更新日:2018年11月09日

子どものしつけはいつから始める?しつけのポイントと注意点

子どものしつけって何歳から始めればいいの?と、疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。言葉が通じる様になってから、今は言っても伝わらないからしょうがない、と後回しにしがちな「しつけ」。今回は、「しつけ」について様々な目線からのポイントをご紹介します。

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子どものしつけはいつから?

生活リズムや危険を伴うことは0歳から

0歳へのしつけは生活習慣の基本的なことと、危険なことを教えて避けることが中心です。どれも基本的なことですが、赤ちゃんはなにもわからないから親や周囲をお手本にしています。どうしたらよいのかわからないときは、先ず周囲が見本となって見せていくことを心がけてください。

起床時間や睡眠時間を教えることも、0歳の赤ちゃんから身につけてほしい、しつけの1つです。ただ時間で起こすだけではなく、カーテンを開けて日ざしの入る明るい環境を作ることも必要です。

0歳児は危険なことと、そうでないことの判断が完全にはできません。興味本位で口に入れたり舐めたりするものです。叱る前に、何度も優しく教えることが必要です。

叱るのは1歳半ごろから

一つの発達の区切りである1歳半とは、大人の言っていることが理解できるようになり、自立への一歩を踏み出す時期です。ちょうどこの時期にイヤイヤが始まりだすので、この頃を目安に「叱る」のを始めると良いとされています。

また、叱ることにマイナスなイメージがある人もいるかもしれませんが、叱り方を間違えなければ、親が子を叱ることを恐れることはありません。社会の中で暮らしていくためには善悪をきちんとわきまえ、集団生活のルールを知る必要があります。そのために、叱ることはとっても大切です。

食事のマナーは2歳から

食事中、急に遊び始めたり、「いただきます」や「ごちそうさま」を言わなかったり、食事中のマナーは色々ありますね。でも食事のしつけについては、2歳頃から始めるのが良いとされています。一度悪いクセがつき、そこから直すことのほうが、実は子どもに負担がかかり大変ですので、無理なく自然に取り入れることができるのが2歳と言われています。

1歳児の頃は食事のマナーを身に付けさせることより、子どもの食事をしようとする意欲をかってやり、叱らず、辛抱強く見守ってあげる事が大切です。

我慢は3歳から

この頃になるとこの時期になるときちんと自分をコントロールできるセルフコントロールの力が育ち始めます。

たとえば「おもちゃを自分は使いたいけど、お友達も使いたいと思っているから自分は我慢して貸してあげる」ということが出来るようになってきます。しかし、個人差がありますのでまだまだ反抗期真っ只中の子どももいます。

赤ちゃん時代にまず親に沢山愛されるという「万能感」を得て、次に「自己主張期」を迎えるというステップを踏んでいないとセルフコントロールがうまく出来ずにすぐに「切れる」人になってしまいます。

また甘やかしすぎて子どものいうことを何でも聞いてしまうのも子供のセルフコントロール力を奪ってしまいます。親は子どもが我慢しやすい状況を作ってあげる事が大事ですね。

子どもを叩いてしつけてはいけない理由

何が悪いのか伝わらない

親がしつけと称して叩く事は、子どもに恐怖心を植え付けてしまい、考える力を奪ってしまいます。「何がいけなかったのか?」が伝わらない為に、叩かれるからやらない、という考え方の子どもに育ってしまいます。

「悪いことをしたら叩いてもいい」と勘違いする

子どもが他の子を叩いた時など、同じ痛みを知ってもらう為に叩いた方が良いと思うかもしれません。しかしこれは逆効果で、「悪いことをしたら、相手を叩いても良い」というメッセージを与えてしまいます。相手の心の痛みを伝える努力が必要です。

エスカレートして虐待に発展することもある

叩くというしつけをし始めると、今後もずっと叩くかなければなりません。子どもが痛みに慣れてしまい、さらに強く叩く…というように、親の行為がエスカレートする可能性があります。子どもは親にされたことを真似るので、他の人に乱暴することになるかもしれません。

2歳までのしつけのポイント

叱らなくてもいい環境を作る

2歳児の子どもがこぼす、は当たり前のことです。触って欲しくないモノ、汚したくないモノは、子供の手が届かないところに置きましょう。散らかすして欲しくないことを子どもにされないように、前もって、子どもがそうしたくならない、できない環境を整えることから始めましょう。

家の中全体の配置を変更しなければいけませんから、最初はとても大変なことかもしれません。しかしその分、禁止する回数が減りますから、結果的に親の負担が軽くなります。子どもも思う存分活動できて幸せですよ。

叱る基準を決めておく

まだ難しいことは理解が出来ない2歳児の子ども。でも2歳児の子どもにも、許されないことだけはしっかり伝える必要があります。

① 子ども自身が危険な行為
② 他人に迷惑をかける行為

この2点だけは、叱って止めさせるようにしましょう。それ以外は温かく見守るなど、叱る基準をシンプルにすると良いでしょう。

叱るのは子どもが落ち着いてから

子どもが悪いことをした瞬間にすぐに叱ると、子どもが感情的になり、お互いに感情がエスカレートすることになるかもしれません。ですので、子どもが落ち着くのを待つ事が大切です。

子どもが悪いことをしたら、「痛いでしょ!」「危ないでしょ!」など真剣な表情で言葉がけをし、子どもの行動を止めましょう。子どもが興奮してたり感情的になっている時には何を言っても聞いてくれません。落ち着いてから何がダメだったのかを、真剣に目を見て伝えるというのがポイントです。

