更新日:2018年12月07日

妊娠初期の中絶はいつまで?中絶の手術方法と費用、リスクとは

妊娠した女性にも様々な事情が有ります。時には残念ながら、授かった命を出産まで持続出来ない事もあるのです。妊娠初期に中絶という選択をする際、何週目までに中絶の手術をするべきなのでしょうか。そしてその方法や費用、リスクについても調べてみました。

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妊娠初期の中絶はいつまで?

中絶が可能なのは21週6日まで

中絶とは、母体から出れば生存する事が出来ない時期に、胎児を人工的な方法で流産させる事です。中絶出来る週数は、母体保護法という法律によって、21週6日までと定められています。

妊娠初期は11週6日まで

中絶の方法は、妊娠の週数によって異なります。11週6日までの妊娠初期に中絶する場合は、殆どの病院で手術が適応されます。

9週以降は身体への負担が大きい

妊娠初期でも9週までの中絶ならば、胎児が小さいため母体へのダメージが少なくて済みます。しかし、妊娠初期の9週以降の中絶となると、子宮口が開きにくくなり胎児も成長する為、どうしても母体への負担が大きくなってしまいます。

中絶手術には同意書が必要

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中絶の手術には、必ず同意書が必要となります。この同意書には、自分だけでなく相手の男性のサインも必要です。妊娠は男女二人の責任という事から、お互いに良く話し合い同意の上でなければ中絶する事は出来ないのです。しかし、必ずしも相手の同意を得られる状況ではないケースも有ります。音信不通であったり、死亡してしまったケースなど、諸事情がある場合は中絶の手術に同意を求める事は出来ません。そのようなケースでは、医師との相談の上、中絶の手術が可能となります。

妊娠初期の中絶の方法

それでは実際に、妊娠初期の中絶にはどのような方法があるのでしょうか。

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掻爬法

スプーンのような器具で、胎児や胎盤を搔き出して中絶する方法です。全身麻酔下で行われ、数十分で終了します。

吸引法

掃除機のように、機械で胎児や胎盤を吸い出して中絶する方法です。こちらも全身麻酔下となり、同じく数十分で終了です。

日帰りで行われる

殆どのケースで、中絶の手術は日帰りとなっています。しかし、妊娠初期で正常な妊娠であるという前提です。中絶の手術を受ける前に、術前検査を受けなければなりません。そこで異常がなければ、同意書にサインをして中絶の手術を受ける事が出来ます。

痛みはある?

中絶手術の痛みですが、術中は全身麻酔下のため痛みを感じません。ですが、中絶手術を行う前の処置時や、術後しばらくは痛みを感じる場合も有ります。痛みの感じ方には個人差があるため一概には言えませんが、不安な場合は、どのポイントで痛みを感じる場合が多く、どのように対処すれば良いか医師に相談してみましょう。

妊娠初期の中絶の費用

やはり気になるのは、中絶手術の費用です。どのぐらい必要なのでしょうか。

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総額20万円ほどあれば安心

中絶の手術にかかる費用は、病院にもよりますが、大体20万円までで受ける事が出来ます。ただしこれは、正常な妊娠初期である事と、持病が無い事という条件付きです。不安な場合は、もう少し余裕を持っておく方が良いでしょう。

保険が適応外

妊娠初期の中絶手術は、保険が適応されません。中絶手術の全額が自己負担という事になります。その為、出来るだけ安く中絶手術を受けたいという人もいるかもしれません。しかし、妊娠初期の中絶手術において、病院選びは大切です。中絶のリスク等の説明を丁寧にしてくれて、対応のきちんとした病院にしましょう。

妊娠初期の中絶手術の流れ

妊娠初期の中絶手術の具体的な流れを説明します。

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【手術前日】

手術前日にする事はそこまで多くはありません。しかし先に述べたように、妊娠初期の中絶手術は全身麻酔下で行われる為、中絶手術の6〜7時間前から絶飲食しなければなりません。翌日の朝一番で中絶手術を行う場合は、前日の夜8時以降は飲食禁止などの制限が有ります。また、中絶手術前日、ないし2日前から子宮経管の開きを良くする処置をする場合も有ります。

【手術当日】

手術直前に、正常な妊娠初期であるかどうかの診察を行います。異常がなければそのまま手術台へ上がり膣洗浄をして、腕からの点滴で麻酔を入れていきます。手術そのものは数十分で、目が覚めたら終了しています。

【手術後】

中絶手術終了後、目が覚めてから2〜3時間は安静にして様子を見ます。違和感や出血がしばらく続く場合があるので、無理は禁物です。合併症が無いかどうかをチェックする為に、2週間ほどしたら再検診が必要となります。

妊娠初期の中絶のリスク

妊娠初期の中絶には、少なからずリスクがあります。医師から良く説明を聞いて、納得した上で中絶手術を受けるようにしましょう。

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子宮を傷つける可能性がある

妊娠初期の中絶手術では、手術器具によって子宮に傷を付けてしまうリスクを伴います。子宮の形や向きによっては、子宮穿孔といって穴を開けてしまう事も。傷が付く事で合併症を引き起こしてしまい、最悪のケースでは子宮摘出という事も考えられます。

子宮に子宮内容物が残ってしまう可能性がある

また、子宮内部に内容物を取り残してしまう可能性が有ります。残留物があると、出血や腹痛を起こす事となり、再度残留物を取り除く手術をしなければなりません。

精神的な後遺症が残ってしまうことがある

中絶手術というのは、女性にとっては心に大きなダメージを受けます。罪悪感や喪失感から、精神的な後遺症が残ってしまう場合が多々有るのです。辛い気持ちを1人で抱え込み過ぎず、周りの相談出来る人に打ち明けて話を聞いてもらいましょう。

妊娠中絶薬は日本では認められていない

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日本で中絶する方法は、医療機関による手術以外は禁じられています。ヨーロッパやアメリカ、東南アジアのごく一部でのみ、薬の内服による中絶が認められていますが、日本では禁止されていますので、自己判断で手に入れて使用するのは絶対にやめましょう。

妊娠初期の中絶に関する体験談

私は結婚していた夫との間に子供ができ、経済的な理由で中絶を選びました。
今思えば産んでいたらどんな生活になっていたのかなと思う時もあります。
私の意志が強ければ産む事が出来た事だと後悔しています。
でも産んでいたら生活が上手くいかなくなって夫婦生活に溝が出来る様な気がしました。
私としては産みたくても産めない人もいるのにこんな事をして絶対に罰が下ると思いました。

引用元:chuuzetsu.com

私は大学生の時に妊娠し、中絶を経験しました。
妊娠初期の中絶だったため体への負担は少なく、また後遺症も特にありませんでしたが、今でも精神的には辛いです。
中絶はやはり精神的にダメージを与えます。
妊娠した女性はもちろん、妊娠させた男性にだってダメージを与えます。
それはそのあとの人生の教訓や経験になることもありますが、する必要のない経験だとも思います。

引用元:chuuzetsu.com

妊娠初期の中絶は早めの決断と行動を

中絶は女性にとって心身ともに非常に辛い事です。しかし、迷って時間が経てば経つほど胎児も大きくなり、辛さが倍増します。妊娠初期の手術が可能な時期においても、より早い方がダメージが少ないのです。妊娠は男女二人の問題です。相手と良く話し合い、納得した上で速やかに決断し行動しましょう。

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妊娠初期の中絶とは?痛みはある?手術の方法・リスク・費用を解説
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8歳と3歳の男の子のママです。 おっとり長男とわんぱく次…

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