子ども乗せ自転車のレインカバー人気12選!【前乗せ・後ろ乗せ別】
子どもを自転車のチャイルドシートに乗せているときに雨が降ると、子どもが濡れることが心配ですよね。雨の日にはレインカバーを活用すると便利ですよ。ここではレインカバーの選び方のポイントと、前乗せ・後ろ乗せ別におすすめの子ども乗せ自転車用のレインカバーを紹介します。
目次
子ども乗せ自転車にレインカバーは必要?
子ども乗せ自転車用のレインカバーにはたくさんの種類があります。レインカバーにはどのような利点があり、いつどのように使うのが効果的かを紹介します。
雨の日に自転車に乗るなら必須アイテム
雨の日に子ども乗せて自転車に乗る場合には、シートにレインカバーを装着するのがおすすめです。子どもにレインコートを着せるよりも濡れにくく、快適に通園やおでかけができます。
思わぬ事故につながりかねないため、道路交通法改正で傘さし運転は禁止されています。レインカバーには前乗せ用と後ろ乗せ用があるので、シートの形に合ったレインカバーを選び、安全性を考慮しながら自転車に乗りましょう。
冬には風よけになる
冬には風よけとしてレインカバーを活用する方も多いようです。自転車を運転しているママに比べると、子どもはチャイルドシートに乗っているだけのため、冬はとても寒いです。
特に、前乗せ用のシートに乗せられるくらいの小さい子どもが自分から不快感を伝えるのは難しい場合もあります。冬の気温が低い日や風の強い日など、子どもが快適に自転車に乗れるようにレインカバーを活用してみましょう。
子ども乗せ自転車用レインカバー選びのポイント
子ども乗せ自転車用レインカバーにはそれぞれ特徴があるため、自分の自転車や使い方に合ったレインカバー選びのポイントをチェックしてみましょう。
サイズや形が自転車に対応しているか確認
自分の自転車に対応したサイズや形のレインカバーを選びましょう。チャイルドシートは自転車に備え付けのものや前後とも後付けのものもあるため、自分が使っているシートにカバーが適合するのかをメーカーのホームページで確認してください。
自転車のフロント部分に後付けする前乗せタイプのシートは、専用のレインカバーが少なめです。ヘッドレストなしのシートに対応しているレインカバーの種類も多くないので注意しましょう。
夏は熱がこもるため通気口があるか確認
夏や梅雨の時期には、レインカバー内に熱や湿気がこもる可能性があります。子どもを快適に乗せるためにも、レインカバーに通気口があるか確認しましょう。
レインカバーを使っていると子どもの様子がわかりにくいことがあります。雨が上がったらシートをオープンにし、こまめに子どもの様子を確認するように心がけましょう。
乗せ降ろしがしやすいものを選ぶ
子どもの乗せ降ろしがスムーズにできるよう、ファスナーが大きく開くタイプやセパレートタイプのレインカバーが人気です。乗せ降ろししにくいと、子どもがカバーに足を引っかけて転倒したり、時間がかかって雨で濡れたりしてしまうこともあるため注意しましょう。
以前使っていたレインカバーはあまり深く考えずに購入したため、使ってみるとファスナーが十分に開かず、カバー内の空間が狭いため、子どもの乗せ降ろしが大変でした。私自身は子どもを持ち上げるのが大変、子どももうまく乗ることができなくてお互いストレスがたまり、買い直すことになりました。
【前乗せ】人気の自転車レインカバー6選
正面から雨や風を受けてしまうのを防げるような前乗せ用のレインカバーを紹介します。
厚手の生地で高級感と機能性を兼ねたレインカバー
対応:ヘッドレストあり
落ち着いておしゃれなデザインが人気のレインカバーは、ハンドルのあいだに組み込まれている前用のシート専用です。天井がヘッドレストよりも高く固定できるため、子どもの視野が広くなるでしょう。ファスナーは大きめなので、子どもの乗せ降ろしが簡単にできます。
晴れの日は上カバーを外して収納袋へ
対応:ハンドルのあいだに組み込まれているシート(ヘッドレストあり)
カラー:ピンク・ブルー・グリーン
上カバーは取り外しが可能なので、天気の良い日や暑い日はカバーを外したり、駐輪場ではホコリよけにカバーを付けたりするなど、シーンに応じて使い分けることができます。上カバーの透明シート部分が大きいため、ママは子どもの様子をチェックしやすく、安心できるでしょう。
耐久性・強度のある素材「TEFOX」を使用
対応:ヘッドレストがあり、高さ調節できる機種
カラー:全6色
透明シート部分は耐寒性が高く硬化しにくいPVCで、ファスナー全体には撥水液が浸透しているので、雨がシート内に漏れる心配がありません。ワイヤーロックが取り付けられる大型の盗難防止リング付きなので、盗難対策をしっかりとしたいママにおすすめです。
4ステップで簡単に装着が可能なレインカバー
対応:ハイバック型子ども同乗器専用(ヘッドサポート有のみ)
通気性の良さが気になる方は、レインカバーの空気を循環させる構造に注目しましょう。こちらのレインカバーの前面は雨を防いで空気が入る二重構造で、サイドとバックにも大きな空気口があり、付けっぱなしでも子どもがカバー内で快適に過ごせます。
360度の視界と広い空間確保でストレスフリー
対応:ヘッドレストなしにも対応(T字ハンドルへの後付けチャイルドシートには不可)
屋根が大きく開くレインカバーでは、晴れの日には風を気持ち良く感じながら走行することができます。子どもの視点で考えられた広くて見晴らしの良いこちらのカバーなら、子どもはママの顔も見ることができます。ヘッドレストなしのチャイルドシートにも対応しているのが嬉しいポイントです。
ハンドル後付けタイプのチャイルドシートに対応!
