ショッピングカートでの事故が多発!事故を防ぐには?

買い物するときに便利なアイテムといえば、子どもを乗せることのできるショッピングカート。子どもはご機嫌で乗ってくれるし、ママも買い物をしやすいというメリットばかりのように思うショッピングカートですが、実はショッピングカートでの事故が増えているとのことです。ここでは、ショッピングカートでの事故について解説します。

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目次

  1. 国民生活センターが注意を呼びかけ
  2. ショッピングカートでの事故内容は「転落」が一番多い
  3. 高さが73cmを超えるとリスクが高くなる
  4. 悲しい事故を起こさないためには

国民生活センターが注意を呼びかけ

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医療機関ネットワークには、店舗で子どもがショッピングカートから落ちてしまった、ショッピングカートに乗ったまま転倒してしまったなどの事例が多く寄せられ、頭部や顔面にけがを負ったり、なかには骨折や頭蓋(がい)内損傷などの重症事例も寄せられています。そこで、医療機関ネットワークで収集した店舗内でのショッピングカートによる子どもの事故情報について分析し、事故防止のために消費者に注意喚起・情報提供します。

引用元:www.kokusen.go.jp

2016年12月7日付で国民生活センターが発表した「医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故」によると、2011年度以降に寄せられたショッピングモールやスーパーでの事故は295件あったといい、そのうち、ショッピングカートでの事故は118件もあったとのことです。

頭部や顔面への怪我だけでなく、中には骨折や頭蓋内損傷などにつながった例もあり、国民生活センターでは、ショッピングカートの使用について注意を促しています。私たちママも注意しておきたいですね。そのためには、どのような事故が起きているのか知っておく必要があります。

ショッピングカートでの事故内容は「転落」が一番多い

N 20161207 1引用元:www.kokusen.go.jp

2011年度以降2016年10月31日までに寄せられたショッピングカートでの事故108件のうち、事故別内訳は上の通りです。108件のうち、6割以上に当たる69件が「転落」事故となっています。子どもを持つママなら、子どもが立ち上がったり、乗り出したりして事故にあう様子は想像ができるのではないでしょうか。

次いで、「カートごと転倒した」などの「転倒」事故が多く、ショッピングカートでの事故のうち16.7%が「転倒」事故となっています。「転落」「転倒」ともに気を付けておきたいですね。特に高いカートや、高いかご部分に乗ると、危険度が高くなるようです。

高さが73cmを超えるとリスクが高くなる

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3歳児が高い所から転落や転倒した場合、頭部損傷などの大きなケガをするリスクが高くなるのは、73cmを超える場合です。高いコンクリート床に対して73cm以上の高さから転落すると、頭がい骨骨折や深い切り傷などのリスクが非常に高くなるとのこと。

ショッピングカートでは、高いものでは座る部分の高さは最大80cmあり、かごの部分では89cmというものもあります。子どもがそこから転落や転倒すると、大きなケガをするリスクが高いことが分かりますね。転落しないようにきちんと座ることや、かご部分には乗せないことを、親子ともに肝に銘じておきましょう。

悲しい事故を起こさないためには

子どもに大きなけがをさせてしまってからでは、後悔してもしきれないですよね。日常に潜む危険を知っておくことで事故は回避することが可能です。

ショッピングカートには、必ず「座らせて乗らせる」ということを徹底し、子どもにも言い聞かせましょう。また、ベルトは必ず装着するようにしましょう。他にも、子どもが立ち上がったり動きやすい「ショッピングカートのかご部分」には乗せないようにすることも大事ですよ。どうしても、立ち上がったり、カート遊びがやめられないようなら、カートは使わないようにしましょう。親の「少しだししょうがない」という姿勢は子どもに伝わってしまいます。

ショッピングカートはとても便利なものですが、頭部損傷などのリスクにつながりやすい事故が起きるものであることはぜひ覚えておいて、親子でその危険さについても考えてみてください。