乳がん検診について解説!検診の流れ・費用は?授乳中も受診できる?

乳がんは乳房にできる悪性の腫瘍です。日本では年々乳がん患者が増加し、とくに40代~50代の女性に多く見られます。乳がんは検診やセルフチェックで発見されることが多いのも特徴です。乳がん検診にはどのような種類があって、費用はどのくらいなのかを解説します。早期発見のために、まずは乳がん検診を知ることから始めましょう。

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目次

  1. 乳がんとは
  2. 乳がん検診を受けるには?
  3. 検診の流れ
  4. 乳がん検診を受けるタイミングと服装は?
  5. 乳がん検診は授乳中でも受けられる?
  6. 乳がん検診の費用は?
  7. 乳がん検診の結果はいつわかる?再検査の場合は?
  8. 定期検診で乳がんを早期発見しよう
  9. ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる
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乳がんとは

乳がんは、乳房の乳腺という部位にできる悪性腫瘍です。日本では年々、乳がんの患者数が増加傾向にあります。乳がんの患者の多くは女性ですが、男性もかかることがあります。

原因

乳がんの原因は完全には解明されていませんが、乳がんを発症しやすい「リスク因子」はいくつか特定されています。たとえば、家族に乳がんの既往歴がある場合、乳がんになるリスクは高くなるといわれています。乳がんの5~10%は、何らかの遺伝が関係していると考えられているようです。

また、乳がんの発生にはエストロゲンという女性ホルモンが大きく関係しています。体内のエストロゲン濃度が高いと、乳がんの発症のリスクが上がります。閉経後にエストロゲンを補充した治療をすると、乳がんリスクが上がるといわれています。

エストロゲンにさらされる期間が長い人ほど注意が必要です。たとえば、初潮が早かった人、閉経が遅かった人、出産経験がない人は、エストロゲンにさらされる時期が長く、それだけ乳がんにかかりやすくなります。

症状

自覚症状として一般的なのは、乳房のしこりです。胸の一部や脇の下に、小さくて硬いしこりが見つかったときは注意が必要です。しこりがなくても、乳房周辺にえくぼのようなひきつれが出てきたり、赤い湿疹やただれができたりすることもあります。こういった乳がんを「炎症性乳がん」とよびます。

また、乳頭から血の混じった分泌液が出ることもあります。がんの転移が進むと、腕がしびれたりむくんだりすることもあります。ただし、しこりやひきつれ、ただれの全てが乳がんによるものであるとは限りません。がんの種類や性質によって、しこりの大きさや広がり、症状は異なるので、専門機関でのチェックが必要です。


乳がんにかかりやすい年代(好発年齢)

乳がんは、30代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えるといわれています。日本の女性の30歳から64歳までは、乳がんが死亡原因のトップとなっています。

しかしながら、20代で乳がんを発症する人も全体の1%ほどいるといわれているので、若いときから検診やセルフチェックが必要です。

乳がん検診を受けるには?

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乳がんは、セルフチェックや検診で発見されることが多いがんです。初期で発見できれば生存率も非常に高く、5年生存率はステージIなら100%、ステージIIでも95%以上です。ぜひ、乳がん検診を利用してみましょう。

自治体や健康保険組合のがん検診

まずは、住んでいる自治体の乳がん検診情報をチェックしてみましょう。自治体によって、30歳~40歳以上の人なら、数千円の負担で乳がん検診が受けられることがあります。内容は、問診、視診、触診、マンモグラフィーなどです。

また、入っている健康保険組合によっては、乳がん検診費用を負担してもらえます。人間ドックに乳がん検診をオプションで組み合わせることもできます。40歳を超えると、2年に一度は乳がん検診を受けるように国の指針で勧められています。

日々のセルフチェックも大切

検診だけではなく、日々のセルフチェックもおすすめです。鏡で上半身を見ながら、しこりやくぼみ、皮膚の変化などを確かめます。寝転びながら乳房の内側、外側を指の腹で確かめ、乳首からの分泌液がないかもチェックします。チェック方法をまとめた動画もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。時期としては、乳腺の張りの少ない生理後がおすすめです。

検診の流れ

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触診

検診は、既往歴などの問診から始まり、しこりやひきつれの有無を観察する視診、触って確かめる触診となります。乳房の形状や、左右で差がないかを調べ、しこりの硬さや動きなどを診ます。

しかし国の方針では、視触診はがん発見に有効ではないとしており、マンモグラフィーのみを推奨しています。そのため、病院によっては、視触診はせずマンモグラフィーのみとするか、マンモグラフィーと併用しているようです。

