更新日:2017年01月05日

子どもたちの視力低下!むし歯減少。「学校保健統計調査」から見えてくること

文部科学省が平成28年度の「学校保健統計調査」を発表しました。その結果から、現代の子どもたちの身体の傾向が見えてきました。ポイントは「視力」と「むし歯」といえそうです。その結果とともに、見解も一緒にお伝えします。

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目次

    平成28年度「学校保健統計調査」結果を発表

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    「学校保健統計調査」は、1979年より文部科学省が毎年調査しているものです。「学校における幼児、児童及び生徒の発育及び健康の状態を明らかにすること」を目的としていますが、もう一つ、長きにわたる調査なので、祖父母世代や親世代と現代の子どもたちの身体の発達や病気に関して比較することも可能です。今回はいくつか、現代の子どもたちのよさと問題点が見えてきたようです。

    むし歯は少なくなっている!

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    実は虫歯の数はずっと減少傾向にあります。特に、今回の調査では、中学校と高校のむし歯の数が過去最低を記録しました。これは、歯のケアについての知識が親世代に増え、子どもの歯のケアをむし歯になる前からしている親子が増えているからではないでしょうか。

    筆者のまわりでも、「フッ素塗布」「予防に歯医者に行く」というご家庭が多数あります。医療費負担が少ないうちに、歯のケアをしっかりしていきたいと考えているご家庭も多いことを感じます。

    視力は低くなっている!

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    むし歯に関してはとてもいい結果だったのですが、たいして「視力」は低下傾向にあります。小学校、中学校、高校すべてで、「裸眼視力1.0未満のもの」が過去最高をマーク。その背景には、スマホやパソコンの普及があるのかもしれません。

    肥満児は減少傾向

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    そして、ばらつきはあるものの、「肥満児」は減少傾向にあるようです。しかし、男女比較すると、男子の方が肥満出現率が高いことが分かります。肥満出現率は8歳男子で7.65%、14歳で8.04%、11歳で10.08%、17歳で10.64%となっており、1割もの男子が肥満傾向であることが分かります。

    ※ここでいう肥満傾向児とは、
    肥満度=(実測体重(kg)-身長別標準体重(kg))/身長別標準体重(kg)×100(%)
    の数字が20%以上のもの

    このニュースのまとめ

    いかがでしたか?学校保健統計調査は、その時代の子どもたちの健康状態が全体的につかめるので、とても参考になる調査ですね。自分の子ども時代と同じようにと考えていても、やはり、環境が違うことで、子どもたちにも違う影響が出てきます。

    むし歯の減少などの良い傾向は歓迎なのですが、視力低下などに関してはその後ずっとつきまとうことなので、打開策をみつけてあげたいですよね。これを機に、子どもたちと「目」の使い方についても話し合ってみるといいかもしれません。

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    ライタープロフィール

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    izumi

    現在、2児の母で主に教育関係ライター。教育関係だけではなく、面白いことも大好きで、面白いも...