見守る育児の大切さ。子どもを信じて自尊心を育てよう

子どもが何かしようとすると「ちょっと待って!」どこかへ行こうとすると「そっちは危ない!」何かとママは気になって手を出してしまうことって多くありませんか? しかし、大人は子どもを信じて「見守る」ということも自尊心を育てるために必要になってきます。ここでは、子どもを見守る大切さを紹介します!

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目次

  1. 子どもたちの行動はハラハラの連続
  2. 子どもたちを「見守る」ってどういう事?
  3. 見守っているとこういう子に育つ!?
  4. 親が邪魔しないほうがいい場面とは?
  5. 子どもは自分で育っていくもの
  6. いつの間にかできてる子どもの成長
  7. 子どもを見守るに関連する記事

子どもたちの行動はハラハラの連続

皆さま、育児をしていて子どもたちがやることを黙って見ていることって簡単ですか?
筆者はとてもとても何事も黙ってみていることは難しい事柄のひとつです。特に、未就園児のやることって何もかもが危なっかしくて「できない」と決めつけていることが多くて、思わず手を出してしまいたくなります。

そして、遊びに関してもそう。
「なんでこんなことをするのだろう……」と思うことが多くて、思わず「私がやった方が早い」と思ってしまいます。

しかし、子どもにとって危険なことでは無い限り、親は見守っている方が子どものためになるということをよく聞きますよね。
でも、なぜ見守ることが必要なのでしょうか? ここでは、子どもたちを見守る大切さを紹介したいと思います。

子どもたちを「見守る」ってどういう事?

見守るということはただ単に口を出さないでいいだけなのかと思いますが、ここではもう少し深堀していきたいと思います。
ここで、見守るというのは「やってあげる」より「やり方を教えてあげる」ことが必要になってくるのではないでしょうか。
やってもらうのを待つよりも、何事も自分からチャレンジすること、これは大人になってから勉強や仕事をするうえでも大切なことになってきます。
確かに、親がやった方が、比べる間もなく綺麗に早くできます。しかし、それでは子どもの成長に繋がらないというのは、誰もが知る周知の事実ですよね。

見守るということは「口出しをしない」ではなく「子どもが自分でできる方法を考える力を育む」ということなのです。

見守っているとこういう子に育つ!?

それでは、見守ることで自分でチャレンジできる力を付けた子どもたちは、どのように育つ傾向にあるのか見ていきたいと思います。

自尊心を育む

自尊心という言葉をよく聞きますが、自尊心とは「自分の存在を正しく認識して、自分を肯定する思考」というふうに言われています。
どれだけ小さくても、子どもは子どもなりに意思を持っていて、意見もあります。
もしかしたら、親が今止めに入ったことでも、子どもにとってみれば考えあってとった行動なのかもしれませんよね。このように、度々子どもたちの行動を抑制してしまうと「自分は間違ってるんじゃないか」という思いを植え付けてしまいかねません。
どうしても危険なこと以外は、子どもたちの意思を尊重してあげてもいいかもしれませんね。

自己肯定感を育む

自己肯定感とは、自分の人格を大切にすることを言います。
自尊心と自己肯定感というのは、似ているようで少し違います。自己肯定感とは自分の考え、価値観、感性などを大切に出来るということ。そこから自信がついて自尊心が生まれるということ。
この自己肯定感が低くなってしまうと、どうしても他人と比べたり、他人と比べ差が出てくると嫉妬して、劣等感を抱いたりしてしまいがちです。
どうしても、自分でやろうとしたことを奪われたりやりたかったことを先にやられたりすると、自分の感性を伸ばすことができません。
なので、親は子どものやることを見守ることも大切なのですね。

感性が伸びる

どうしても親が口出ししてしまいがちなことを黙って見守るようにすると、子どもたちの感性が伸びていく傾向にあるようです。

感性とは、芸術的センスだけでなく、人間にとって大切なコミュニケーション能力や運動神経までに影響を及ぼすと言われています。
例えば、折り紙をしていてエスカレートしていて破って本来の折り紙の意味をなさなくなった……でも、これでいいのです。これは、折り紙から子どもたちが無意識のうちに考えて「破る」という行動に至っているそう。
こういう時は、「違う! 折り紙は破るものじゃないよ!」と口を出してしまいそうになりますが、折り紙が一枚破られようと害はないので、許容できる範囲で見守るようにしましょう。

親が邪魔しないほうがいい場面とは?

