更新日:2017年01月05日

陣痛の痛みとは?陣痛が起こる仕組みと陣痛の前兆

ドラマなどでは急に陣痛が来て、元気な赤ちゃんが産まれましたよ〜!というシーンをよく見かけますが、実際に起きる陣痛は最初の方はあまり痛くはないことをご存知ですか?でも、初めて出産される方はハラハラドキドキですよね。今回は陣痛が急に来ても落ち着いて対処できるように、陣痛に関する基礎知識をまとめてみました。

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目次

    陣痛とは?

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    陣痛とは、「赤ちゃんが子宮→子宮頚部→産道(膣)を通って外の世界へ出る際に起こる子宮の収縮やそれに伴う痛みのこと」です。また、陣痛はあなたの意志でコントロールすることができないこと、そして規則的に痛みを感じるのが陣痛の特徴です。

    陣痛を第1期、第2期、第3期と大きく分ける事ができます。これらの陣痛の時期に関して簡単に説明させていただきますね。

    陣痛:第1期

    「潜伏期」と「活動期」という状態
    「潜伏期」は初産の場合だと平均約8~10時間続きますが、個人差がありますので、2~3時間かかる事もあれば1日かかる事もあります。潜伏期は子宮口を広げる為に子宮頚部が薄くなっていくため、子宮の収縮に伴う痛みを感じます。しかし、動けないほどの痛みではないため、前駆陣痛と間違える妊婦さんもいるようです。

    陣痛の間隔は5-10分くらい
    陣痛の痛みを感じる時間は、30-40秒くらい
    子宮口開大は~4cm

    「活動期」は、子宮が4cm~10cmに広がります。陣痛の時間も徐々に長くなり、赤ちゃんが産道のほうへ下降し始めます。痛みは子宮口開大・子宮下部への圧迫・伸展による下腹痛と腰痛が主です。多くの方は活動期に破水します。

    陣痛の間隔は3-5分くらい
    陣痛の痛みを感じる時間は、1分くらい
    子宮口開大は4~10cm

    陣痛:第2期

    子宮口が完全に開大してから胎児を娩出するまでの期間です。陣痛の痛みは、赤ちゃんが産道(膣)を通る際は、産道が裂けるのではないか!と思うほどの痛みを感じます。いきみたいと感じた時にいきみ、赤ちゃんを産道のほうへ押し出します。いきむタイミングは多くの助産師さんがアドバイスしてくれるので安心してくださいね。

    陣痛:第3期

    胎児が母体から出た後、胎盤が排出されるまでの期間を言います。胎盤が出るために、軽い陣痛のような痛みがあります。通常この軽めの陣痛の痛みは数分で終わりますが、陣痛の痛みには個人差があるため最大30分ほど続くこともあります。

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    なぜ陣痛が起こる?

    いろいろな情報を確認してみたところ、どうやら陣痛の起こるメカニズムについて、今もはっきりとした原因が解明されていないようです。 現段階で分かっていることは、「赤ちゃんが子宮から下り始めると黄体ホルモンが減少する。それに伴い、子宮が収縮することで痛みが生じているらしい」と言われています。つまり、赤ちゃんがこれから産まれようとする際に受ける刺激=痛みとなって母親に伝わっているというわけですね。

    陣痛はどんな痛み?

    陣痛の痛みにはかなり個人差があると思います。 ある人は「下痢または便秘になったかと思った」と言ったり、ある人は「生理痛の数十倍の痛みを感じた」などと言っていることを聞いたことがあります。 でも、陣痛を感じるのは赤ちゃんが産まれるまでということを覚えておいていただきたいと思います。 可愛い赤ちゃんを見たらそれまでの苦労や陣痛の痛みなど全て吹き飛んでしまいますよ!

    ですので、陣痛の痛みはどんな感じなのだろう、陣痛の痛みに堪えられるかどうか心配、など赤ちゃんが産まれる前にあまり考えすぎないようにしましょう!陣痛の痛みを考えすぎると不安や心配が倍増してしまい、余計なストレスとなる可能性があります。赤ちゃんとの対面を心待ちにしながら、残されたマタニティーライフを楽しむことをおすすめします!

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    陣痛の前兆は?

