自転車の防犯登録!登録・住所変更・譲渡・更新などの手続き方法

ちょっとした買い物から園への送り迎えなど、自転車は暮らしに便利な乗り物です。そんな自転車を盗難から守るために有効なのが防犯登録です。ここでは、自転車の防犯登録の詳しい方法と、引越したときの手続きなどについてわかりやすく紹介します。

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目次

  1. 自転車の防犯登録とは?義務なの?
  2. 自転車の防犯登録の方法
  3. 自転車の防犯登録の解除・抹消方法
  4. 引越しをしたときの手続き
  5. 自転車の防犯登録に関するQ&A
  6. 防犯登録をして安心して自転車を利用しよう
  7. あわせて読みたい

自転車の防犯登録とは?義務なの?

自転車の防犯登録は、各都道府県の公安委員会から指定を受けた「自転車防犯協会」や「自転車商協同組合」などが管理しています。まずは、自転車の防犯登録とはどんな制度なのかについて解説します。

義務化されているが罰則はない

自転車の防犯登録は法律によって義務化されています。(「自転車の安全利用の促進及び自転車等駐車対策の総合的推進に関する法律第12条」)

しかし、義務づけられているとはいえ罰則規定がないため、違反しても処罰はされません。

自転車の盗難を防ぐ目的がある

「処罰されないなら面倒だから防犯登録はしない」と考えるのは早計です。防犯登録をしておけば、自分が自転車の所有者であることを証明でき、盗難にあったときにも手元に戻ってくる確率が高まります。

防犯登録済みの証であるシールが自転車に貼られていることで、盗難の抑止力も高まるでしょう。

防犯登録をしないと盗難車と疑われるかも

防犯登録をしていない自転車に乗っていると、自分のものでも盗難車と疑われて警察官から職務質問をされることがあります。

あらぬ疑いをかけられないためにも、防犯登録はしておきたいですね。

自転車の防犯登録の方法

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必要なもの

自転車の防犯登録には次のものが必要です。

・自転車本体
・登録カード(購入時にもらって記入する)
・身分証(運転免許証や保険証など)
・登録手数料
・自転車の所有を証明する書類(販売証明書など)

自転車を購入したときに登録を済ませてしまうのが、もっとも簡単な方法です。購入時にもらえる登録カードに名前や住所などを記入して手数料を払い、自転車に防犯登録シールを貼ってもらって手続きは終了です。

「自転車の所有を証明する書類」は、ネットや通販で購入した場合や、自転車を譲り受けた場合の登録に必要なものです。これについては、後ほど詳しく説明します。

登録手数料

自転車の防犯登録にかかる手数料は、各都道府県によって異なりますが、およそ200~600円程度です。
主な都道府県の手数料を一覧にしたので参考にしてみてください。

東京都500円
神奈川県550円
千葉県600円
埼玉県600円
北海道600円
宮城県600円
静岡県600円
大阪府600円
京都府510円
広島県600円
高知県600円
福岡県600円
沖縄県600円

登録場所

自転車の防犯登録は、自転車を販売している店舗のほとんどで行えます。「自転車防犯登録所」の看板が目印です。

購入店以外でも登録できることが多いですが、地域や店舗によっては対応していない場合もあるため、事前に確認しましょう。

購入店以外での登録の場合は、登録時に必要なものが購入店で登録する場合と少し異なります。ネットや通販で購入したときと同じ手続きになるため、次で詳しく見ていきましょう。

ネットや通販で購入した場合

ネットや通販で自転車を購入した場合には、近くの「自転車防犯登録所」(自転車店やホームセンターなど)で防犯登録を行います。

ただし、その自転車が盗難車ではないことを証明するために、自転車の所有を証明する次のいずれかの書類が必要です。

・販売証明書
・自転車の保証書(販売店名、車体番号、捺印などがあるもの)
・領収書や注文確認書など購入したことがわかるもの

自転車を譲り受ける場合

自転車を譲り受けた場合には、新たに防犯登録をし直す必要があります。前の所有者の名前と住所で登録されたままでは、盗難被害にあったときに自分の元に戻ってきませんし、万が一盗難車を疑われたときに所有を証明することが難しくなります。

登録には身分証や手数料に加えて、次のいずれかの書類を用意しましょう。

・前の所有者の「自転車防犯登録カード(お客様控え)」
・譲渡証明書(自転車防犯登録カードがない場合)
・自転車防犯登録変更(訂正)届(お客様控)

