更新日:2017年01月05日

閉経とは?原因と前兆や兆候、閉経の予測と病気について

女性は誰しもいつか閉経します。その平均年連は50歳ですが、早ければ40代前半で閉経が来る人もいれば、50歳をすぎてもまだまだ生理があるという女性もいます。 さてそんな閉経ですが、前兆や兆候はどのようなものなのでしょうか?今回は、閉経の前兆や兆候、閉経の予測と病気について調べてみました。

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閉経とは?

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閉経とは簡単に言えば「生理が来なくなること」です。
生理の間隔が不規則になり、その後間隔が徐々に開くようになります。医学的には生理が来なくなってから1年を過ぎたら閉経とみなされます。
閉経が近づくと女性ホルモンでひとつであるエスロゲンが急激に減少していますので、実際に閉経したかどうかは婦人科、更年期外来にて血液中の女性ホルモンの変動を調べてみると確実にわかります。

早発閉経(POI)とは?

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一般的に、閉経は50歳前後で訪れるのですが、さまざま要因で早い時期に閉経がくる場合があります。それを「早発閉経(POI:Premature Ovarian insufficiency)と呼びます。この病気は、40歳未満の自然閉経と定義されていています。起こる割合は、20代の女性では1000人に1人、30代の女性では100人に1人と言われています。
早発閉経が起きる原因は10%ほどは何かしらの理由があるのですが、残りの90%は原因不明とされています。その10%の原因は、遺伝性疾患、自己免疫性疾患、医療行為が原因で起きた疾患などです。
もともと生理不順であったり、過去に卵巣の手術をした女性は早発閉経になりやすいと言われていますが、個人差があります。
一般的には、早発閉経すると卵巣機能が全く機能しなくなるので自然妊娠はむずかしいのですが、治療によって妊娠することができるようになってきました。また不定期ですが年に数回排卵しているという女性もいるようです。

閉経の原因は?

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閉経は、卵巣の中の卵胞がほとんどなくなることで起こります。
女性は生まれたときに原始卵胞を200万個ほど持っているのですが、そこから減少を続けます。10代後半のころには20~30万個まで減少し、生理が一回来るたびに1000個程度の卵胞が自然に減少していきます。そのなかで受精可能な成熟卵胞になるのはFSH(卵胞刺激ホルモン)に一番早く反応したたった1つです。閉経までにつくられる成熟卵胞の数は約400個といわれています。

閉経が起きる前兆や兆候は?

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40歳を過ぎたころから徐々に閉経に近づいていくのですが、その前兆として生理の周期が開いてくるようになります。生理の時の出血量も徐々に減るのですが、なかには生理以外の時に不正出血をする女性も多くいるようです。他にも、「しばらく生理が来ないと思ったらここ2、3ヵ月はまた規則的に来る」とか「以前は6日あった生理が最近は3日で終わる」などといった様々な症例があるように、閉経の前兆は人それぞれに異なります。

自律神経の失調症状(更年期障害)

更年期に入った女性は、女性ホルモンのバランスが崩れることにより自律神経失調の症状がでることがあります。これは更年期障害と同じもので、具体的に頭痛、耳鳴り、動悸、めまい、立ちくらみなどの症状が出ます。更年期の女性がよく「暑い暑い」と言うのを聞きますが、これは自律神経の失調症状である、発汗や冷や汗によるものです。
女性ホルモンの減少が自律神経にも影響を及ぼすので、更年期の女性は自律神経失調症になりやすいのです。

精神神経症状

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閉経の時期というのは、更年期にあたることが多く、この時期にさまざまな要因が重なることで精神的に不安定になることがあります。40~50歳の間に、旦那さんが定年退職をしたり、子どもたちが結婚や自立をしたり、はたまた女性の体はホルモンの減少で自律神経失調症の症状が出たり…これらのことが重なりやすい更年期のころに、くよくよ悩んだり落ち込んだりといった精神神経症状がでる女性も少なくないのです。

泌尿生殖器症状

閉経を迎える時期には、女性ホルモンの一つである「エストロゲン(卵巣ホルモン)」の分泌が急激に減り、エストロゲンの働きが低下してくると、尿漏れなどの症状が現れることがあります。女性はもともと尿道が短く、男性よりも尿失禁(尿漏れ)をおこしやすいのですが、閉経の時期には拍車をかけてその割合が高くなります。
そのほかにも、エストロゲンの減少により、性交渉の時に痛みを感じるようになったり、膣炎になったりすることもあります。

閉経がいつくるか予測はできる?

おおよそいつ頃閉経するかは血中のAMH(アンチミューラリアンホルモン)を測ることで推測することができます。病院で血液検査をすることで測定することができます。このホルモンを測定することで卵巣内にどれくらいの卵が残っているか目安になります。AMHが少なければ、もうすぐ閉経が訪れる可能性があると言えるのです。
しかし、AMHの値は年齢と相関しておらず20代でも30代でもAMH値が高い人もいれば低い人もいますからあくまで目安としてとらえましょう。

閉経に伴う病気は?

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女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、さまざまな生活習慣病を予防する働きがあります。具体的に、皮膚の張り、骨の強化や脳の活性化などがあります。
しかし、このエストロゲンは年齢を重ねるとともに徐々に減少していき、やがて閉経を迎えます。それに伴って様々な病気になりやすくなるのです。
例えば、骨粗しょう症や動脈硬化、頻尿や失禁といった病気や、皮膚が乾燥したりしわができ始めたりと急に老けたように見えるようになります。脳の働きが低下するために物忘れや痴ほう症といった症状がでることもあります。
これらは、若いころの生活習慣の影響が大きいと言われていますので、日ごろからバランスの良い食事や適度な運動で症状を和らげることができますし、エストロゲンを補充することで生き生きとした生活を取り戻すこともできます。

閉経を早めるも遅くするのもあなた次第!

閉経は女性なら誰しもが経験することです。しかし、自らの生活習慣を正すことでその時期を遅くすることができるのです。更年期障害が発症するかどうかも同じです。閉経したからといってすべてが終わるわけではありません。まだまだこれからの人生も長いのです。閉経後も明るく元気に暮らして行くためにも、閉経とうまく付き合っていけるといいですね。

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