれません。専門家が「子どものお手伝いの重要性」を訴えているとなると、忙しいからお手伝いさせないのではなく、お手伝いの時間も習い事や勉強と同じように扱う必要があるのかもしれませんね。

    3.子どもにお手伝いをさせる時のポイント

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    子どもが進んでお手伝いをしてくれたらうれしいですよね。子どものお手伝いをより定着させるためのポイントはあるのでしょうか。

    「人のために何かをする」という喜びを教える

    「○○して」ではなく、「ママが助かる」「助けてもらえたら嬉しい」というスタンスで、子どもにお願いをしてみましょう。自分のベッドを片付ける、靴を揃えるなど、自分のことをさせるだけでなく、洗濯物を取り込む、ゴミを集めるなど、家族全体のためになることを重点を置いてみるのも良いでしょう。家族全員のためになることをしたのだと伝えれば、子どもの自信にもつながるかもしれません。「人のため、家族のため」という気持ちを養うためにも、お手伝いとお小遣いなどの見返りを必ず結びつけるのは控えた方が良いでしょう。

    家事にマイナスイメージを持たせない

    ママ自身が日頃の家事に対する不満や否定的なことを言わないようにしましょう。子どもはちゃんと見て、聞いていますよ。何かの罰として家事をさせることも避けましょう。家事やお手伝いは罰なのだといった誤った先入観を育ててしまうかもしれません。

    これなら「できる」「やりたい」と思わせる

    年齢や成長に合ったお手伝いを頼みましょう。チャレンジさせることは大切ですが、無理をさせるのは良くないでしょう。初めて頼むお手伝いであれば、ママやパパがお手本を見せて一緒にやるなど、子どもが戸惑わないように丁寧に教えてあげてください。年齢が小さいうちは「おもちゃを片付けて」ではなく、「下に落ちているおもちゃをこのカゴに入れて」といった、具体的な作業を明確に伝えてあげましょう。

    子どものやる気を引き出す

    下に散らかったおもちゃを誰が多く集められるか、床にマスキングテープでゴールを作ってその中にゴミを集める掃き掃除など、お手伝いにゲーム性を持たせると良いでしょう。「助けてくれたこと」に感謝するのではなく「助っ人になってくれたこと」に感謝するのも効果的なアプローチです。139名の3~6歳児を調査した結果、手伝うという動作を褒めるよりも、「助っ人」「お手伝いさん」「ヒーロー」など「助けてくれた人」として感謝してもらうことで、子どもは自己肯定感を高めてやる気が格段にアップしたという研究結果があるようです。

    4.低年齢であるほど良い理由

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    筆者の家には3歳と8歳の娘がいます。下の娘は何でもお手伝いをやりたがりますが、お手伝いをさせるとかえって手がかかるので、筆者が余裕があるときしかお手伝いをさせていません。上の娘は宿題がある、ゲームをしたいなど、何かと理由をつけて、お手伝いを頼んでも断ってきます。上の子どもに関しては、ちょうど下の娘と同じいろいろやってみたい3歳頃の時期に、筆者がお手伝いに関わる機会を設けなかった結果かもしれません。

    お手伝いは3~4歳に始めるのが良いという話がありますが、まさに子どもが「お手伝いをやりたがる時期」でもありますね。お手伝いを習慣づけやすいという理由もあるのかもしれません。筆者の場合は、上の子どもに関してはこれから動機付けが必要かもしれませんが、まずはお手伝いをしたがっている下の子どもに、筆者自身が気持ちの余裕を持って、もっとお手伝いに関わる機会を設けてみることから始めてみようかなと考えています。

    参考記事:
    https://www.fatherly.com/research-shows-household-chores-are-a-proven-predictor-of-success-1073236718.html

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    2人の女の子のママです。子どものこころを受け止める子育て、…

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