大人も試してみて!不安になりやすい子どもへの対処法4選

子どもは成長して周りが見えるようになってくるとその分「不安」も今までより出てくるようになるでしょう。そんな時親としてはどんなことをしてあげたら良いのでしょうか。特に不安になりやすいお子さんへの対処の仕方をまとめていきます。この対処法は大人でも不安になりがちという方に参考にしていただきたいです。

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目次

  1. 何故不安になるの?
  2. 不安になりやすい子どもへの対処法4選
  3. 不安=ネガティブではない

何故不安になるの?

子どもが不安になる理由はたくさんありますよね。成長とともに社会生活が少しずつ始まります。そしてそこではママと離れなくてはいけないという場面が出てきます。この時今まで守っていてくれたママから離れるということで、母子分離不安という「ママから離れることへの不安」が出てくる子も多いです。特に初めてママから離れる時、幼稚園入園、保育園入園に多いのではないでしょうか。この母子分離不安は何も3才くらいの子だけがなるわけではありません。小学校入学でも母子分離不安は起こるのです。

それ以外にも新しい環境への不安や、なんだか言葉にはできないようなモヤモヤとした不安などたくさんの不安が子どもにはあるでしょう。そんな時に親としてどうやって接していくべきなのか、どう見守っていくべきなのかわからなくなることもありますよね。筆者の長女は人一倍感受性が強いために、予期不安がとても強い傾向にあります。「~したらどうしよう」というような悪循環に陥り易い不安の1つです。娘はこの予期不安はだいぶ幼い頃からあったように思います。不安とうまく付き合うということは容易ではありませんが、どのように見守っていくべきなのか、どうやって対処していったらいいのかなどを紹介していきましょう。

不安になりやすい子どもへの対処法4選

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1. 大丈夫だよ!心配することないよ!と何度も励まさない

これは子どもの性格にもよるでしょう。背中を押してあげれば大丈夫な子に対しては「大丈夫だよ」「心配しなくても大丈夫だよ」という言葉はきっと魔法の言葉になることでしょう。しかし、それを通り越してしまっている不安な子どもに対して「大丈夫だよ」という言葉はプレッシャーでしかなくなってしまう可能性もあるのです。ママはいつも大丈夫と言うけれど、大丈夫じゃないもん!と思う子もいるでしょう。

ではそんな時にどんな言葉をかけてあげたら良いのでしょう。とにかく何度もしつこく確認するように大丈夫だよ!という言葉はかけないであげてみて下さい。子どもはこの不安とどう付き合っていいかわからないのです。まずは深呼吸をする、そして子どもの気持ちに共感してあげること。「そっか。心配なんだね。わかるよ。」そこから入ってみて下さい。そして落ち着いたら、どうしてお子さんが不安なのかを考えてあげましょう。

2. 心配することや不安になることは悪いことじゃないことを教えてあげる

この不安というものは人間が自己防衛するための本能であり、そのおかげでいろいろなことが回避できたり、乗り越えられたりすることができていることを認識しましょう。不安な顔ばかりしている子に対してネガティブな気持ちにならず、成長しているのだということをまず親が理解してあげて下さい。そして、子どもに対しても不安になることは悪いことではないんだよということを教えてあげて下さい。不安はもっと不安を産み出すことがありますが、不安になることをやめさせたり、怒ったりはしないで受け止めてあげましょう。

心配な顔をするとママが怒る、心配そうにするということで子どもは更に落ち込んでしまったり、不安になることもあるのです。心配になることは決して悪いことじゃないよ、当たり前に起こる感情だよ、誰にでもあるよということを教えて、ぎゅっと抱きしめてあげてください。

3. 将来ではなく今のことに集中させてあげる

人間はいつも不安になることと言えば、今現在起きていることではなく「将来」や「これから起きるであろう」ことではないでしょうか。この不安は「予期不安」と呼ばれ、予期不安はこうなったらどうしよう、ではあの場合はどうなるの?と不安が不安を呼んで悪循環になってしまうことが多く、不安に苛まれる大人や子どもにとても多いパターンなのです。学校に行きたくないという子も中にはこの予期不安が強い子もたくさんいるでしょう。

筆者の長女も予期不安が強いタイプの子どもです。だいぶ不安になるのも減ってきたというのは、本人が先のことを今考えたからといってもどうしようもないということを少しずつ学んできていることもありますが、そこまで気持ちを持って行くことができたのは、マインドフルネスというメソッドにある「今ここ」という考え方によって助けられて来たということもあるかもしれません。

マインドフルネスは、将来のことに焦点をあてているのではなく、今現在に引き戻す、深呼吸をして今現在していることに焦点をあてるのです。ヨガや禅の考え方を取り入れていると言われていますが、とにかく今現在に焦点をあてることより、次第に将来のことばかり考える思考癖を少しずつ変えてくれるという効果が期待されています。子どもにはちょっと難しいものですが、筆者が試した方法はとにかく深呼吸、呼吸に集中させる、一緒に何かをする、何かをすることにだけ集中するというようなことをすることでした。

4. 不安を取り除こうとしない

あまりにも不安で、神経症のような症状が出ている場合を除き、子どもは不安を取り除こうとしなくても不安に立ち向かい学ぶことができます。あえて行動する、不安なことをそのまま受け入れることで、不安に打ち勝っていく力を持っているでしょう。例えば、幼稚園、学校の初めての日が怖い!これは子どもだけではなく大人にもあることですよね。初めての場所や初めての職場に行くとき、どんなに度胸がある人でもちょっと不安になりませんか?でもこの不安から逃げていても解決にはなりませんよね。子どもも同じなんです。大人は自分達の今までの過去の経験から不安にあえて立ち向かうということで打ち勝つという術を知っていますが、子どもはわかりません。

子どもが心配や不安を抱えていると、親も心配になりがちですが、あえてここは不安を取り除く方法ではなく、不安を乗り越えることができるように見守っていてあげてみて下さい。もしも不安が悪化してしまったら?と親が心配してはいけません。親と子どもは密接な関係にあります。親が不安で心がぶれてしまうと子どもも同じように不安が増してしまいます。もしも・・のことがあったらその時に一緒に考えればいいのです。もしも不安に打ち勝つことができたら、良かったね!と一緒にただ素直に喜んであげましょう。どうしてできたの?とかどうやって?なんてことは根掘り葉掘り聞かず、ただ子どもの成長を喜んであげて下さいね。

不安=ネガティブではない

不安になってばかりいるとうちの子どもはとてもネガティブなのでは?とか、悪いことのように考えがちですが、不安は人間誰にでも起こる感情です。その人の感受性、個性などにより感じ方がそれぞれ異なるだけであって、誰でも不安という感情は起こりますよね。子どもはとても繊細です。しかし、無限の可能性も持っているのです。不安ばかり抱えているからといって、責めたりしないで是非お子さんを受け止めてあげて下さい。これから成長と共に親も知らないような未知の世界や新しい世界へ行くこともあります。そんな時に親が一番の味方であるということが一番の心の支えになるでしょう。