3歳児健診の目的と健診内容、質問の内容とは?発達や悩み相談の機会を活かし不安を解消しよう

3歳児健診とは栄養発達,疾病の有無,歯科,精神発達,食欲不振や諸種習癖,予防接種の実施状況,各種心身障害などに関するチェックがあります。実施期は管轄の市町村により3歳に達し,4歳になるまでに実施するものです。ここでは健診の目的と内容をご紹介します!

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目次

  1. 乳幼児健診の目的
  2. 3歳児健診の主な内容(地域によって異なる)
  3. 問診の内容
  4. 問診で聞かれる質問の内容
  5. 悩み相談のチャンス
  6. 3歳児健診 発達に関する体験談
  7. 小児健診はとても大事

乳幼児健診の目的

発育・栄養状態の確認

身長・体重などの計測とともに、発育状態を調べます。発育の遅れがみられると、普段の食生活などの栄養状況を確認されます。

先天的な病気の確認

問診や簡単な検査・テストから発育の遅れがみられる場合、先天性の病気の可能性があります。

予防接種の確認

小児に必要なワクチン、特にヒブ・肺炎球菌・四種混合・MR・水痘・ムンプス・日本脳炎についてワクチンが完了しているかを確認し未接種のワクチンは接種を受けるようにと指示をされます。日本脳炎は3歳からなので、市町村によっては健診が先の場合もあります。

小児科医や保健師に悩みを相談する

3歳児健診以降はこの先小児健診は当分無いので、少しでも気になることがあれば相談してください。言語や行動、いつも一緒にいるので見落としがちです。『我が子に限って…』と思うことはあると思いますが、何事も早く治療することが一番です。心配し過ぎかもしれません。幼い子ほど、心配し過ぎで良いと思います。

3歳児健診の主な内容(地域によって異なる)

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尿検査

健診の案内とともに、問診票・質問表・検査キット(市町村による)が送付されます。尿を採取する容器が無い場合・まだオムツが取れていない場合は各市町村に確認してください。採取は朝一番尿が原則です。取れなかった場合のみ健診場で採取も可能です。採取した尿をその場で尿中蛋白・糖・潜血を調べます。

内科

触診により、筋肉・頭部等の変形異常・皮膚などを調べます。胸部聴診で心雑音を調べます。腹部も腫大や腫瘤がないかも調べます。

歯科

3歳時点で既に20本の乳歯が萌出を完了していて、乳歯歯列が完成しているかどうかを確認します。食生活・食習慣・口腔成層の習慣も確認され指導されます。

眼科

健診の案内とともに、問診票・質問表・検査キット(市町村による)が送付されます。質問票・検査結果で結果の悪い場合のみ検査場で再検査となります。主に、遠視・近視などの屈折異常と傾斜などがわかります。

身体検査

身長・体重・胸囲・頭部も計測します。BMIも測られます。1歳6か月健診の時よりもBMIが増加している場合は幼児以降肥満になりやすい傾向にあり、指導がされます。

問診

健診の案内とともに、問診票・質問表・検査キット(市町村による)が送付されます。事前に記入した問診をもとに進められます。

問診の内容

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言語・精神・運動発達の確認

育児環境の影響が大きいことを重視し平均的な発達と比較し継続的に順調な発達を遂げているか否かを確認されます。問診表にもとに確認されるが、保健師からこどもに名前や年齢など質問もされ回答できるかできないかも判断基準になります。他には長さの確認・大きさの確認もされるところが多いいようです。

社会性の発達確認

母子分離が出来ているかいないかを確認されます。3歳前後で自我が出始めるものの母親への依存心とまだまだ葛藤している時期で不安状態が極限になると赤ちゃん返りが起こりがちです。同年代の友達がいるかや母親と離れて友達どうしで遊べるかなど基準対象です。

子供の健康状態

身体測定結果と筋骨の発達、皮膚の緊満、血色などから総合的判断になります。身体測定結果からBMIも測定され肥満度もチェックされます。

子育てに関する悩みや疑問の確認

3歳になるまで子育てをしてきて、今更聞けないことや相談することが出来なかった事を気軽に相談できます。3歳児健診は集団健診ですが、個別に部屋を設けあり相談が出来るようになっています。発達の遅れや親自身の精神的な相談など他の人に聞かれたくなく、人前では話しづらくても安心して相談が出来ます。