「譲渡証明書」の書式は各都道府県の自転車商協同組合などのホームページからダウンロードできます。

「自転車防犯登録変更(訂正)届(お客様控)」は、前の所有者があらかじめ防犯登録の抹消をした場合に渡されるものです。

注意したいのは、他の都道府県で防犯登録された自転車を譲り受ける場合です。都道府県が異なると抹消手続きができないため、譲り受ける前に所有者に抹消手続きをしてもらいましょう。

自転車の防犯登録の解除・抹消方法

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必要なもの

自転車を廃棄するときや県外へ引越しするとき、人に譲るときには、防犯登録の抹消手続きをします。必要なものは次のとおりです。

・自転車本体
・防犯登録カード(お客様控え)
・身分証(免許証や保険証など)

長いあいだ乗っておらず、防犯登録の有効期間が過ぎている場合にも、できるだけ抹消手続きをしてから廃棄することが推奨されています。

手続き場所

防犯登録の抹消手続きは「自転車防犯登録所」(自転車店やホームセンターなど)で行えます。都道府県によっては警察署や交番でも手続き可能な場合もあるため、問い合わせてみましょう。

引越しをしたときの手続き

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同じ都道府県内での引越しの場合【住所変更】

同じ都道府県内で引越しをして住所が変わったときには、住所変更の手続きをすれば同じ番号のままで防犯登録を継続できます。近くの「自転車防犯登録所」の看板がある店舗などで手続きを行いましょう。

必要なものは次のとおりです。

・自転車本体
・防犯登録カード(お客様控え)
・身分証(免許証や保険証など)

都道府県をまたぐ引越しの場合【抹消手続き】

都道府県をまたいで引越す場合には、まず防犯登録をしている県内で抹消手続きをします。防犯登録が都道府県単位で管理されているので、他県に引き継げないためです。

抹消手続きに必要なものは次のとおりです。

・自転車本体
・防犯登録カード(お客様控え)
・身分証(免許証や保険証など)

手続き後に「自転車防犯登録変更(訂正)届(お客様控)」が渡されます。これを持って引越し先の都道府県で新たに防犯登録を行いましょう。

自転車の防犯登録に関するQ&A

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防犯登録の有効期限は?期限が切れたときには?

自転車の防犯登録には期限があります。都道府県によって異なりますが、およそ5年から10年ほどです。

期限が過ぎると登録データが抹消されるため、引き続き同じ自転車に乗る場合には新たに防犯登録をし直しましょう。

結婚をして姓が変わったときに必要な手続きは?

結婚で姓が変わったときには、自転車防犯登録所で変更手続きをします。都道府県によっては警察署や交番で行える場合もあります。

手続きに必要なものは次のとおりです。

・自転車本体
・防犯登録カード(お客様控え)
・身分証(免許証や保険証など)

防犯登録カード(お客様控)をなくした場合には?

「防犯登録カード(お客様控え)」はあらゆる手続きに必要なため、大切に管理したいものです。自転車商協同組合などのホームページでは、登録カードの紛失に備えて携帯電話のカメラで撮影しておくことを推奨しています。

もし紛失してしまった場合には、次の方法で各手続きを行える場合があります。

・防犯登録をした販売店などで登録内容の確認をする
・自転車の所有を証明できるもの(領収書や保証書など)で代用する

人に譲る場合には、「譲渡証明書」の書式を自転車商協同組合などのホームページからダウンロードして代用できます。

自転車を盗まれた場合の対応は?

自転車が盗まれてしまったら、次のものを持って近くの交番や警察署へ盗難届を出しましょう。

・防犯登録カード(お客様控え)
・身分証
・印鑑

届出の際には、氏名や住所のほかに自転車の特徴や盗まれた場所を正しく伝えます。

防犯登録カードには「防犯登録番号」や「車体番号」が記載されているため、発見されたときの自転車の特定に役立ちます。スームーズに返還されるために欠かせない情報ですね。

もし、盗難届を出した後に盗まれた自転車を発見したら、交番や警察署で「手配解除」の手続きをしましょう。解除しないまま自転車に乗っていると、盗難自転車と疑われ職務質問をされてしまう可能性があります。気を付けたいですね。

防犯登録をして安心して自転車を利用しよう

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自転車の防犯登録は少し面倒に感じるかもしれませんが、ちょっとの手間と数百円の手数料で、5年から10年の長いあいだ、安心して自転車に乗ることができます。盗難被害はある日突然自分の身に降りかかるかもしれないので、後悔しないためにも防犯登録をしておきましょう。

18インチ以下の子どもの自転車は義務の対象外ですが、申し出があれば防犯登録ができます。家族みんなが安心して自転車を利用するために、ぜひ制度を活用してくださいね。

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