では、親が子どもの行動を見守ってあげたい場面とはどのような場面なのでしょうか。

自分で食べようと努力している時

「汚れるから」「ご飯を散らかすから」という理由で、親が思わず食べさせてしまうことってありますよね。
でも、子どもにとったらチャレンジのひとつ。同じ月齢でもできることできない子が居てママたちも比べてしまいがちになる事柄ですが、ここは練習もかねてスプーンの持ち方だけ教えてじっと見守ってみてください。
しかし、この場合ご飯がグチャグチャになったり服が汚れたりするのも覚悟なので、そちらの対策もぜひ練ってみてくださいね。

着替えをぜんぶ手伝う

2歳ごろになると、自分で着替えようとして意欲を見せる子どもが増えてきます。
この時に、そんな子どものサインに気付かずに親が全部手伝ってあげていると、子どもの成長を十分に伸ばしてあげることができません。
もちろん慌てている時は、手伝ってあげる必要がありますが、時間に余裕がある場合はちょっと見守ってみてはいかがでしょうか。

親がおもちゃを全部片付ける

これは1歳ごろでも「ないない」と言って喜んで片づけを覚える子どもも多くいます。
片付けを覚えてくれればママにとっても大きなチャンスですよね。なので、おもちゃで存分に遊んだあとは、一緒に片付ける習慣を付けてみましょう。
案外、片付けも遊びの一部と認識してくれる子どもも多いようなので嬉しい限りですね。

階段の上り下りをさせない

確かに、子どもがひとりで階段の上り下りをしていると、危なくて止めたくなってきます。
しかし、これも子どもにとったら学びのひとつ。親が止めてあげたくなるところをグッと我慢して、手を添えて様子を見る程度にしてみてはいかがでしょうか。そうすることによって、子どもたちはより安全に階段を上り下りする技術を覚えるのです。
ただ、子どもにとって階段の上り下りはとても楽しい遊びのひとつでもあるので、ママも時間のある時はただただ忍耐です!

子どもは自分で育っていくもの

子どもって親がいないと何もできないように思いませんか?
もちろん、子どもなりに頑張っているのは認めるのですが、親が手を出した方が早く終わるので、どうしても先にやってしまいがちになります。
でも、本来は子どもはひとりの意思で考えて行動していることが多い様子。
その中で親の役目といえば、

・危なくないか見守ること
・子どもに見守っているという安心感を与えること
・どうしてもできない時には手を差し伸べること

が必要になってくるのではないでしょうか。
子どものやることに口や手を出さずにいるのは決して簡単なことではありませんが、ここは子どもの意見と意思を尊重してできるときは見守ってみてくださいね。

いつの間にかできてる子どもの成長

我が家には三人の子どもが居ますが、一番上の子はどうしても手をかけて過ごしがちになっていました。そうすると、なかなか一人でご飯を食べることに苦労していたのですが、三人目は忙しすぎてセルフサービス。そんな生活をしていたら、いつの間にか自分で上手に食べることができるようになっていました。
もちろん、たくさん散らかったご飯を掃除する日々でしたが、2歳になった今、自分で箸を持つ努力をしてご飯を食べるようになりましたよ。
今は出来ないと思っていても、必ずできるようになる。それと同時に、子どもの考えを遮って成長しようとしていることを妨げるのはもったいないような気がしてきますよね。
ここは、時間の余裕があるときは、子どもを信じてグッと我慢してみてくださいね。

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