更新日:2017年01月05日

もしかしてあなたも受けてるかも!?目に見えにくい【経済的DV】って?

直接的な暴力を振るわれなくても、相手を経済的に支配し動けなくさせる「経済的DV」というものがあります。その中には妻自身が気付いていないケースもあるのだとか。金銭的に妻を追い詰めている経済的DV、「ウチは普通」…じゃないかもしれませんよ。

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経済的DVとは…

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言葉の暴力、力の暴力、DV(ドメスティック・バイオレンス)にはいろいろな形があります。DVを受けている女性の中には、その生活が当たり前だと思い込み、自分が暴力を振るわれていることに気が付いていないパターンがあります。

経済的DVとは、その名の通り、経済的に相手を支配し追い詰める暴力です。夫が財布を握っている家庭に起こりやすいもので、ドラマのような借金やギャンブル依存の夫だけではありません。普通の家庭でも、パッと見でわからない地味な圧力をかけていることもあり、DVを受けている妻も気が付いていない場合もあるようです。
あなたのご家庭は、大丈夫ですか?

経済的DV、こんな兆候があったら気を付けて

他人の生活は見えないから、どこの家も同じと思っていませんか?当たり前だと思っていたウチの金銭事情、もしかしたら経済的DVかも…。

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1.給料額や財産額を教えない

夫側が家計を握っていて、給料の額や貯金の額を妻に知らせていない場合、ちょっとおかしいなと思ってみてもいいと思います。給料明細を見せない、通帳を見せない。一度見せてと言ってみて拒まれたら、見せたくない何か理由があるのかもしれません。

2.充分な生活費を渡さない

明らかに足らない額の生活費しか渡さないのは経済的DVです。ドラマなどでよくあるダメ夫が奥さんに1~2万しか渡さずに自分はギャンブルに溺れている…というケースだと誰が見てもおかしいと思いますが、ウチはもっともらっているから…と思った方、ここでちょっと注意が必要です。
それなりの金額を渡しているけれど、実は経済的暴力をふるっているというケースもあります。

例えば「10万も渡してるんだから足りるだろう」と夫が思っていても、その中に何が含まれているかで変わってきますよね。食費と雑費だけで10万であれば充分な額に見えますが、それに加えて、家賃、光熱費、子どもの習い事など全てを含む10万であれば、決して充分ではないはずです。

3.お金の使い道を細かく管理する

「これ新しく買った?」「これって新品?」と、やたら気が付いて指摘する夫もいるようです。新婚の頃は「私に興味を持って見てくれているんだ」と嬉しく思っていたけれど、細かい指摘がずっと何年も続いて、もう買い物をするのさえ苦痛になってきたという人がいました。

相手だけではなく自分の金銭管理にも厳しい場合も往々にしてあるようで、「今日はご馳走するよ」と夫が外食に連れて行ってくれたけれど、金額に上限があって結局何も頼めなかったという凄い話もありました。
共働きの場合、妻の稼ぎも含めて夫が管理しているというケースもあるようです。妻のお金も自分で管理しないと気が済まない夫もおり、妻は給料をもらっても自分のもとには残りません。

4.妻の自由なお金を認めない

1で書いたように妻が決まった額を毎月渡されている場合、生活費がギリギリもしくは赤字で、妻が自由に使えるお金が極端に少ないことも考えられます。「俺が稼いでいるのに、働いていない妻が使うのはおかしい」という理由です。ランチなんてもってのほか、普段のお付き合いはもちろん、美容院に行くお金もなければ、新しい服を買うことも出来ません。あまりに余裕がないので、子ども服もフリマでしか買えないという人がいました。そんな状態でも、夫は何も感じないのだそうです…。

5.内緒で借金を作る

これはもう、知ってしまったら妻側としてもなんらかの対処が必要なものですが…、知らないうちに大きな買い物をしていたということや、知らないうちにギャンブルなどで借金を作っていたということもあり得ます。
こういうタイプの人は、自分で稼いだお金だから自分で自由に使っていいと思っています。突然相談なしに車を買ってくるなど、家族が驚く散財を当たり前のようにしてくる傾向があるのだそうです。

また、気付かない間に家のお金を無断で持ち出して使ってしまうこともあります。もし気が付いたら、財布や通帳などの在処を変えておかないといけません。

6.専業主婦を強制する

女は家にいるべきだという考えで、妻が働くことを認めない夫もまだまだ多くいるようです。金銭的に上下関係を作って支配する、妻を束縛したいタイプの夫に見られる蛍光です。
しかし充分な生活費を渡していないため、お金が足らず内緒で働きに出るという妻もいますが、見つかって辞めさせられるパターンもあるようです。

