消退出血はピル服用後いつから?期間や量、生理との違いは?

ピル服用による消退出血と生理の違いはなかなかわかりません。出血があったときに消退出血だとわかる症状があれば判断が付きやすくなりますね。今回は、消退出血と生理の違いや消退出血の期間や量について、医師監修で解説します。

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この記事の監修

目次

  1. 消退出血と生理の違い
  2. 緊急避妊ピル服用後に消退出血がくるのはいつ?
  3. 低用量ピルでの消退出血
  4. 消退出血の期間と量
  5. 消退出血が来ない場合
  6. あわせて読みたい

消退出血と生理の違い

消退出血とは、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンに異常が生じることにより、子宮内膜が剥がれて出血することを言います。生理も消退出血の一種で、子宮内膜が剥がれ落ちることで出血するのは同じです。

消退出血と生理の違いは、生理は排卵が自然に起こることによるものですが、消退出血はピルの服用によって人為的に出血を引き起こします。

緊急避妊ピル服用後に消退出血がくるのはいつ?

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ヤッペ法とノルレボ錠

緊急避妊ピルには、ヤッペ法とノルレボ錠の2種類があります。ヤッペ法は、プラノバールという薬を2錠飲みます。最初に2錠を飲み、12時間後に再度プラノバールを2錠服用する方法です。ノルレボ錠は、性交後72時間以内に2錠を1回だけ服用します。

現在の妊娠阻止率は、ヤッペ法が57%、ノルレボ錠が85%となっていて、ノルレボ錠を処方されることが多くなっています。2つとも、確実に妊娠を防げるわけではなく、あくまで緊急用の避妊薬となります。

服用後の消退出血

緊急避妊薬を服用すると早い人で2~3日、遅くても3週間以内には消退出血があります。緊急避妊薬には女性ホルモンを調節して妊娠しないように子宮内膜を剥がす役割があります。そのため消退出血が見られれば避妊の効果があったと考えて問題ありません。

低用量ピルでの消退出血

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低用量ピルは1日1錠ずつ飲んでいきます。消退出血がおこるのは低用量ピルの休薬期間中です。休薬期間に突入すると、それまで子宮内膜を維持していた黄体ホルモンが徐々に減っていきます。これにより起こるのが消退出血です。

黄体ホルモンの量や子宮内膜の厚みは人それぞれ違うので、消退出血が起こるタイミングは人によって異なります。

消退出血の期間と量

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緊急避妊ピルの場合

緊急避妊ピルの場合は、早い人だと服用後2~3日で少量の消退出血が起こります。ただし排卵日と関係があるため個人差が大きいもの。通常3週間以内には消退出血が起こる人が多く、出血は2~3日程度でおさまることが多いようです。

消退出血が見られれば妊娠している可能性はゼロに近くなるので、避妊に成功したと言えるでしょう。しかしまれに妊娠による着床出血の場合もあるので、気になる場合は妊娠検査薬で調べてみることをおすすめします。

低用量ピルの場合

低用量ピルの消退出血の量は、生理のときとほとんど変わりません。低用量ピルには、ホルモンバランスを整えて生理周期を安定させる働きがあります。そのため消退出血が起こる期間は自然と生理と同じサイクルになります。

消退出血が来ない場合

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緊急避妊ピルの場合

緊急避妊ピルを服用した後、3週間以内に消退出血が来ない場合は妊娠の可能性が考えられます。緊急避妊ピルはあくまでも避妊に失敗したときに後から使用するアフターピルなので確実に妊娠を防げるという保証はありません。

消退出血が来ない場合は妊娠を疑って妊娠検査薬を試すことをおすすめします。妊娠している場合は早めに産婦人科を受診しましょう。

低用量ピルの場合

低用量ピルはホルモンの量が少ないため、まれに休薬期間中に消退出血が来ない場合もあります。消退出血がない場合でも通常通り7日間の休薬期間を設けて次の周期のピルを服用してください。

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