エストラジオールが基準値より低い・高い原因は?数値を上げる方法は?

エストラジオールは女性ホルモンの成分のうちの1つです。不妊治療をしていると、この値について検査する機会もあるかと思います。エストラジオールの基準値はどのくらい?基準値よりも高い場合、低い場合は対処法は?など、エストラジオールについてまとめてみました。

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目次

  1. エストラジオールとは?作用は?
  2. エストラジオールの値の検査方法は?
  3. エストラジオールの基準値は?
  4. エストラジオールが基準値より低い・高い原因は?
  5. エストラジオールが基準値より低い・高い問題点は?
  6. エストラジオールを増やすには?
  7. エストラジオールに関する体験談
  8. 日ごろから意識してイソフラボンの摂取を
  9. あわせて読みたい

エストラジオールとは?作用は?

エストラジオールとは、エストロゲンに含まれる成分の1つです。エストロゲンは、生殖器の発育に大きく関与するホルモンです。女性の場合は卵巣から分泌されます。エスラジオールはエストロゲンの中でも最も作用が強いとされています。検査ではE2という項目で記載されることも多いようです。

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エストラジオールの値の検査方法は?

エストラジオールの値を検査するには採血による血液検査が必要です。検査費用は5000円くらいのところが多く、1時間ほどで検査結果が出るようです。

エストラジオールの基準値は?

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エストラジオールの数値は、月経周期や閉経などによって大きく変わります。

・卵胞期(月経開始から排卵まで)前期 10~85 pg
・卵胞期            後期 50~250 pg
・排卵期                120~450 pg
・黄体期(排卵後から月経まで)     10~350 pg
・閉経後                21 pg以下

また、妊娠するとエストラジオールは高くなりますので、妊娠前期で2300 pg、妊娠後期には32500 pgにもなります。

エストラジオールが基準値より低い・高い原因は?

エストラジオールの値を測定することによって、卵巣機能の状態や更年期・閉経の可能性などがわかります。

基準値より低い

数値が基準値より低い場合は、卵巣機能が低下していることが推測されます。ストレスや何らかの疾患による無排卵や無月経、加齢によるプレ更年期、40代後半以上では更年期が考えられます。妊娠中の場合は、切迫流産などが考えられます。

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基準値より高い

数値が基準値より高い場合は、まずは妊娠の可能性があります。妊娠中の女性のエストラジオール数値は極端に高い数値になるからです。また、妊娠以外でエストラジオールの数値が高い場合は卵巣機能障害や肝硬変、副腎皮質過形成症候群、エストロゲン産生腫瘍などの疾患の可能性が懸念されます。

エストラジオールが基準値より低い・高い問題点は?

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基準値より低い

エストラジオールの分泌量が少ないと無排卵や無月経といった症状が出ることがあり、不妊症の原因の1つになることが考えられます。また、閉経後であってもホルモンの分泌が急速に低下してしまうと重い更年期障害の症状が表れることもあり、この場合はホルモン補充療法が行われるケースもあります。

基準値より高い

エストラジオールが基準値よりも高い場合では、卵巣内に前周期の卵胞が残っている可能性があり、その場合は不妊症の原因になり得ます。

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エストラジオールを増やすには?

エストラジオールの数値が基準値よりも低く、これを引き上げたい場合には2つの方法が考えられます。

イソフラボンを摂取する

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大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと非常に分子構造が似ている点で注目を集めている成分です。ですので、イソフラボンの含まれる食品を意識して摂取することでエストラジオールの数値を上げることが出来る可能性があります。
しかし分子構造が似ていても、エストラジオールとイソフラボンは同一のものではないので、その点は注意が必要です。また、サプリメントなどからではなく、なるべく食品から摂取するようにしたいですね。

ホルモン補充療法を受ける

更年期障害などの症状が重く、エストラジオールの数値が極端に低い場合はホルモンの補充療法が行われる場合があります。また、良好な子宮内膜を作るために不妊治療の際にも同じようにホルモン補充療法がおこなわれることもあります。
補充の方法としては、パッチのような貼薬を腹部に貼ったり、皮膚から直接吸収される経皮吸収型の塗り薬を腕に塗ったりする方法があります。

エストラジオールに関する体験談

筆者は不妊治療経験者なので血液中のエストラジオールの数値を計ったことがあります。基準値ぎりぎりの低さで、これでは良い卵子が育たないのではないかと心配したこともありました。しかしエストラジオールは必ずしも卵の質を表しているわけではないようで、筆者の場合は卵子の発育に問題はありませんでした。

日ごろから意識してイソフラボンの摂取を

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妊娠を希望したり、体に不調を感じて検査をしてからエストラジオールが低かった、となった場合、薬を使わずに数値を素早く飛躍的に上げるというのは、なかなか難しいですよね。ですので、普段から意識してイソフラボンの含まれる食品を毎日の献立に入れていくことで無理なく健康的に数値を維持していけると良いと思います。

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