小児科は何歳まで?大人は診療可能?内科との違いや診察の内容について

子どもが大きくなってくると「そろそろ小児科は卒業なのかな」と考えてしまうことはないですか。小児科は、一体何歳までが診察対象なのでしょうか。また、大人になっても小児科を受診することはできるのでしょうか。ここでは、小児科と内科を切り換える年齢や、それぞれの科の違いを解説します。

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目次

  1. 小児科は何歳まで?
  2. 大人は診療可能?
  3. 内科との違いについて
  4. 診察の内容について
  5. 小児科に関する体験談
  6. 子どもだけでなく、子育て家庭の味方
  7. あわせて読みたい

小児科は何歳まで?

小児科の診察対象に年齢制限はありません。一般的には、15歳程度が目安となります。中学生までは小児科、高校生からは内科と使い分ける人が多いようです。なぜこの年齢で切り換えるかというと、15歳以上は多くの場合大人と同量の薬の処方が可能になるからです。第二次性徴期を向かえ、身体のつくりや働きも大人と同様になります。

大人は診療可能?

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15歳を過ぎて大人になったら、小児科で診察してもらえないかというと、実はそんなことはありません。たとえば、アレルギーや先天性疾患などの持病の関係で、長期にわたり大人になっても小児科での診療を受け続けている人もいます。

また、内科でなかなか遭遇しない感染症の場合、小児科に行くことで診断が早くなることがあります。(一般的な内科では感染症は日々診察しています。)例えば百日咳で内科にかかっても、百日咳は子どもに多い病気のためになかなか病名がわからず、症状が改善されないことがあります。そのあげくに親から子どもへと百日咳をうつしてしまうというケースが実はあるのです。

小児科は子どもの病院と思われがちです。子どもに多い感染症の疑いがあるときや内科の診断で症状が改善されない場合、まわりの子どもと同じような症状があるときなど、大人でも小児科受診を検討してみましょう。

ただし、大人をむやみに小児科受診へ誘導するのはやめておきましょう。子どもに少なく大人がかかりやすい病気は、小児科に行ってもなかなか診断がつきません。実際に大人が日常的に小児科を受診するのは、医療安全上においても好ましくありません。


内科との違いについて

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内科と小児科の大きな違いはどこにあるのでしょうか。歴史的には内科の中の一分野として、小児科は発展してきたようです。すなわち「子どもは大人を小さくしたものではない」ということから、小児科ができたと言えます。

小児に特有の感染症や病気はたくさんあります。子どもが成長し続けている中で、年齢によってかかりやすい病気が変化してくるという点も、成人とは異なります。また処方される薬に関しても、大人では使える薬が子どもには危険があり使えない場合がある、などの違いがあります。

診察の内容について

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小児科の診察に関しては「子どもは小さな大人ではない」という名言の通り、子ども特有の体質を考慮して、診察や治療をします。

子どもに関しては、どのような気になる症状もまずは小児科に相談してみると良いようです。その上で耳鼻科や皮膚科など、専門医の診療が必要かどうか検討してみることが望ましいとされています。育児相談なども気軽に受け付けてもらえる病院も多いので、子育て中のママには最もお世話になる心強いかかりつけ医と言えるでしょう。

大人が診察を受ける場合は、高血圧などの大人の病気に関しては内科が専門となります。風邪やインフルエンザなどの感染症や予防接種などでは、大人の診察も対応してくれる病院がほとんどです。

小児科に関する体験談

我が家の大人が小児科を受診する機会は、必ず毎年1回はやってきます。インフルエンザの予防接種は、大人も一緒に小児科で受けているからです。また、子どもの感染症を親がもらってしまったときには、子どもの受診と一緒に大人も診察を受けるようにしています。

子どもだけでなく、子育て家庭の味方

大人がひとりで小児科にかかると考えると、ちょっとハードルが高いと思いがちです。しかし子育てをしていると、子どもと一緒にインフルエンザの予防接種を受けたりする機会は多くなります。

子どもの風邪やインフルエンザなど、さまざまな感染症にうつる機会も多いです。手足口病やアデノウイルスなど、子どもがかかりやすい感染症の中には、大人にうつるものもたくさんあります。子どもの病気を大人がもらうと、子どもよりかなり症状的にはつらいというのも定説のようです。

そんなときには、子どもの受診とあわせてパパやママの症状も一緒に相談すると良いでしょう。子どものかかりつけ医だと状況をよくわかっていたり、ママやパパも話しやすいですね。子育て中の病気の強い味方となりますよ。

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