生理の経血量が少ないと病気?過少月経の原因と対策!茶色の出血の場合は?

生理中の経血の量。多かったり少なかったり、自分の経血の量は正常なのかどうか気になる人も多いのではないでしょうか。女性同士であっても、なかなか相談しづらいデリケートな話題ですよね。一般的な経血の量は、どれくらいなのでしょうか。ここでは、生理の経血が少ない「過少月経」の原因と対策についてご紹介します。

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目次

  1. 生理の経血の適量とは?
  2. 生理の経血が少ない過少月経とは
  3. 過少月経の6つの原因
  4. 過少月経を放置しておく危険性とは?
  5. 生理の量が少なく、茶色の場合は?
  6. 生理の量を毎月チェックしてみて
  7. あわせて読みたい

生理の経血の適量とは?

1回の生理中に出る経血の量は、約120mlから140mlが適量と考えられています。子宮は一番小さい時には鶏の卵ほどの大きさですが、人によって若干サイズに違いがあります。経血の適量は、あくまで平均値だと認識してください。

一般的に生理は1週間前後続く女性が多いですが、特に生理初日から約3日間は、経血の量が多い傾向にあります。ナプキンの交換の間隔がおおよそ2時間に1回程度の場合は、生理の経血が適量であると言えます。

しかし、これはあくまでおおよその平均値です。生理痛や生理時の不調が人によって異なるように、生理中の経血量には個人差があります。

生理の経血が少ない過少月経とは

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1回の経血量が、生理初日であるにも関わらず1回もナプキンを交換しなくてもいい場合は、明らかに経血量が少ないと言えます。この場合は「過少月経」に当てはまるかもしれません。

「過少月経」は、年齢的な要素が大きく関係してくるものです。まだ生理が始まったばかりの10代女性や、閉経を迎えつつある40代後半の女性には、特に疾患がなくても経血量が少ない場合が多く見られます。それ以外の年代で「過少月経」を疑うような症状がある場合は、病院での診察をおすすめします。

過少月経の6つの原因

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生理時の経血量が極端に少ない、過少月経の原因について解説します。

■ホルモンバランスの乱れ
生理は、女性ホルモンの働きにより起こります。女性ホルモンのバランスが乱れることで、生理時の経血量が極端に減少する、もしくは増加するなどの変化が現れることがあります。特に35歳以降の女性の場合、プレ更年期の症状が少しずつ現れてくる時期でもありますので、女性ホルモンの乱れが起こりやすくなります。

■排卵障害
月に一度の間隔で生理が起こっていても、経血量が少ない場合は排卵障害を起こしている可能性があります。これは卵巣機能の低下に伴って現れることが多いようです。排卵障害は、加齢により卵巣の機能が低下することでも起こりがちですが、生活習慣によって起こることもあります。

■ストレス
卵巣自体に問題は無いが、生理時の経血量が異様に少ないというケースもあります。これは、ストレスが原因となっていることが予測されます。ストレスは生理と密接な関係があります。自分でも気づかない間にストレスを溜め込んでいないか、心当たりはありませんか。

■卵巣の働きが弱っている
卵巣が正常に働いている間は、生理時の経血量に問題は見られないことが多いです。しかし、加齢やなんらかの原因で卵巣の働きが弱ってしまうと、生理時の経血量が減少してしまうことがあります。卵巣にトラブルを抱えていると、他にも痛みなどを伴うことがありますので注意が必要です。

■閉経が近い
40代に入ると、女性の体は閉経に向け、除々に子宮や卵巣の機能が低下していきます。一般的には、50代前半頃に閉経を迎える女性が多いようです。閉経に近い年齢の女性の経血量が減った場合は、高い確率で閉経が近づいていると言えるでしょう。

■子宮が未発達
10代の女性に多いのが、子宮や卵巣機能の未発達によって、生理時の経血量が極端に少ないという症状です。10代の女性の場合はまだ女性ホルモンの分泌量も安定しないため、初潮を迎えたばかりの時期は、次の生理までの間隔が一定でなく、経血量も安定しないということはよくある話です。この場合、万が一生理時の経血量が極端に少ないとしても、痛みを伴わなければ心配はいりません。

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過少月経を放置しておく危険性とは?

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極端に生理時の経血量が減少しても、その他に痛みなどの症状がなければ、ついそのまま放置してしまうことも多いかもしれません。過少月経を放置した場合には、どのような危険性があるのでしょうか。

不妊の原因になる

過少月経の原因が子宮や卵巣の機能低下の場合、妊娠できる可能性が低くなるかもしれません。生理時の経血は、妊娠したときのために準備されていた子宮内膜が剥がれ落ちたものです。その量が少ないということは、受精卵が着床する確率が低くなることを意味しています。

女性の体は非常にデリケートですので、子宮や卵巣の健康管理を徹底することが妊娠を希望する女性には重要です。妊娠を希望しているにも関わらず経血量が少ないと感じる方は、一度病院で相談をすると良いでしょう。

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閉経が早まる原因になる

過少月経を放置することで、閉経が早まることもあります。生理が順調にあることは、女性ホルモンの働きも正常であることを意味します。過少月経が長引くことでホルモンバランスも乱れがちになり、子宮や卵巣の機能低下を助長させてしまうかもしれません。

さらに、閉経間際になると更年期のような症状が起こる可能性も高くなります。生理時の経血減少だけでなく、吐き気やめまいなどの不調が起こるかもしれません。

生理の量が少なく、茶色の場合は?

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過少月経とは違い、生理時の経血が茶色い場合もあります。これは、子宮や腟の一部分に何らかの原因で傷がついている可能性があります。通常ですと、子宮や腟部分の傷によって出た茶色い血は、生理の経血と一緒に排出されます。しかし、生理期間以外に傷がついてしまった場合は、出血が上手く排出されずに子宮の中に残ってしまうことがあります。その後、ある程度時間が経過した血が茶色になり、生理の経血とともに排出されることになります。

妊娠初期に起こりやすい着床出血でも、茶色の経血が出ることがあります。着床出血の原因に関しては、はっきりと解明されていません。受精卵が子宮内に着床する際に、一部の子宮内膜と血管を溶かして結合されるため、出血が起こるという説があります。出血が茶色いおりものとして排出され、生理の経血と勘違いしてしまう場合もあるようです。

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生理の量を毎月チェックしてみて

思春期を迎えるころから始まる生理は、子宮や卵巣が正常な働きをしているかどうかを判断するバロメーターでもあります。毎回生理痛がひどいという場合は、食生活やストレスが原因となり、子宮や卵巣の働きに問題がある可能性もあります。

過少月経の場合は、ホルモンバランスが乱れている、排卵障害が起こっているなどのトラブルがひそんでいる場合もあります。女性の体はとてもデリケートですので、毎回の生理周期をきちんと把握した上で、生理の変化を健康管理に役立ててみてくださいね。

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