問診で聞かれる質問の内容

問診表を確認しながらの質問になります。こどもには、名前(苗字まで)・年齢・健診場まで何できたか・大小の絵をみせてどちらが大きいか・長短の絵をみせてどちらが長いか・色の確認などです。保護者には、自分で着替えが出来るか・排泄状況・母子分離の状況などが質問されます。

悩み相談のチャンス

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自閉症や発達障害の疑いを相談できる

3歳児健診の頃には、こどもが発達し今まで分からなかったこどものことがたくさん分かるようになります。1歳6か月健診の時には、相談に至らなかったこどもの行動や仕草を相談できる機会です。少しでも他の事違うなと思うことがあれば”うちの子に限って”や”個性の一つ”とは思わず相談することで、より良い治療が見つかり安心にも繋がります。

育児の悩みや不安を解決する

育児とは、けして一人で抱え込むものではありません。パートナーがいてこそですが”旦那の仕事が忙しくて相談することが出来ない”や核家族で近くに身内がいない方、事情があり一人で育てられてる方、このご時世色々な事情を抱えた家庭が多いと思います。そんな時、一人でこどもの悩みや不安を抱え込み自己解決しようとすれば自分がパンクしてしまします。お母さんがパンクすれば、こどもも一緒にパンクしてしまします。たいしたことでなくとも人に話すことでストレスから解消され、こどもへの接し方も変わります。3歳児健診以降、気軽に相談できる機会は少なくなります。どんなに小さなことでも相談してください。必ず新し発見があるはずです。

子供の成長や発達を専門家に相談できる

3歳児健診では、医師・歯科医師・保健師と万全なスタッフで対応してくれています。健診で少しでも異常なことがあれば専門医や保健師から指摘があります。なにも言われなく、それでも気になることがあれば、どんなことでも相談するべきです。

身体の事では医師に相談すること一番明確な診断をし、異常があれば専門医を紹介してくれます。歯並びや・虫歯など、歯のことの不安は歯科医師が妥当でしょう。精神的・発達的のことは、保健師が十分勉強されていています。

最近は保健師はマニュアル通りにしか動かないなど色々批判的な情報も多いですが、健診に立ち会う保健師は経験が豊富な方が多く、子供のことを考えその状況・過程・結果での話をしてくれるはずです。発達の事に関しては、個性と思い込みがちですが何事もまずは相談してみて下さい。

3歳児健診 発達に関する体験談

私の地区では3歳健診は3歳6か月で実施されます。息子は現在3歳5カ月のため、あと少しで健診予定です。息子は1歳6か月健診の際に、予期せぬ”移動性こうがん”の疑いで専門医を紹介してもらい、手術し完治しました。移動性こうがんという病気すら、まったく知らない病気で、1歳6か月健診がなければ今もそのままにしていたはずです。

来月の3歳児健診では、親も気が付かない様な新たな病気を言われるのではないかと今から不安ではいますが、それは早期発見に繋がることで、いかに小児健診が大事で重要かと思い知らされました。発達・精神面では私が見た限り息子は活発で有り余るほどの元気で日々過ごしています。言葉も随分増えてきました。ですが、落ち着きがなく人の話を聞けません。3歳児くらいはみんな同じようとは言われますが多少心配です。特にひとり遊びをしている時は声をかけても反応がありません。夢中になっているのか?それとも聞こえていないのか?はたまた、聞こえても聞こえない振りなのか…本人に聞いても、明確な答えは返ってきません。

ほかの親御さんが聞いたら、鼻で笑われてしまうかもしれませんが、いつか誰かに相談しなければ、ずっとそのままになってしまします。小さな事かも知れませんが、息子のこの行動を来月の3歳児健診で相談しようと決めています。

小児健診はとても大事

産まれてからの、新生児健診・3か月健診・1歳健診・1歳6か月健診・3歳児健診・就学時健診(地域によって呼び名は異なる)は国が健診の実施を定めている健診で、受診は任意です。昨今、受診をさせない親が多いそうです。発育・発達は近くで毎日見ている親が分かることと思いがちですが、やはり第三者の専門医から見てもらうことで安心と早期発見に繋がります。どんな小さなことでも専門の分野から見てもらい不安なところがあれば早期治療で改善が見込まれます。どんなことを言われるか、発達の遅れや大きな病気を言われたら…と、不安なことは多いと思いますが、こどもの親・育てていくのはあなたしかいないのです。どんなことを言われようとも、前向きに進まなければならないのです。自分の為にも、もちろん子供の為にも必ず受診をしてください。