マンモグラフィー

マンモグラフィーは、プレートで乳房を挟み、うすく引き伸ばして撮影する乳腺専用のX線検査です。乳房を圧迫されるため、痛みは多少ありますが、視触診で発見できないような、小さな病変も見つけることができます。

がんの進行によって細胞が死滅すると、乳管内にカルシウムの成分がたまり、X線写真では白くうつります。これを石灰化とよびます。マンモグラフィーで砂をまいたような白い石灰化が見つかった場合、乳がんの疑いがあるとされます。ただし、石灰化があると必ずがんを発症しているわけではありません。

マンモグラフィーは乳腺の濃度によっては全体的に白くなってしまったり、良性の腫瘍である乳腺嚢胞と区別がつきにくかったりすることもあるようです。

超音波

乳房に超音波(エコー)をあて、現れる画像によってしこりの有無や性質、周囲のリンパ節への転移していないかを調べます。マンモグラフィーと比べると、放射線による被曝の心配がないので、妊娠中でも検査可能です。痛みもなく、身体への負担も少ないといわれます。

乳腺の濃度には影響されないため、30代以下の若い人にも適しているとされますが、超音波検査の科学的な有効性はまだ確かめられていません。しかし、マンモグラフィーと比べると嚢胞との区別がつきやすいため、多くの病院で取り入れられています。

乳がん検診を受けるタイミングと服装は?

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視診や超音波はいつでも可能ですが、マンモグラフィー検査は撮影に適した時期があります。排卵後から生理が始まるころは、ホルモンの分泌によって乳房が硬くなっています。この期間に乳房を圧迫すると、痛みを感じやすいため、なるべくさけたほうが良いでしょう。ベストなタイミングは、生理が始まって2日後から一週間くらいの乳房が柔らかいころです。

マンモグラフィーはX線撮影のため、上半身は専用の検査着に着替える必要があります。そのため、上下が分かれていないワンピースなどはさけたほうが無難です。また、髪の毛が撮影中に邪魔ならないよう、肩より長い場合はゴムでしばっていきましょう。

乳がん検診は授乳中でも受けられる?

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授乳中でも、乳がん検診を受けることは可能です。授乳中は乳腺炎になりやすく、乳腺炎のしこりと乳がんが判別できずに検診を受けるケースが多いようです。

しかし、授乳中は乳房が張っているため、マンモグラフィー検査で乳房を挟んだ場合、痛みを強く感じる可能性があります。また、X線を照射するため、検査直後の授乳はさけることが望ましいといわれています。

病院や自治体の方針によっては、授乳中や、授乳をやめて半年以内の人は受診できないこともあります。安全性の問題や、正確に検査を実施できない可能性があるからです。授乳中の人は、まずは検査実地期間に問い合わせてみましょう。

乳がん検診の費用は?

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乳がん検診の費用は、自治体や健康保険組合の費用負担がある場合は安価になります。40歳以上の場合は、ほとんどの自治体で2年に一度の乳がん検診が推奨され、費用は無料~3,000円程度で済むようです。

全額自己負担になると、1万円前後かかってきます。マンモグラフィー検査のみ受けるか、超音波検査とマンモグラフィー検査を両方受けるかでも変わってきます。検査実地期間に事前に確かめておきましょう。また、乳がん検診の費用は、何か疾患が発見されないかぎりは医療費控除の対象にはなりません。

乳がん検診の結果はいつわかる?再検査の場合は?

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医療機関で乳がん検診を受けた場合、ほとんどは当日のうちに結果がわかります。検診は、結果の説明なども含めて、1時間~2時間以内に済むようです。検診の結果、しこりや石灰化などが見つかり、精密検査が必要になることもあります。その場合、細胞や組織を採取して、顕微鏡で調べる検査が行われます。

乳頭からの分泌液を調べる「分泌液細胞診」や、細い針を刺して細胞を吸引する「穿刺吸引細胞診」があります。さらに詳細を調べるには、局所麻酔をして病変の一部を採取する「組織診」もあります。病院の規模にもよりますが、細胞診や組織診では結果を知るために数日から数週間かかるようです。



定期検診で乳がんを早期発見しよう

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日本では増加傾向にある乳がんですが、早期発見をすれば治すことができる病気です。セルフチェックを続けながら、定期的に乳がん検診を受診し、早期発見を心がけましょう。

乳がん検診には、視触診やマンモグラフィー、超音波検査があります。妊娠中や授乳中でも可能な場合もあるので、まずは気軽に検査機関に問い合わせしてみましょう。

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