子どもの反応によって対応を変える

子どもを叱った時に、子どもがどんな反応をするのか?は大体パターンがあるので、その反応に合った対策をしましょう。

① ニヤニヤしたり、ヘラヘラ笑う、目を合わせようとしない
叱られたことに戸惑っている状態で、どうしたら良いか分からない時の反応です。子どもは悪いことをした事を分かっているので、気持ちを伝えて短く切り上げましょう。

② 癇癪を起す、泣き喚く、大泣きする
好きなパパ・ママに叱られた!というショックで、自分のコントロールができない状態です。こんな時に叱ると、追い打ちをかける形になって逆効果です。抱っこしたりして落ち着かせてから、ゆっくりと言い聞かせるようにしましょう。

3歳以降のしつけのポイント

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頭ごなしに叱らない

子どもの話を聞かずに、頭ごなしに叱ってはいけません。まず、冷静に子どもの話を聞いてあげましょう。

また言い聞かせる「言い方」にもポイントがあります。おもちゃが欲しいとダダをこねる子供に頭ごなしにだめと言うよりは「お誕生日に買おうね」「サンタさんにお願いしようね」と言ってみると子供なりに納得して我慢できるかもしれません。

親も約束をきちんと守る

人の気持ちに気がつくことが出来ると、約束を破ると相手が悲しむ、ということが理解できるようになります。ブランコは順番でみんなで使う、お友達の嫌がることはしない、道路では手をつなぐなどみんなで守る約束を破ると他人に迷惑をかけるということが理解できるようになります。

また約束は親との約束が優先します。お友達がおもちゃを買ったから自分も欲しいと言ったとしても「お誕生日に買う」と
約束していたらそこは譲ってはいけません。時と場合で親が約束のルールをころころ変えると子供は混乱してしまいます。

交換条件は多用しない

しつけをする時、交換条件をつけるとより効果的にしつけを行うことは出来ますが、交換条件を多用してしまっては、「ご褒美がなければやらない子」になってしまう恐れがあります。

毎回、買い物に行くたびに、「いい子で買い物出来たらおやつを買ってあげる」としていては、毎回おやつを買ってあげなければ、いい子にしていられない子になってしまいます。そうならない為にも、交換条件は多用しない事、また物ではなく、行為をご褒美に持ってくるようにしてみましょう。

しつけをするときの注意点

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叱るときは冷静に

ついついやりがちな、感情的に怒ってしまう事。これは注意しなければいけません。子どもを感情的に怒ってしまう人は、まず子どもに接する前に、いったん自分のイライラをリセットしましょう。

そもそも「怒る」とは、相手を思い通りにコントロールしたいなど、「自分」のため。子どもに注意を促すなら、相手のためを思って冷静に「叱る」ことが大切です。

親が手本を示す

子どもにとって一番の教科書は、やはりパパとママです。子どもに注意する前に、まずは自分がそれをきちんとできているかチェックするように心がけてみてください。大人がいい手本を見せ続けたら、それがその子どもにとっての基本になり、やって当たり前のことになりますよ。

「できない」ことを叱らない

子どもが毎日のように食べこぼししたり、歯磨きを忘れたりしていると、「なんできちんとできないの!」とついつい怒ってしまいがちです。

しかし子どもも子どもなりに努力していて、まだきちんとできるレベルに達していないから、失敗続きになっているのかもしれません。自分ができないことを叱られると、向上心が奪われ、その行為そのものが苦痛になってしまいます。

子どもの上達ペースに合わせられるよう、できるだけ時間に余裕を持って行動し、どうしても急がないといけないときは手を貸してあげましょう。

厳しすぎるしつけで子どもを押さえつけない

子どもをしつける目的は、するべき行動の優先順位を考え、自分をコントロールできる判断力を持つことです。そのため、大人はサポート役であることを意識する必要があります。

いつまでも「指示・命令・指導」で叱っていると、子どもの自立を遅らせてしまいます。たとえ監視者がいなくても、指示・命令が出されていなくとも、自分で自分を制御できる「律する心=自律」を育ててあげたいですね。

子どものしつけに関する筆者の体験談

筆者は今まさに1歳の息子の育児中で、旦那さんが夜遅くに帰って来るので月〜土までは、息子と2人きりです。1歳の息子はどんどん自我が目覚め、最近は文句の嵐です。家事も全てやっている筆者にとって、たまに息子のわがままにイライラする時が出て来ました。

感情的になって、怒り口調になってしまったり、何か訴えているのに後回しにしてしまったり、息子の声に「うるさいなぁ〜」って言ってしまったり、心の中では「めんどくさい」とすら思う様な日もあります。

筆者にも心の余裕が足りないんですよね。おおらかな気持ちで育児をしようと思っても中々上手く行かないものです。感情的になってしまうときだってあります。しかし、改めてこの記事を執筆しながら気づかされました。

親は子どもにとっては全て見本です。子どもの為を思うなら、まずは自分の言動を改めて見直す必要がありそうです。子育てに正解なんてないし、日々勉強で子どもと一緒に親も成長して行かなくてはいけないなと思います。

子どもはちゃんとみています。

思ったようにいかないのがしつけ。なかなか難しいですよね。しつけるとか、しつけ教育というような、そんな難しい言菓を使わずに、親自身が明るい気持で、温かい思いやりの気持で、ものごとに接しながら、子どもにそれを伝えてやっていく、そういうことが基本なのかなと思います。

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ライタープロフィール

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1歳の男の子を持つ新米ママです。私も子育て真っ最中なので、…

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