    先に記載した通り、いきなり陣痛はきませんので安心してくださいね。陣痛には腹痛やおしるし以外にもいろいろな前兆がありますが、個人差があること、そして妊婦さんひとりひとりの体調などによってこれらの前兆が必ずしも起きるということではないので、ご注意ください。

    陣痛の前兆1: 出血・おしるし

    子宮口が開いてくると、赤ちゃんを包んでいる卵膜と子宮壁の間にすき間ができるため、少量の出血が起こります。そして、ピンク色で血の混じったおりものが体外にでてきます。このおりものが「おしるし」と呼ばれるものです。

    おしるしが出てきたら陣痛の始まりが近いということです。個人差はありますが、おしるしが出てから一般的には数日以内に陣痛が始まると言われています。

    陣痛の前兆2: 前駆陣痛・下腹部痛

    臨月に現れる下腹部の痛みは前駆陣痛の場合がほとんどのようです。前駆陣痛は不規則に起きる子宮収縮で、「偽陣痛」とも呼ばれています。おしるし、破水と合わせてよく見られる陣痛の前兆のひとつです。

    陣痛の前兆3: お腹が張る

    陣痛の際、子宮の収縮が規則的にやってきます。分娩が近づくと前駆陣痛で子宮が頻繁に収縮するので、お腹に張りを感じる時は、楽な体勢になりリラックスしましょう。

    陣痛の前兆4: 胎動の回数が減る

    赤ちゃんが下に降りて骨盤の中にすっぽり入ると子宮の中を自由に動き回れなくなるため、胎動を感じる回数が減ります。しかし、胎動が全くなくなることはありませんので、もし胎動を全く感じない日があった場合は、すぐにかかりつけの医師に連絡を取りましょう。

    陣痛の前兆5: 下痢・便秘

    出産間近になると赤ちゃんが腸などの内臓を圧迫するため、便の排出を妨げることがあるため、陣痛の前兆として便秘気味になる人もいます。または、出産前の体内のホルモンが変化したために、腸が活発に動き下痢になる方もいらっしゃいます。

    陣痛の前兆6: 腰痛

    陣痛が始まる前には赤ちゃんがすっぽりと骨盤におさまっている状態になるので、骨盤への負担が大きくなります。そのために骨盤周辺の筋肉にもストレスがかかるため、腰に痛みを感じるようになります。

    陣痛の前兆7: 破水

    破水は陣痛の前兆でよく聞く症状だと思います。破水とは、赤ちゃんが包まれている卵膜が破れ、中に入っていた羊水が排出されることをいいます。妊娠37~41週ならいつ破水してもおかしくありません。また、破水が起きてから数時間後に陣痛が始まる方もいれば、翌日に陣痛が起きる方もいます。

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    身体の変化に注意

    どれほど陣痛の前兆に関して事前に理解していても、こればかりは実際に陣痛が起きるまでわからないと思いますので、早くから陣痛に関して先入観を持って緊張するのではなく、実際に陣痛が始まるまではリラックスした日々を過ごすように心がけましょう!

    また、心を落ち着けた日々を過ごす中で大切なことは、身体の変化に注意しておくことです。身体の変化が見られたときに様子を見るのもいいのですが、不安を感じる場合はかかりつけの医師に相談してみてくださいね。

    陣痛を不安に思うのは自然のこと

    臨月に入り、出産準備をしていると陣痛に関するさまざまな情報が耳に入ってきますよね。筆者は、正直なところ陣痛に関して大きな不安を持っていました。なので、陣痛が来るまでリラックス気分で生活しよう!と本などに書いてありますが、どうしても「陣痛」の2文字が頭から離れませんでした。実際のところ、筆者の陣痛は生理痛の痛みが数倍強いくらいだったので、思っていたよりも大丈夫でした。

    陣痛に不安を感じる時間があるなら、お腹の赤ちゃんにもっと話しかければよかったと少し後悔しています。なぜなら、息子が生まれるまで、確かに規則的にやってくる陣痛は気が遠くなるほど痛かったのですが、赤ちゃんが産まれた時に全ての痛みや辛さが吹き飛んでしまったからです。陣痛の痛みは赤ちゃんが産まれるまでの期間だけなので、みなさんにはあまり不安を感じないでほしいと思います。

    ちょこっとアドバイスですが、陣痛が来て辛いときはクッションなどを抱えて前かがみに丸くうずくまると少し陣痛の痛みを和らげることができるので、是非この体勢を試してみてくださいね!

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    案ずるより産むが易し!

    いかがでしたか?みなさんもご存知のように、「案ずるより産むが易し」(意味:お産する前は本人も周囲の人も色々と心配することが多いが、終わってみると案外たやすく済んでしまうものである)ということわざがありますよね。

    筆者は出産経験後から全くその通り!と心から思いますので、陣痛に対してどうしても不安や心配は感じてしまうかもしれませんが、あまり取り越し苦労をせずに、残り少ないマタニティーライフを楽しみましょう!

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    さっち

    平日は在宅ワーク(翻訳)ともうすぐ1歳になる息子の育児の両立に奮闘中、マイペースで楽しく育...