対応:OGK製後付けタイプ前子ども乗せ(FBCシリーズ)
圧迫感なく広々とした空間で雨や風を快適に防げるレインカバーです。樹脂製の特殊な芯材入りで型崩れしにくく、折りたたみがスムーズで専用の袋も付いているので、急な雨に備えて手軽に持ち運びできます。
OGK製以外の、ハンドルに引っかけタイプのチャイルドシートにも取り付けることができます。自分のシートが対応しているかメーカーのホームページで確認しましょう。
【後ろ乗せ】人気の自転車レインカバー6選
後ろ乗せのチャイルドシートでは、子どもによっては自分で乗り降りすることもありますよ。乗り降りの邪魔にならず取り外しがスムーズなレインカバーがおすすめです。
片面全開きのレインカバー
対応:後ろ用チャイルドシート(ヘッドレストあり)
芯材入りで型崩れしにくいにもかからわず、コンパクトに折りたためて専用バッグも付属しているので、収納場所を選びません。カバー上部にはメッシュ生地になっているため、ヘルメットが上部に着いて張り付くストレスが軽減されます。デザインはシンプルなモノトーンで、さまざまな自転車に合わせやすいでしょう。
デニム調のレインカバーでおしゃれな自転車に!
対応:ヘッドレストあり、高さ調節できる機種
カラー:ネイビー・水色
めずらしいデニム調のレインカバーはおしゃれで、自分の自転車が一目瞭然です。デザイン面と同時に機能面も充実していて、ファスナー部分の加工など細かいところにまでこだわって作られています。
両サイドオープン可能なので、子どもが自分で乗り降りをする場合におすすめです。内側からもファスナーが開閉できるため、ママの手が離せないときにも子ども自身で正面窓の調節することが可能です。
ヘッドレスト部分にレインカバーを収納可能
対応:ヘッドレストあり
カラー:グリーン・ブルー・ピンク
レインカバーをこまめに付け外ししたい方には、必要なときにサッと装着できるようにヘッドレスト部分に収納が可能なものがおすすめです。サイドファスナーは子どもの乗り降りの際に邪魔になりがちですが、めくったカバーをマジックテープで止めることができるので、ストレスなく利用できますよ。
日よけや虫よけも可能な4wayレインカバー
対応:後ろ用チャイルドシート(ヘッドレストあり)
カラー:全5色
雨の日はもちろん、日差しが強い日には前部分を収納して日よけとしても利用できる便利なレインカバーです。虫が多い時期や場所では付属の虫よけメッシュを利用しましょう。メッシュ部分に虫よけスプレーをかけるのもおすすめです。
ヘッドレスなしのリアシートにも幅広く対応!
対応:チャイルドシート後用(シートによっては別売りオプションが必要な場合あり)
カラー:全6色
多くのメーカーの後ろ用チャイルドシートに利用できるレインカバーです。前からも後ろからも開く両開きファスナーで、サイドパネルをドアのように開くことができるため、乗り降りが簡単です。天気の良い日はフロントのカバーを大きく開けて後ろ部分に固定でき、風を楽しみながら走行できますよ。
ポップアップするレインカバー
カラー:オリーブ・ブルーグレー・ブラック
ポップアップ式で素早く開いてバックルで固定する、急な雨にもすぐに対応できるレインカバーです。特許を取得しているこだわりの機能が充実しており、ママたちからの支持を得ています。シックでおしゃれなデザインのカバー内にはしっかりと空間があり、大きな窓で視界も良いため、子どもにとって快適なスペースになります。
レインカバーは付けっぱなし?毎回取り外す?
チャイルドシートにレインカバーを取り付けたあとは、付けっぱなしにするか毎回取り外すのか気になりますよね。駐輪場のタイプやシートが前後どちらにあるかなど、パターンに応じてみてみましょう。
付けっぱなしできるカバーが多い
チャイルドシートにレインカバーをあらかじめ付けておくと、急な雨のときに便利です。駐輪場に屋根がない場合や雨が降り込む場合には、付けっぱなしにしておかないとシートが濡れてしまいます。基本的には、付けっぱなしにできるレインカバーがほとんどです。
ただし、チャイルドシートにレインカバーを取り付けると、レインカバーのタイプによっては大人が子どもを抱きあげて乗せなければなりません。子どもが大きくなるにつれ、毎回子どもを抱き上げて自転車に乗せるのはつらくなる可能性があります。
前乗せのシートは一般的に4歳未満の子どもが対象となっており、基本的に抱っこして乗せるため、付けっぱなしにする人が多いようです。子どもが自分で乗ることもあるため、後ろ乗せのシートにレインカバーを付ける場合は毎回取り外す人も多いですよ。
カビ予防のため付けっぱなしでも定期的にお手入れを
付けっぱなしにしても良いレインカバーが多いですが、濡れたまま放置しておくと湿気でカビが生える恐れがあります。濡れた場合は乾いた布で水滴を拭きとるなどのお手入れをして、定期的にファスナーを開けて換気しましょう。
駐輪場に屋根がないために直射日光に当たりすぎると、レインカバーが劣化する可能性があります。劣化すると破れる恐れもあるため、天気の良い日が続きそうなときにはレインカバーを外しておいても良いでしょう。
適合機種を確認して安心安全に走行を
レインカバーにはさまざまな種類があり、魅力的な機能・デザインで選びたくなるかもしれません。しかし、まずは必ず自分のチャイルドシートと適合しているものなのか確認をしましょう。
適合していない場合、うまく取り付けられずに雨が入り込んでしまったり、カバーが車輪に巻き込まれて思わぬ事故につながったりする可能性があります。雨の日や風が強い日だからこそ安全性を重視し、親子で安心して走行できるようなレインカバーを選びましょう。