女性の避妊手術ってどんなもの?メリットとデメリット、費用は?

女性が妊娠しない状態にする避妊手術には、メリットもあり、デメリットもあります。避妊手術を受ける際は、手術内容や費用を事前に確認してから行うことが大切です。そこで、女性の避妊手術の内容や避妊手術のメリット、デメリットについてまとめてみました。

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目次

  1. 女性の避妊手術の目的とは?
  2. 女性の避妊手術の費用
  3. 避妊手術後に妊娠することはあるの?
  4. 女性の避妊手術のメリット
  5. 女性の避妊手術のデメリット
  6. 避妊手術以外の女性にできる避妊方法
  7. 避妊手術のメリット・デメリットをよく理解して
  8. 避妊手術の関連記事はこちら

女性の避妊手術の目的とは?

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女性の避妊手術には、妊娠するための生殖機能をなくす目的があります。
避妊手術を受けることにより、避妊の状態が続き、望まない妊娠を避けることができます。
帝王切開が続いている、前回の妊娠が難産であったなどの理由で、次回妊娠するときに危険を伴う女性が受けることも多いです。

卵管結紮(らんかんけっさく)術

女性の避妊手術では、卵管傑作術という手術を行います。
この手術では、腹腔鏡を使用し、卵子を運搬する役割があるとされる卵管を切断します。
それにより受精することがなくなるため、結果避妊の状態を継続できます。

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卵管結紮(らんかんけっさつ)とは?メリットとデメリット、副作用は?

避妊手術の方法は2種類

避妊手術の方法は卵管を切断し糸で縛る方法と、卵管を切断せずにプラスチック製のクリップやバンドでとめる方法があり、お腹を切開する場合と腟側から手術する2種類があります。

どちらの方法でも避妊手術の効果は同じなので、避妊手術を受ける医療機関や医師によって方法が異なる場合があります。

避妊手術後も月経は通常通りある

卵管を切断する避妊手術を受けた後も、月経は通常通りあります。排卵も同様に行われるため、避妊手術後も生理用品は閉経まで必要になります。

男性の避妊手術は「パイプカット」

男性の避妊手術として有名なのは「パイプカット」です。

この場合の避妊手術は男性の精管を切断して糸で縛ります。
避妊手術を受けることで精子が蓄えられて精液の中に混じることを防ぐ効果があります。

女性の避妊手術に比べて費用も安く身体への負担も少ないため、男性タイプの避妊手術を選択する夫婦も少なくありません。なお、避妊手術は20~30分程度で終了します。

女性の避妊手術の費用

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それでは、女性の避妊手術の費用の相場はいくらほどなのか、気になりますね。
避妊手術を受ける際は、ある程度まとまったお金を準備しておきましょう。

30万円程度が目安

女性の避妊手術には、30万程度の費用がかかるのが一般的です。

一方で男性の避妊手術は約10万円前後で行えるため、圧倒的に女性の避妊手術のほうが高額になっています。

保険は適用されない

女性の避妊手術に保険は適用されません。

避妊手術代は全て実費になるので、避妊手術を受ける際は各医療機関に避妊手術の費用を確認してから行うと安心です。

避妊手術後に妊娠することはあるの?

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避妊手術後に妊娠する可能性はほぼありませんが、ゼロではありません。
まれに妊娠する可能性もあるということを頭に入れておきましょう。

10年以内に妊娠する可能性は2%

避妊手術を受けてから10年以内に妊娠する可能性は2%と、極めて低いです。

避妊手術を受けていれば、手術後に妊娠する可能性はほぼないといえます。

3分の1が子宮外妊娠

避妊手術後に妊娠する女性の3分の1が子宮外妊娠です。

もし、避妊手術後に妊娠したい気持ちがある場合は体外受精などの方法で妊娠することも可能といわれています。

女性の避妊手術のメリット

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女性の避妊手術にはいくつかのメリットがあります。
妊娠をしたくない確信がある場合は、避妊手術を受けるのも良いでしょう。

手術後に避妊は一切必要ない

避妊手術をした後は、女性の生殖機能がなくなります。

そのためコンドームなどの避妊具の必要がなくなり、妊娠する確率も極めて低くなります。

不感症が改善することも

避妊手術を受けた一部の女性では、不感症が改善したという人もいます。

今まで楽しめなかった夫婦生活が避妊手術後には楽しめるようになることもあり、セックスレスの心配もなくなるので夫婦関係が良くなることもあります。

産後入院中に手術を受ければ、手間がかからない

帝王切開などの出産が続き、リスクを背負う妊娠で避妊手術を受ける女性もいます。

「もう子どもは作らない」と決断したときは、出産後に入院しているタイミングで避妊手術を受けることで、余計な手間がかかりません。

女性の避妊手術のデメリット

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女性の避妊手術には、もちろんデメリットもあります。
リスクがあることも頭に入れて避妊手術を受けるようにしましょう。

金銭的・身体的に負担がかかる

女性の避妊手術は、男性の避妊手術に比べて金銭的にも高く、身体的にも負担がかかります。

既婚の場合は、男性側に避妊手術を受けてもらうのも良いでしょう。
女性が避妊手術を受ける際は、まとまったお金を用意し、避妊手術後は身体に気をつけて過ごしましょう。

軽い合併症がみられることがある

少数の女性に軽い合併症がみられることがあります。

確率は低いですが、合併症になるかもしれないという可能性も頭に入れておきましょう。

軽い更年期に似た症状が起こることも

避妊手術後は、軽い更年期症状が起こることもあります。

いつもより体調が優れない場合はできるだけ安静に過ごすようにしましょう。

一度手術をすると元には戻せない

避妊手術を行うと、元の状態には戻すことができません。

避妊手術を受ける前に、後悔しないかを改めて考えて気持ちが揺らがないかを確かめましょう。

避妊手術以外の女性にできる避妊方法

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避妊手術を受ける以外にも、女性にできる避妊法はいくつかあります。
避妊手術に踏み切れない女性は、下記の避妊方法でしっかりを避妊しましょう。

子宮内避妊具(IUD・IUS)

女性の子宮内に装着する避妊具です。
子宮内の環境を変えたり、黄体ホルモンを常に放出したりすることで、高い避妊効果があります。

低用量ピル

低用量ピルは毎日1錠ずつ正しく服用することで、高い避妊効果をもたらします。
不妊症や生理不順にも処方される場合があり、女性の避妊で使用されることが多いです。

殺精子剤

殺精子剤は、日本ではあまり聞きなれない名前ですが、100%に近い確率で避妊効果があるとされています。

代表的なものにマルイーラがあり、腟に装着すると避妊フィルムが溶けて殺精子剤の効果を発揮してくれます。
コンドームより避妊効果が高いので、おすすめです。

女性用コンドーム

女性用コンドームも少しずつ普及しています。

しかし、装着性の問題などもあり、コンドームは男性側に使用してほしいという女性の声が多いです。

緊急避妊ピル(アフターピル)

万が一、性交前に避妊できなかったり避妊に失敗したりした場合は、緊急避妊ピルを使用することも大切です。
望まない妊娠をしないために、状況に応じて使い分けましょう。

避妊手術のメリット・デメリットをよく理解して

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女性の避妊手術の避妊効果は永久的にありますが、一度避妊手術を受けると元の状態に戻すことはできません。

また、避妊手術のメリット・デメリットを良く理解して、金銭面や身体への負担がかかることを頭に入れておきましょう。
手術を受ける意思が固まってから避妊手術を受けるようにしましょう。

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