筆者の知り合いにも「男がいる職場は浮気をするから働くな」と、仕事を辞めさせられた人がいます。かといって金銭的な援助は少なく、いつも大変そうで…。見た限りでは優しそうなご主人で仲良さそうに見えるんですけどね。多分彼女は経済的DVに気が付いていないのかもしれないなと感じました。

被害に遭いやすいのは、妊娠中、子育て中の主婦

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妊娠中や子どもが小さいうちは、妻は充分に働くことが出来ません。妊娠や出産を機に仕事を辞めざるを得ない状況になることも多々あるでしょう。専業主婦になると、どうしても生活費を夫からもらうことでしか生活が出来ません。それにより夫婦の間に上下関係が出来てしまうことが多くあります。優位に立った夫側は、妻がでしゃばることに対して厳しくなります。

そういった夫の場合、主婦の家事に対する認識も低く、外で働いている方が偉いと考えている場合もあります。
「家でごろごろしてるんだからお金なんていらないだろう」「家にいるんだから家のことを完璧にやって当たり前」「母親が子どもの世話をして当たり前」最近は減ってきてはいますが、このような考えの男性は、まだいるのが現状です。

DVと感じるかそうでないか、線引きが難しい経済的DV

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DVをしている側は、悪気が全くないのが本音

例えば、もらっている生活費が同じ額であっても、家族構成やその用途によって必要な額が変わってきます。先ほども触れましたが「家賃抜きの10万」「家賃に8万使う10万」では全然違いますよね。でも、渡している側の理解としては、同じ「10万渡している」になるのです
更に、経済的DVに限りませんが、様々なDVをしている人は、自分が悪いことをしているとは微塵も思っていないというのが本当のところ。妻から言われて「まさか俺がそんなこと」と驚くのです。

夫に理解してもらうためには、どうしてお金が足らないのか、数字を見せて説明することが第一歩です。何にどれほどの金額が必要なのかを夫婦で話し合っておくことで、毎月の生活にどれくらい必要かを夫も理解してくれるはずです。

我慢しすぎず、早い段階で話し合うことが解決の糸口

実は、筆者自身、経済的DVだとは感じませんでしたが当てはまることが結構多い家計でした。ちゃんと数字にして見せて夫婦で話し合った末、理解してもらえたので、生活にかかるお金について夫の意識がなかったということが原因でしたが…。

給料額や貯金額も知りませんでした。毎月お小遣い制で、子どもが1人だった頃から3人になった今まで同じ金額で、習い事などもそこから出していたのでどんどん苦しくなってきました。
周りのママに聞いてみたところ、家計を夫が管理している家も結構あります。必要な生活費をもらっているというママの金額も様々で、ウチは平均的だから私の使い過ぎなのだろうかと思っていました。
筆者自身の性格も大雑把だったのもあり生活費の明細がわからないままだったのもよくありませんでした。でも、一度書き出してみると、赤字になる理由や、この金額ではどうしても足らないのが当然というのがわかり、夫と話し合って生活費を増やしてもらいました。

我が家のように話し合って理解してもらえるのが一番なのでしょうが、中には自分の貯金を崩しているからなんとかやれているという人や、実家に頼って助けてもらっている人もいます。自分が浪費しているから足らないのだと思い込み、夫にばれたら叱られるから言い出せない人もいるかもしれません。
不満は、我慢しすぎて限界にならないと声を上げにくいものかもしれません。しかし、早い段階から話し合う関係を持つことが、夫婦円満の秘訣だと思います。

どうしても無理な場合は、早めに第三者に相談を

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そうは言っても、話し合いで解決しない場合もたくさんあるでしょう。一方的に妻を責め、考えを改めない夫も中にはいるかもしれません。自分だけでなんとかしようと思うのは限界があります。妻を支配したいという考えが根底にある夫の場合は、何かと理由をつけてうまく妻を丸め込むので、ずっと支配されたまま状況は変わらないでしょう。
もしかしておかしいかなと思ったら、早い段階で、友人や相談窓口など第三者に客観的なアドバイスを受けることをおすすめします。

DVを受けている側は、どんなに苦しくてもこれが当たり前だと思ってしまいがちです。思い込みで納得せず、客観的な目を持って自分を守っていけるようにしていくことが大切だと思います。

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うちゃこたん

わんぱく盛りの三人の男の子とうさぎのママをしています。日々…

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